東京都庁は、2023年8月23日より、学校職員を含む約5万人の職員が日常業務でChatGPTの利用を開始しています。
2023年8月31日木曜日
記事紹介|人が育つ組織風土の必要条件
(1)価値観の共有
組織の拠り所(パーパス、ミッション、ビジョン等)を掲げ、メンバーと共有する
(2)役割付与
メンバーに役割を与え、組織のビジョン実現に参画しているという実感をもたせる
(3)行動喚起
チャレンジを奨励し、チャレンジした結果の失敗については咎めない
(4)承認
メンバーを承認すると同時に、メンバー間で承認し合う文化を醸成する
(5)人間観
「誰もが無限の可能性をもっている」という肯定的な人間観をもつ
(6)リーダーシップ
リーダー自身がロールモデル(お手本)となるべく、自己研鑽を怠らない
私立大学の設置認可等情報
昨日、文科省から、以下の情報が公表されました。具体例は「文系」のみを抜粋しています。数字は、入学定員数です。
令和6年度開設予定の大学等の設置に係る答申について(令和5年8月30日)
※審査の過程において申請の取下げが1校(1件)(私立1校)あり、また、8校(9件)(私立8校)が審査継続(保留)
北海道武蔵女子大学 経営学科 80(北海道武蔵女子短期大学 経済学科(廃止))
大阪経済大学 国際共創学科 120
長野女子短期大学→長野短期大学(名称変更)
令和6年度からの私立大学の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧(令和5年6月28日)
敬愛大学 経済学科 115→130(+)
敬愛大学 経営学科 110→130(+)
実践女子大学 現代社会学科 100→80(▲)(名称変更:現代社会学科→ビジネス社会学科)
実践女子大学 社会デザイン学科 0→80(+)
実践女子大学 国際学科 0→120(+)
立教大学 異文化コミュニケーション学科 145→210(+)
追手門学院大学 人文学科 180→220(+)
令和6年度からの私立大学の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧(令和5年8月30日)
埼玉学園大学 人間文化学科 80→120(+)
埼玉学園大学 子ども発達学科 140→120(▲)
埼玉学園大学 心理学科 100→120(+)
埼玉学園大学 経済経営学科 100→120(+)
武蔵野大学 ウェルビーイング学科 0→80(+)
白梅学園大学 子ども学科 135→120(▲)
白梅学園大学 発達臨床学科 50→0(▲)
白梅学園大学 子ども心理学科 0→40(+)
白梅学園大学 教育学科 0→50(+)
横浜商科大学 商学科 145→180(+)
大和大学 グローバルビジネス学科 0→80(+)
広島修道大学 人間関係学科 60→0(▲)
広島修道大学 英語英文学科 110→100(▲)
広島修道大学 社会学科 0→95(+)
沖縄キリスト教学院大学 観光文化学科 0→90(+)
私立学校法の改正に関する寄附行為の作成
昨日、このたびの私学法の改正に対応した寄附行為作成例(文部科学大臣所轄学校法人向け、都道府県知事所轄学校法人向けの2種類)が文科省のウエブサイトに公表されました。
各法人あての通知に記載された留意点は以下のとおりです。
- 学校法人に対する財産の贈与又は遺贈に係る譲渡所得の非課税の承認の適用を受けようとする場合の学校法人の標準的な寄附行為については、別途国税庁等と調整のうえ、改めて示す予定であること。
- 私立学校法施行令及び施行規則についても、現在今般の私学法の改正に伴う改正作業を進めており、整い次第示す予定であること。
- 各学校法人においては、令和7年4月の施行に向け、寄付行為作成例を参考に寄附行為変更の検討を進めること。
記事紹介|生きた証
人生の意義は
あなたが人生から逃れることではなく、
何を与えられるかなのです。
これがわかれば人生は豊かになります。
マーティン・ルーサー・キングJr.
