2018年6月23日土曜日

記事紹介|挑戦

もし、過ちを犯す自由がないのならば、自由は持つに値しない。マハトマ・ガンジー

ヒルトンホテル創業者のコンラッド・ヒルトンも『成功する人は動き続けている。間違いを犯すことはあっても決して立ち止まることはない』と失敗を恐れないようにと忠告してくれています。

避けるべきはリスクを恐れて何も行動しないこと。

失敗や間違いも授業の一つ。

次回はもっと上手くやるための練習に過ぎないのです。

失敗したり間違いを犯した自分をまずは自分自身が認め、受け入れることも大事。

小さい一歩でもいいから心がワクワクすることに挑戦してみましょう。

自由|今日の言葉 から

2018年6月15日金曜日

記事紹介|プロフェッショナルの条件

仕事のできない人は2種類に分かれる。

言われたことができない人と、言われたことしかできない人だ|サイラス・H・カーティス


言われたことができない人は、多くは経験の差が原因でしょうから、できるようになるまで努力をすれば良い。周りも待ってあげられば良い。

言われたことしかできない人は、業務を確実に遂行する力がありながらも、そこに自らの価値創造をすることを放棄してしまっている。

すなわち誰がやっても変わらない結果を出していることになり、将来、機械に取って代わられる可能性が高い。

ソムリエの田崎真也

『「ありがとう」と言われる仕事がプロフェッショナルとなりえるのだと思います』

人がやることだから、そこに心を乗せることができるはず。

ちょっとした提案や改善を盛り込むこともできるはず。

相手や周りの人に喜んでもらおうと個性を出して行くことが大事なのだと思います。

それは他の人を慮る気持ちと多様性が必要になるのでしょう。

言われたこと|今日の言葉 から

2018年6月8日金曜日

記事紹介|自分から出て行く言葉や行動だけが他人があなたを評価する材料になるのです

不満を持つ間は、人は幸せからはじき返されますのや|歌人 生方たつえの母

これに関連して作家の三浦綾子さんの言葉も紹介します。

『九つまで満ち足りていて、十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、人間はまずその不満を真っ先に口からだし、文句を言い続ける。自分を顧みてつくづくそう思う。なぜ私たちは不満を後回しにして感謝すべきことを先に言わないのだろう。』

付け加えるとすれば、「感謝」はしている、神仏にも手を合わせて祈りを捧げている、他人にも奉仕をしているという場合であっても、「不満」を言ったり、他人をむやみに卑下したり、意識せず「最悪」などといったマイナス行動をしていては、自分の良い行いも打ち消されてしまうということでしょう。

自分から出て行く言葉や行動だけが他人があなたを評価する材料になるのです。

内面でどんなに良いことを思っていても、それが言動に現れなければ伝わらない。

一度放った矢のように取り返せないものですから、自分から出て行くものに注意をしましょう。

2018年6月3日日曜日

記事紹介|社会変革の種

遠いところ、弱いところ、小さいところに種があるのです。播磨靖夫

障がい者の自立支援は、独り立ちを促すのではなく、障がいのあることがもはや「負」の価値とはならない社会のあり方をめざすと、奈良の福祉施毅「たんぽぽの家」の理事長は言う。
その雛形は社会の中心から外れた場所に蓄えられており、それが支援する側の自己理解にも変容を促す。
施設をサービスではなく社会変革の拠点にしたいと。偶々乗り合わせた新幹線の車中で。

折々のことば|鷲田清一|朝日新聞 から

2018年6月2日土曜日

記事紹介|悲観・楽観・現実主義の使い分け

悲観主義者は風に恨みを言い、

楽観主義者は風が変わるのを期待し、

現実主義者は帆を合わせる。

ウィリアム・アーサー・ウォード


この言葉を見ると、悲観主義者も楽観主義者も自分以外のものに期待をしている。

自分の人生において、現実に物事を動かすことが出来るのは、自分しかない。

本来楽観的とは、絶望の暗闇の中にあっても一筋の光を見つけられる力です。

そしてその光に向かって一歩を踏み出すのが現実的な行動。

さらにその道程においてリスクは何かを考えるのが悲観的アプローチ。

どれも必要な考え方なのです。

一つの主義にハマりすぎず、それぞれの役割に応じて上手に使い分けることが大事ですね。

2018年6月1日金曜日

記事紹介|未来を大切にする人は、未来から大切にされる

ちょっと調子がよくなるとほとんどの人が、自分は優秀だと誤解しはじめます。

これは他人事ではありません。

しかし、「自分はデキる」と思っている人間に、本当にデキる人はいないし、「自分は優秀だ」と考えている人間に、本当に優秀な人がいたためしはありません。

自己満足は、未来へ進む力を奪います。

スポーツメンタルの指導経験から、はっきり断言できますが、本当にデキる人間、本当に優秀な人間は、間違いなく「自分はまだまだである」と思っています。

謙虚だからではではありません。

いつも未来の目標に向いていて、それと現在の自分を比べているので、「まだまだ」としか思えないのです。

志の低い人間ほど、すぐ図に乗ります。

志が低いから、すぐ舞いあがる。

大成功者から見れば、成功どころか失敗でしかないレベルなのに、なぜかいい気になり、思いあがり、「自分はデキる人間だ」「優秀だ」などとカン違いしはじめるのです。

残念ながら、今の日本はそんな人間ばかりです。

調子に乗り、勢いづいている人のところへは、人が寄ってきます。

勢いよく流れる川が、まわりの水を集め、しだいに大河になるのと同じです。

人は勢いのあるものが大好きで、未来に向かって勢いよく流れているものに魅力を感じ、本能的にそこに集まります。

人は未来のイメージが欲しいのです。

人が集まるということは、チャンスや才能が集まるということであり、イヤでもツキや運が寄ってくるということです。

1人では、絶対に勢いには乗れません。

調子にのって勢いづくには、未来のイメージを分かち合い、支えてくれる仲間が必要です。

一方、図に乗るには1人でも十分です。

というより、1人でなければ、図には乗れません。

そのうえ図に乗っていると、まわりの反感を買い、嫌われ、だんだんひとりぼっちになっていきます。

孤独ほど人の運勢を悪くするものはありません。

このことをぜひ覚えておいてほしいのですが、「孤独なのにツイている」「ひとりぼっちなのに運がある」、そういう人を私は1人も知りません。


『世の中をナメていいる人間は、いつか必ず大失敗します。

ナメてかかると、いずれ相手に復讐されるというのが、この世の法則だからです。

これを「返報性の法則」といいます。

他人を疎んじていると、必ず他人に疎んじられ、お金を軽んじていると、必ずお金に軽んじられ、健康を無視していると、必ず健康にも無視される。

逆に他人を大切にする人は、人間関係に恵まれ、お金を大切にする人は、お金に恵まれ、健康を大切にする人は、健康に恵まれるようになる。

雑巾だって大切に使えば、長持ちしてくれます。

この返報性の法則をしっかり理解し、大切なものを大切にしてさえいれば、どんなに不幸になりたいと思っても、そうそう簡単に不幸にしてくれません』

人は、未来感を持つ会社や人に魅(ひ)かれる。

未来感という未来のイメージだ。

反対に過去のことばかり言っている会社や人には、人は寄りつかない。

未来へのイメージを持つからこそ、そこに希望があり、夢がある。

未来を大切にする人は、未来から大切にされる。

過去を大切にする人は、過去に生きることになる。

過去に生きる人は、愚痴や、泣き言や、不平不満やグチが多い。

いくつになっても、未来に好奇心を持ち、未来を大切にする人でありたい。

返報性の法則|人の心に灯をともす から