2014年5月20日火曜日

一人はみんなのために、みんなは一人のために

ブログ「今日の言葉」からステップ」(2014年5月7日)をご紹介します。


一人はみんなのために、みんなは一人のために。

One for all, All for one.


ラグビーで使われる有名な言葉ですね。

今日はこの言葉で紹介したい素敵なお話をお届けします。

いつも学ばせて頂いている「みやざき中央新聞」の2014年2月17日号の記事からです。

是非、「みやざき中央新聞」を購読してみて下さい。見本紙もあります。

「あずさからのメッセージ」という記事で、ダウン症のあずさちゃんにまつわるお話です。

あずさちゃんのお母様がお話をされています。


あずさは中学校の特別支援学級に進みました。

毎日休まずに登校しました。

運動会が近づくと、やっぱり私は心配でした。

中学校では女子のダンスは先生が教えるのではなく、ダンスリーダーになった3年生が自分たちで選んだ曲に合わせてダンスを作り、それを1・2年生に教えるんです。

結構激しい動きなので、あずさにはちょっと大変でした。

3年生になりました。

運動会の日、私は信じられない光景を見ました。

女子のダンスで、あずさがみんなと一緒に踊ってるんです。

あまりにも上手だったから、最初あずさがどこにいるか分かりませんでした。

だってみんなと同じステップで踊っているんですから。

「ウソ、何でこんなことができるの?」と言ったら、体育の先生が教えてくれました。

ダンスリーダーの人たちが、あずさのいる特別支援学級に毎日やって来て、教えていたんです。

「こうしてステップを踏んで、さあ、やってごらん」「そうじゃなく、こうやるの。大丈夫、できるよ」と。

でも、できなかったら、「じゃあ、これはやめて別のステップにしよう」と、また教えるんです。

とにかくあずさが無理な動きは入れない。

あずさが踊れるステップだけで作ったダンスだったので、踊れて当たり前だったんです。

私は涙もろいものだから、上手に踊ってるあずさを見て涙が止まりませんでした。

ふと横を見ると、中学校の先生たち、ちょっと怖そうな男の先生とか校長先生まで、みんなで泣いていたんです。

何で泣いていたか分かりますか?

あずさが上手に踊っていたからではないんです。

あずさのことを考えて、みんなで一つになってダンスを作り上げた、その生徒たちが誇らしかったんです。

たった一人の生徒のために、そんなことができる生徒たちがいた。

先生たちはその生徒たちに、「ありがとう」という気持ちで涙を流していたんです。



いつの時代も子どもたちの純粋さは変わらない。

周りの環境が与える影響が違うだけ。

だから人は良い書物を読み、良い人に出会い、良い言葉、志に触れ、良い行動をすることが大事なのですね。

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