「面倒だからこそ、やったほうがいいこと」は多くある。
それはたとえば・・・
◆「(人より先に)挨拶をする」「ハイ、と言う返事」「履物や脱いだものは揃える(後始末をきちんとする)」という、森信三先生の提唱する「しつけの三原則」。
◆日頃の立ち居振る舞いを「丁寧に」 (椅子を静かに引く、ドアを静かに閉める、モノを投げないで丁寧に置く、背筋をきちんと伸ばす、食事で肘をつかない)
◆メールの返事は速やかに (出席の可否や、お礼やお詫びなど、アポイントなどの日程調整、報告書や問合せへの回答は期限に遅れない)
◆落ちているゴミは拾う
◆お見舞いやお悔やみの連絡
また、歳を重ねると「面倒で、億劫(おっくう)になること」はどんどん増える。
それは、服装や身だしなみを整えたり、体を動かすこと、文章を書いたり、発信する、等々の実践が面倒になる。
また、色々な人に会ったり、出かけることが億劫になる。
そして、新しいことを学んだり、面白そうなイベントや新しい飲食店やショップに行くこと、スマホやAIなど新しいことに挑戦するのが、億劫で煩(わずら)わしくなる。
森信三先生は、面倒で世俗的な雑事、雑務の処理の切り抜け方についてこう語っている。
『「スグサマ着手」、「即刻、処理」という、「すぐにその場で片づける」こと、これ以外のコツはない。
そのためには、80点カツカツの程度でよいから、とにかく期日を遅らせないこと。
つまり「拙速(せっそく)第一」、「期限厳守」。』
後まわしにしないで、すぐに手をつけること。
そして、その場で片づけること。
「ああ、面倒くさいと思ったらしましょう!」という言葉を胸に刻みたい。
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