新しいものを手に入れようと思ったら、今自分の手のひらに握っているものを離さなければならない。
そして、自分が精一杯集めたものは自分がいなくなったら、ただのゴミになってしまうかもしれない。
しかし、自分以外の誰かに何かを与えることを続けていけば、それによって誰かを助け、またそれが自分の生きた証になるでしょう。
だからこそ、誰かに与えられる何かを身につけるための日々の学びがモチベーションになり、
なによりも自分が生かされていることへの恩返しになるのでしょう。
小さなことからコツコツと、自分のできる範囲でよいから。
記事:与える|今日の言葉
2023年8月30日水曜日
記事紹介|私立大学の危機
こういう状況に至っているのは、いろんな要因があると思います。いろんな分析もあっていいと思います。
大切なのは、当事者たちがどれほどの危機意識を持ち、成長のための努力を怠らないかだと思います(自戒)。
これからの世界を背負っていく学生を預かる私たちは、決して評論家になってはいけないと思います。
行動あるのみです。
「動機善なりや、私心なかりしか」(稲盛和夫)を改めて肝に銘じます。
2023年8月29日火曜日
五輪台風
現在、日本付近では、2つの台風が発生、そのうちの一つが列島に近づいています。
調べてみると、日本周辺では過去に、5つの台風が同時期に出現したことがあるようです。
これは、1960年8月、日本列島周辺に出現した14号~18号の5つの台風で、同じ8月に開催されたローマ五輪にちなんで「五輪台風」と呼ばれたそうです。
今後、台風接近に伴い悪天候が予想されます。進路に当たるみなさまは、最新の情報に注意して早めの備えを行いましょう。(画像は、1960年8月23日の天気図)
2023年8月28日月曜日
連行された逃亡兵
今から13年前、家族で沖縄県の座間味島を訪れた時のことを書いた記事をこのブログに載せました。
地元料理を味わってみたいと思い、家族で入ったとある居酒屋で出会った語り部「パパイヤ光太郎」さん(自称)(本名宮里芳和さん)さんのこと、そして光太郎さんからプレゼントされた「連行された逃亡兵」という本のことを書いたものです。
記事はこちらです。
Okinawa 2010 座間味島の集団自決 (2)|大学サラリーマン日記
今日、この記事にコメントをいただきました。
読んでみると、この本に描かれた富平敏勝さんのお孫さんからのものでした。
こんにちは、敏勝の孫です。
おじいからこんな話聞いたことなかったので、大変貴重な体験談を聞けてうれしいです。ありがとうございます。おじいはもう天国でゆっくり休んでいるのでこれ以上の話は聞けませんが、子孫の平和を願っているかと思います。
驚きました。あれから13年の歳月を経た今、お孫さんからコメントが。なんというご縁なのでしょうか。心から感動しました。おじいさんは既に天国に召されたとのこと。敏勝さんのご冥福と、ご家族・子孫のみなさまの益々のご健康と平和を心からお祈りいたします。
記事紹介|だれかに教える
自分が覚えたことや、得た情報などをまわりの人に教えない人がいる。
もったいぶって、出し惜しみする人だ。
反対に、自分が得たものを、惜しみなく与えることができる人がいる。
周りの人を喜ばせるのが、自分の価値観の要(かなめ)となっている人だ。
与え続ける人は、自分に自信がある。
どれだけアウトプットしても、それ以上にインプットすることができるからだ。
そして、大事なことは、アウトプットすればするほど、自分の記憶に残り、自分の身になるということ。
人のためにやっていることが、結局は自分を磨くことになる。
「覚えたら、教えること」という言葉を胸に刻みたい。
2023年8月27日日曜日
ドナウの真珠・ブダペスト
週末は、世界陸上ブダペスト大会の男女マラソンを堪能。それにしてもテレビに映し出される開催地ハンガリーの首都ブダペストは、素晴らしく美しい街でした。
調べてみると、もともとはドナウ川両岸の「ブダ」(フン族の王ブレダの名に由来)と「ペスト」(スロバキア語で「かまど」を意味)という別々の街だったのですが、両地区にくさり橋が架けられて、1872年に合併し、現在のブダペスト市となったそうです。
「ドナウの真珠」や「東欧のパリ」などと称される美しい街並みは、1987年に世界文化遺産に登録され、多くの観光客を魅了しているとのこと。いつの日か訪れてみたくなりました。(画像はフリー素材)
記事紹介|エンゲージメントと生産性
仕事への情熱がパフォーマンスの原動力となっている従業員を求め、そのモチベーションを奨励し、育てる戦略に投資する企業が増えている。
しかし、情熱を育むことを追求する中で、雇用主は経済的安定、社会的地位、家族への義務など、ほかの動機を持つ従業員のニーズを見落とし、軽視している可能性があることが、筆者らの最近の調査で明らかになった。こうした従業員は会社の成功に重要な役割を果たしているが、仕事に対する情熱がないと思われているために、目に見えないペナルティを課せられている可能性がある。
情熱に価値を置く組織は、一部の従業員にとって疎外感を生む可能性があることを、マネジャーは認識する必要がある。根底にある動機にかかわらず、従業員それぞれの貢献を認め、称えることは、彼らの帰属意識と目的意識を高め、ひいてはエンゲージメントと生産性を向上させる。
もしあなたが仕事を愛する従業員なら、そのせいで同僚に対して批判的になり、彼らへの支援の仕方に影響が及ぶ可能性があることを、心に留めておかなければならない。すべての人にとって、情熱があることが仕事をする理由である必要はない。家族の世話をしたり、セーフティネットとして福利厚生が必要だったり、仕事に対する真の情熱をまだ見出せていなかったりする従業員もいるかもしれない。
組織は、多様な動機を持つ従業員に対して福利厚生や特典が魅力的かどうかを検討すべきだ。仕事への情熱から仕事に魅力を感じる従業員もいれば、柔軟な勤務形態や能力開発の機会へのアクセスが動機となる従業員もいるだろう。さまざまな福利厚生や特典を提供することで、リーダーは多様な動機を持つ従業員に魅力的な職場をつくり、優秀な人材を維持することができる。
成功には情熱が欠かせないという考え方が一般的だが、すべての従業員は、働く動機にかかわらず、その個性と貢献度を評価されなければならない。リーダーは、従業員の多様な動機を認識し、情熱中心の枠にはまらない従業員を不当に扱うのではなく、あらゆる動機を支援し、評価する包摂的な環境をつくるべきだ。
