2013年1月26日土曜日

家族とは

「魂が震える話」ブログ」から、「無償の愛」(2013年1月22日)を抜粋してご紹介します。


おじいちゃんは老いから手足が不自由でトイレも1人では厳しい。

だから、いつもはおばあちゃんが下の世話をしてた。

おばあちゃん以外が下の世話をするの嫌がったからだ。

ある日、家に私とおじいちゃん2人になった。

おばあちゃんが倒れてしまい母と兄は病院、父は会社から直行したからだ。

おじいちゃんと留守番してると申し訳なさそうに

「喪喪ちゃん、悪いんだがトイレに…」って言った。

私は本当に馬鹿だなって思った。

一人じゃ行けないの知ってたくせに気が付いてあげられないなんて

孫、それも女には言いづらかっただろうなって。

トイレに行くとパンパースが小と大で汚れてた。

たくさん我慢させてしまった。

私はおじいちゃんの気を反らそうと学校であった笑い話を精一杯明るく話した。

お風呂場で体を洗ってパンパースつけてホッとした。

同時におばあちゃんは毎日これをしてるんだと思うと何とも言えない気持ちになった。

そして「悪かったね、ありがとう」って五千円をくれようとした。

おじいちゃんは本当に馬鹿だなって思った。

私が赤ちゃんの時、両親は共働きでした。

おしめを変えて育ててくれたのは貴方じゃないですか。

幼稚園だって塾の送り迎えだってしてくれたのは貴方じゃないですか。

あれは無償の愛でしょ?

私はおじいちゃんが大好きだよ?

だからお金なんかいらないんだよって言った。

2人してちょっと泣いた。


ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2005-08-18

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

記事紹介|今日は、記憶の継承「慰霊の日」

沖縄は今日(6月23日)、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から72年となる「慰霊の日」を迎えました。関連記事をご紹介します。 沖縄 あす慰霊の日 大田元知事を偲んで|2017年6月22日東京新聞 沖縄県の大田昌秀元知事が亡くなりました。鉄血勤皇隊として激烈な沖縄戦を体...

人気の投稿