2011年3月8日火曜日

国民の理解を深めるための活動

国立大学法人の現状等について、学生の皆様にご理解いただくための”広報チラシ”をご紹介します。

このチラシは、各国立大学法人が、次のような内容が記載されたオリジナルペーパーを作成して広報する際に、活用できるように国立大学協会が作成したものです。
  • 学長談話
  • 学生支援に係る取り組み(学費減免制度、奨学金制度ほか)
  • 大学憲章
  • 本学の特色、強み等
  • 本学の財政状況
  • そのほか「日本の発展のために高等教育の基盤を支える国立大学へのより一層の支援が必要である」ことなど学生に伝えたい以下のような内容

    • 日本の高等教育への公財政支出は、OECD(経済協力開発機構)加盟国中最下位です。(OECD各国平均の半分以下/対GDP比)
    • 高等教育の漸進的無償化を定めた国際人権A規約第13条を留保しているのは、締結国160か国中、日本とマダガスカルのみです。
    • 資源のない日本にとって、将来の人材を育てる高等教育は、国力の源泉です。
    • 日本の国際競争力強化のためには、知の創造拠点である大学の研究力の強化が必要です。
    • 国立大学は、1)高度な学術研究の推進、2)理工系人材や教員養成の中核、3)地域の教育文化、活性化の拠点、4)高等教育の機会均等の確保など多様な役割を果たしています。

種明かしをしてしまいました・・・。国立大学法人の皆さん、国立大学法人の機能強化を支援することの意義と価値についての国民の皆様の理解を深めるための活動を積極的に推進していきましょう!




(注)運営費交付金額については平成23年度予算額が記載されてありますので、予算成立までは予定額です。