出典:仕事を愛しすぎる人が組織に与える悪影響 働く動機にかかわらず個性と貢献度を評価せよ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
2023年8月26日土曜日
週末ラン
ノルマになっている週末のランは、プランに従い、少し長めに設定(今日は20キロ超)。
今日は、これまでの反省から、頭上からの厳しい日差しを避けるべく、夕方スタートとしたものの、まだまだ真夏。気温と湿度が高く、半端ない汗の量。なめてました。
持参した冷凍ペットボトルのドリンクもあっという間に液体となり、体内へ消えた次第。
さすがに最後は、時折歩きを入れながらのランとなりました。
夕刻に偶然、福岡城址の天守台跡展望台にて、鮮やかな日の入りを見ることができたのはラッキーでした。
台風の名前
現在、台風9号(サオラ―:No.140)と台風10号(ダムレイ:No.1)の2つの台風が日本列島に接近中です。
興味があって、台風の名前について調べてみました。
台風の名前は、国際機関である「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられているそうです。
従来、台風には米国が英語名(人名)をつけていましたが、2000年からは「台風委員会」が主体となってアジア名をつける取り組みが始まりました。
「台風委員会」に加盟する14の国や地域が提案した各10個の呼名から、決まった順番で繰り返し使用されています。
実際に台風の発生を解析して命名を担当しているのは、世界気象機関(WMO)に指定された地域特別気象中枢(RSMC)である日本の気象庁だそうです。
リストは概ね5〜6年で1巡するそうです。
日本からは星座名に由来する名前10個が提案されています。星座名からとられているのは、中立的な名称であることや、自然の事物であって比較的利害関係が生じにくいこと、大気現象である台風とイメージ上の関連がある天空にあり、かつ人々に親しまれていることなどが理由のようです。
みなさま、接近中の台風の動向に注意して安全に過ごしましょう。
大学情報通信 2023/08/26
【政策動向】
★学校法人会計基準の在り方に関する検討会(令和5年度)(第2回)配布資料|文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/126/siryo/1408398_00001.html
★諮問第177号「学校基本調査の変更について」|総務省第196回統計委員会
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/toukei/kaigi/02shingi05_02000659.html
★学校基本調査-令和5年度(速報)結果の概要-|文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2023.htm
★文部科学省、日本語教育の部署新設 2024年度から指導体制強化|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA215J80R20C23A8000000/
★学校など性犯罪歴の確認義務、塾は認証制度 政府方針|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE217PP0R20C23A8000000/
【概算要求】
★私大「マッチング」のシステム開発へ 定員割れ半数を踏まえ、文科省|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8T61YTR8TUTIL02L.html
★DX進める大学病院に年3億円 医師の残業軽減へ文科省|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE18A1B0Y3A810C2000000/
★教員不足や長時間労働解消の費用 来年度予算案に計上へ 文科省|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014169781000.html
★教員不足、企業からの「転身」支援へ 文科省、来年度から|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8T6CTFR8TUTIL02F.html
★文科省、学校支援員2万8000人に倍増 概算要求|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA256950V20C23A8000000/
★「教科担任制」推進へ、小学校教員の増員前倒し…来年度1900人|読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230821-OYT1T50163/
★研究開発など科学技術政策に666億円 内閣府の概算要求|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2443O0U3A820C2000000/
【新構想、設置認可】
★令和6年度開設予定の大学の学部等の設置届出について(令和5年6月分)|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/1418456_00038.htm
★日本の女子大初、注目の「奈良女子大学工学部」開設2年目の手応えと課題 女子を引きつけた「人と社会のため」という視点|東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/695280
★女子大学の激しい動きを整理。2023年度入試の最終結果と2024年度入試以降の新設学部・改組・入試変更|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/column/2023233818/
★九州大学、半導体人材の育成拠点 マーケティング教育も|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC235700T20C23A8000000/
