2018年8月7日火曜日

記事紹介|心は見えないけれど心遣いは見える

人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しである。中村天風


心の良い人とは?と聞かれたら、どんな人を想像するでしょうか。

「言志四録」を書いた佐藤一斎は、

『春風を以て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て、自ら粛(つつし)む』

という言葉を残していますが、これも心の良い人の一例かもしれません。

また他人への思い遣りがある人というのも、一つの例として当てはまるでしょう。

宮澤章二さんの詩でも

『「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。』

自分の内面が放出されたものが、心遣いであり、思い遣りなのですね。

自分が何を人に与えているかに、心を向けてみましょう。

こころ|今日の言葉 から