2018年9月12日水曜日

記事紹介|変化は進化

高い目標を持って日々のトレーニングに全力で励む選手は、いつも変化を求めている分、成長は早いと思います。

変化の先にしか進化はありませんので、変化を創り出す内側のエネルギー、今回の特集テーマである「内発力」がないといけません。

その大前提となるのが主体性です。

やらされ感では何も行動(考動)は変わらない。

よくなるのは返事だけです(笑)。

平岡和徳(熊本県宇城市教育長)

2018年9月11日火曜日

記事紹介|高みを目指す

人間というものは、楽な環境に身を置いている間は決して成長しません。自分の能力を遥かに超えることを求められる環境に身を置いたときに、初めて人間は成長していく。鍵山秀三郎


砥石はザラザラしているから刃が磨かれる。

それと同じように、ザラザラとした厳しい環境が自分を磨いてくれる土台となる。

ただし「土台となる」としたのは、ただそこに身を置いてるだけでは成長しないから。

主体性を持って求められていることに応えようとする意欲や、そのために新しいことを学ぼうとする姿勢がなければ、時を無駄にするだけとなってしまう。

一つのことを極めようと真に気付いた時に、その道の深遠さが分かるでしょう。

逆に、「この位でいいや」とか「十分理解したつもり」となることは自分の成長を止めてしまう原因となる。

昨日まで出来たことをベースに、今日はもう一歩高みを目指して行きましょう。

2018年9月10日月曜日

記事紹介|因果応報の法則

『因果応報(いんがおうほう)の法則とは、善いことをすればよい結果が生じ、悪いことをすれば悪い結果が生まれる。

善因は善果(ぜんか)を生み、悪因は悪果(あくか)を生むという法則のことです。

善因悪因の「因」とは、自分が生きている間に思ったこと、行ったことです。

ところが、因果応報の法則は、必ずしもその通りの結果が出ているようには見えません。

周囲を見渡せば、いいことをしてきた人が病気で苦しんでいる、悪いことをしている人が幸せそうに暮らしている例は、いくらでもあります。

このような状況では、いくら因果応報の法則を説かれても、我々のような凡人にはなかなか信じられません。

世の中は、因果応報の法則の通りになっていない、とつい思ってしまいます。

因果応報の法則は、結果が出るまでには時間がかかることがあります。

原因に対して結果がすぐ出ることもあるにはありますが、多くの場合はなかなか結果が出てこないのです。

しかし、20年、30年といった長いスパンで見ると、必ず因果応報の法則通りの結果になっています。

さらに、稲盛氏は『シルバー・バーチの霊訓』から、「因果応報を疑っている人もいるだろう。だが、私がいるところから、みなが生きている現世を見ると、一分一厘(いちぶいちりん)の狂いもなく、原因の通りの結果が出ている」というシルバー・バーチの言葉を引用している。

一見すると、世の中は不公平なことだらけだ。

しかしながら、長い目でみると、それはすべて起こるべくして起きているという。

善きことをすれば、善きことが起き、悪しきことをすれば、悪しきことが起こる。

しかも、それは一分一厘の狂いもなく、原因通りの結果が出ているという。

「世の中は正直そのものである」という言葉を心に刻みたい。

2018年9月9日日曜日

記事紹介|なにもかも管理できているということは、ペースが遅すぎるということだ

危険と責任感は、名将の判断力を活発にするが、凡将の判断力をだめにする。カール・フォン・クラウゼヴィッツ


人を導く立場にある将に求められる能力の一つに「決断する」ということがあります。

目の前に危険が迫り、部隊の運命を左右する決断をしなければならない時に、その責任をどう果たすのか。

そこでプレッシャーに負けることなく、勇気ある判断ができることが名将の証であり、ここで潰れてしまう、もしくは適切ではない判断をしてしまうのが凡庸な将だということ。

全ての情報が揃っているなかで判断をするのであれば、多くの人が出来ることでしょう。

限られた情報の中でも最大限に吟味して判断していくことが実際の現場では求められます。

もちろん判断のために情報の収集は最大限に行うべきです。

一方で、『なにもかも管理できているということは、ペースが遅すぎるということだ。』というマリオ・アンドレッティの言葉も教訓になります。