★TSMC進出控え、半導体人材を輩出へ 熊本大の新学部・学科認可|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8P66HRR8PTLVB005.html
★博多に新たな大学を開設する動き! 2025年4月開学を目指して博多大学が今秋、文科省に設置認可を申請【福岡市博多区】|フクリパ
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202308.13070
★就実大学が新たに「心理学部」設置を検討 AI社会に対応 心理学に基づいた対人スキル身につけた人材育成を【岡山】|TBS
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/680002?display=1
★立教大学に、ウエルネスを科学的・多角的に追究していくスポーツウエルネス学部が誕生|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/column/2023232906/
★ついに始まった!福岡市最後の大規模開発・九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発!|YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xE-dKxhGo4g
★北九州市にデータセンター、「バックアップ首都」に弾み|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC226840S3A820C2000000/
【教育】
★生成AIの授業利用、大学で方針分かれる ChatGPTで調査|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8L6S0NR8KPLBJ001.html
★愛媛大学、社会人のデジタル人材育成へ 教育プログラム|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC087IG0Y3A800C2000000/
★地域のために何ができるかを学生が考え行動に起こす「地域志向教育」の新規科目を立ち上げました~大阪国際大学~|大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51283.html
★横浜国立大学、アイネットとデータサイエンス・インターンシップのプログラムを実施、実習は90時間以上|EdTechZine
https://edtechzine.jp/article/detail/9898
★台湾3大学19人、熊本でインターン開始 TSMC進出で|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC218IQ0R20C23A8000000/
★日本語オンライン学習が外国人に人気 各国から参入、教室不足補うか|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8G3V4XR88UHBI01D.html
【学生】
★久留米市で災害ボランティアに参加しました|西南学院大学
https://www.seinan-gu.ac.jp/campuslife/volunteer/v_newslist/14990.html
★ボランティアセンター設立10周年 中央大、記念シンポジウムを9月に開催|文教速報
https://bunkyodezi.com/university/1501/
★佐賀、県外で働く現役教師を「特別採用」 筆記試験なし|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC122290S3A810C2000000/
★教員にならない理由「長時間労働」が79% 岐阜県教委が学生調査|教育新聞
https://www.kyobun.co.jp/news/20230822_04/
★沖縄県外の大学・専門学校を受験・進学 子どもの未来県民会議が渡航費用を支援 10月6日締め切り(沖縄タイムス)|Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3927fc6f29fdbb945f2c1ab9bde45059f4f1b01
★レオパレス21、奨学制度設立…無償入居や給付型奨学金|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/21/73463.html
★【叡啓大学】キャリアメンター制度を導入 第一線で活躍する社会人が大学生をサポート|広島県公立大学法人のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000201.000051586.html
★大学の「就職力」ランキング、1位は2年連続で“あの大学”。私立大学のトップは慶應・早稲田どっち?|ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64e84e95e4b084a6f18a1153
【研究】
★公募情報 創発的研究支援事業|JST
https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/index.html
★画期的な研究成果は「選択と集中」より… 国の研究費18万件分析|毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/040/214000c
(関連)ノーベル賞級の研究成果やイノベーションの創出を促す研究費配分を解明|日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/125136
★認知症治療薬「レカネマブ」が国内初承認へ 金沢大学の研究グループが開発に関わる 厚労省専門部会が了承(MRO北陸放送)|Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4dc76ca04fcc43e9dd1c64adc92796e86de259a
