2014年7月26日土曜日

子は親のいうようにはしないが親のするようになる

ブログ「教授のひとりごと」から子は親の鏡」(2014年07月17日)をご紹介します。


日経新聞(7/12付け)の「スマートマナー」欄に、マナーデザイナーの岩下宣子さんが『子どもの心遣い育む』として寄稿している。


始発ではない新幹線などに乗り込む時、信じがたい場面に遭遇することがあります。座席の下にお弁当や飲み物が捨てずに置いてあるのは、たまにあることです。でも窓の縁に食べ終えたガムが無造作に並べてあったのには、びっくりしました。
立つ鳥跡を濁さず。
電車を降りるときには、元通りにしていくのが原則です。リクライニングも元通りにします。近頃は、椅子を倒すとき、振り返って「倒していいですか」と聞く若い人がいて、礼儀正しいと感心しました。電車内では、騒ぐ子どもの姿をよく見かけます。私たちは、誰でも子ども時代があったのですから「うるさい」などと怒鳴ることはないと思います。とはいっても、周りの人に気遣いをすることも大事です。
かつて私が感動したのは、車内で泣きやまないお子さんをあやしていたお母さんが、下車する時、「うるさくしてスミマセンでした」と言って降りていったことです。子どもが騒ごうが泣こうが知らんぷりする親もいる中で素晴らしいと感動しました。子どもが迷惑をかけた時に、どのような気遣いをし、どのような言葉や態度に表すかが大事です。
電車内は、見知らぬ人とのマナーを育てるよい場所です。その行為がなぜ悪いかを、まずは子どもに教えることです。そのときにヒステリックな叱り方はNGです。親にも客観的に叱るコツを学ぶ良い機会だと思います。
新幹線などの電車は座席から離れたり通路を歩くのが自由だが、飛行機の場合には座席についていないといけない時間帯もあり、小さい子どもと連れたお母さんは大変そうだ。飛行機で、小さい子どもを連れたお母さんが隣や後ろの席にいることもたまにある。そうした場合、周囲にすごく気を遣っている親もいれば、周りを気にしてないように感じることもある。子どもは見ていないようで、親の言葉遣いや態度を見ている。子は親の鏡とはよく言ったものだ。


こちらのサイトでは、「子は親の鏡」には「鑑」の字がふさわしい、という。この字には「手本にする」という意味があるそうだ。

ドロシー・ロー・ノルトさんの詩『子は親の鏡』というのがあることを知った。


けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる(「子どもが育つ魔法の言葉」より)


大学ではもはや「子ども」とはいえないだろうが、大学生に接するときもこんな態度が必要なのでは、と最近思っている。

「学生は教師の鏡」?

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