2015年7月5日日曜日

国立大学長会議における高等教育局長説明ー高大接続改革

(続き)

高大接続改革について

昨年12月の中教審答申を受けて、文部科学省として策定した「高大接続改革実行プラン」では、「各大学の個別選抜の改革」について、アドミッション・ポリ シーの充実の観点から関係法令の改正や、入学者選抜全体の多面的・総合的な評価への転換を推進するため大学入学者選抜要項の見直し等を、

「「高等学校基礎学力テスト(仮称)」及び「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の実施」について、学力の三要素をはじめ、これからの時代に求められる力を育成・評価するための両テストの在り方についての一体的な検討の実施等を、

「高等学校教育の改革」について、課題の発見と解決に向けた主体的・協働的な学びの推進とともに、「何を教えるか」ではなく「どのような力を身に付けるか」の観点に立ってそれらを育むことができるような学習指導要領の見直し等を、

「大学教育の改革」について、三つのポリシーの一体的な策定による、大学教育の質的転換・個々の授業科目を超えた、カリキュラムマネジメントの確立と、この中におけるアクティブ・ラーニングなどの飛躍的増大等を、

一体的に進めていくこととしている。

特に、4番目の大学教育の改革については、幅広い教養や高い専門性を備え、社会の変化に対応し、未来を切り拓く原動力となる人材の育成が求められている。

このような大学教育を実現するためには、
  1. 大学教育を通じて学生にどのような力を身に付けさせて卒業させるか
  2. そのためにどのような教育を実施するか
  3. 教育を実施するに当たってどのような学生を受け入れるのか
という点について、一貫した観点を持って教育を行うことが必要。

そのため、まず、各大学における入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)、学位授与の方針 (ディプロマ・ポリシー)の3つのポリシーの充実が必要。文部科学省としては、中教審での検討を経て、大学における3つのポリシーの一体的な策定について 平成27年度中に省令に位置付けたいと考えている。

その上で、各大学において、3つのポリシーに基づく全学的な改革を一体的に進め、学生の学びの質を転換していただくことが必要。

高大接続の改革は、単に大学入学者選抜の在り方にとどまらず、大学や高等学校の教育も含めて大きく変えることにつながる極めて重要なテーマであることから、 文部科学省としては、高大接続改革実行プラン、高大接続システム改革会議での議論を踏まえ、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的な改革について全力で取り組んでまいりたい。(続く)

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