★月面着陸にインドのチャンドラヤーン3号が成功、月の南極に降り立ったのは世界初|GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230824-chandrayaan-3-mission-landing/
【ベンチャー、スタートアップ】
★金沢大が百%出資のベンチャーキャピタル「(株)ビジョンインキュベイト」を設立|文教速報
https://bunkyodezi.com/university/1494/
★「大学発ベンチャー表彰2023」受賞者を決定|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233648/
★北海道大学宝金学長「ラピダスは大学発新興にも追い風」|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC232EM0T20C23A7000000/
【産学連携】
★県立大と県立病院機構 看護教育など連携・協力で協議書締結|NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230825/4060018023.html
★ソフトバンクと長崎大、5G使った集客力向上策を研究|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC2325F0T20C23A8000000/
★ニトリが育てるデジタル人材 北海道大学と共同研究|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC145B30U3A810C2000000/
【社会貢献】
★【教職員・学生の皆さまへ】米国ハワイ州マウイ島大規模火災支援金の募集について|琉球大学
https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/48086/
★スポーツ障害に悩む、若者・中高年、さらにプロアスリートを助けたい!|クラウドファンディング READYFOR
https://readyfor.jp/projects/ryukyu-sports_shock-wave
★万博協会と大学団体が協定 ボランティア・イベント参加が単位にも?|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8R4W0GR8RPLFA001.html
【国際】
★留学増へ3万人に給付型奨学金 文科省、7割増めざす|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2338L0T20C23A8000000/
★ウクライナ避難女性たちの日本での暮らしを調査 言葉や制度の違いに苦労、子どもは母国のリモート学習を活用|U-NOTE
★在留資格ない外国人の子への在留特別許可“一律救済”求め集会|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230825/k10014174241000.html
【広報】
★「帝京平成大学のここがすごい!」ファミマ店内放送に込められた狙い|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC014YM0R00C23A8000000/
★総長自由闊達通信|名古屋大学
https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/president/statement/index.html
【ダイバーシティ】
★東京工業大学、理学院など8部局で女性教員を公募|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233793/
★女性の管理職比率、政府目標「30%」超を達成した企業 過去最高も、1割に届かず|J-CAST 会社ウォッチ
https://www.j-cast.com/kaisha/2023/08/24467234.html?p=all
【生成AI】
★東京都、全局にChatGPT導入 ガイドライン公開、ルールからプロンプトのコツまで|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/24/news113.html
(関連)「文章生成AI利活用ガイドライン」を策定|東京都
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/08/23/14.html
【個人情報保護】
★パートが資料を持ち帰って裏紙に→実は個人情報 明海大学で漏えいの可能性|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/23/news158.html
★また「裏紙」で流出、学生20人の個人情報…明海大、元職員が持ち帰り 裏面には英文印刷|東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272339
★個人情報保護士とは?難易度や勉強時間、おすすめテキストなどを紹介|U-NOTE
【大学経営、クラウドファンディング】
★国立大学初 九州工業大学でエネオクが採用されました|株式会社エナーバンクのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000038798.html
★国立科学博物館 クラファン7億円超集まる 一部を他館支援に|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014170571000.html
★【なぜ】国立科学博物館 資金が危機的1億円クラウドファンディング|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230807/k10014155491000.html
【ガバナンス、不祥事】
★桜美林学園の役員報酬 「私学法違反」と指摘 専門家による検証委|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8Q7416R8QUTIL030.html
★学長が突然“出入り禁止”に…「ヒロアカ」作者ら輩出の大学で何が|毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/040/228000c
★脅迫ファクス事件で男2人を逮捕 送信30万件超 「恒心教」を自称|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8Q6TZCR88UTIL011.html
★大学に爆破予告疑い 大学院生ら2人逮捕 全国に約30万件送信か|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230823/k10014171171000.html
【働き方、業務効率化】
★学内保育施設を持つ大学一覧を作りました|Clear Consideration(大学職員の教育分析)
https://high190.hatenablog.com/entry/2018/08/31/035253
★建設、2024年問題で受注絞る 大林組や清水建設は週休2日|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC142390U3A710C2000000/
★中小企業の社員の52.4%「働き方改革が進んでいる実感ない」 最も期待する変化は? 正社員300人の調査|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/25/news030.html
★【ビジネスマナーの悩み】仕事上のやり取りでSNSやチャット、スタンプ使用はどこまでアリなの?|J-CAST 会社ウォッチ
https://www.j-cast.com/kaisha/2023/08/20467096.html?p=all
★社会人にこそ必須になるスキル「戦略的な勉強」 時間がなくても最大効率を叩き出す勉強法|東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/695014
★「人生後半」を充実させたい! ならば読んでおきたい記事まとめ|日経BOOKプラス
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/041500053/070900198/
★税金納付をキャッシュレス化 佐賀の自治体など推進宣言|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC2345K0T20C23A8000000/
★PDFファイルをWord/Excelファイルに変換して編集する方法|Tech TIPS - @IT
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2308/25/news038.html
★Excelで大量の連番を入力する3つのテクニック。マウスでドラッグはもう卒業!|できるネット
https://dekiru.net/article/23437/
【その他】
★タダで遊べる福岡の満足スポット2023|フクオカ・ナウ
https://www.fukuoka-now.com/ja/free-in-fukuoka/
2023年8月23日水曜日
学校基本調査 令和5年度(速報)結果の概要
高等教育機関
< 在学者数 >
- 大学全体の在学者数は、294万6千人で、前年度より1万5千人増加し、過去最多
- うち学部 263万3千人で、前年度より8百人増加し、過去最多
- うち大学院 26万6千人で、前年度より4千2百人増加
- うち専攻科 9百人で、前年度より1百人増加
- うち別科 4千8百人で、前年度より2千3百人増加
- うちその他 4万1千人で、前年度より7千7百人増加
- 大学学部の女子学生は、120万4千人で、前年度より3千4百人増加し、過去最多
- また、学部学生に占める女子学生の割合は、45.7%(前年度より0.1ポイント上昇)で過去最高
- 短期大学学生数は、8万7千人で、前年度より8千人減少
- 高等専門学校学生数は、5万6千人で、前年度より3百人減少
- 専門学校生徒数は、55万5千人で、前年度より2万6千人減少
- 大学全体の女性の教員数は、5万2千人(前年度より1千3百人増加)で過去最多
- また、教員全体に占める女性の割合は、27.2%(前年度より0.5ポイント上昇)で過去最高
北朝鮮による弾道ミサイル発射への対応
文部科学省から、北朝鮮が8月24日午前0時から8月31日午前0時(日本時間)までの間に衛星を打ち上げた場合の対応として、全国の関係機関に対し、概略以下のような通知がありました。
- 万が一、落下物らしき物を発見した場合には、決して近寄らず、警察・消防に連絡すること
- 万が一、各機関において、落下物等による被害があった場合や休校・短縮授業の措置をとった場合には、本件連絡先の被害状況連絡先(文科省)にも情報提供すること
- 各学校において、在校時・登下校時等にJアラートが発令された際の情報伝達や避難行動について改めて確認するとともに、児童生徒等が適切な対応がとれるよう周知すること
(参考)
・危機管理マニュアル作成の手引き(P.42弾道ミサイル発射に係る対応について).pdf
- 弾道ミサイル発射等を受けて学校安全の確保のための措置(休校・短縮授業を除く)をとった場合には、現場の対応に支障のない範囲で本件連絡先の学校安全連絡先(文科省)へ情報提供すること
仮に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合には、緊急情報ネットワークシステム(エムネット)により、行政機関、報道機関等に情報が伝達されるとともに、我が国に影響がある場合には、関係する地域に対して、全国瞬時警報システム(Jアラート)により情報が伝達されることとなります。
2023年8月22日火曜日
対馬丸沈没から79年
太平洋戦争中、沖縄から九州へ疎開する子どもたちを乗せた「対馬丸」が米軍の魚雷で沈没してから、今日(8/22)で79年となりました。
対馬丸は1944年8月22日夜、鹿児島県のトカラ列島沖で米潜水艦の攻撃を受け沈没しました。対馬丸記念館(那覇市)によれば、判明しているだけで1788人が乗船、学童784人を含む1484人が亡くなったそうです。
当時、軍や警察によって沈没の事実について箝口令が敷かれ、被害の全容はわかっていないとのこと。犠牲者を悼み哀悼の誠を捧げます。
写真は、古いですが、2015年(8年前)、対馬丸記念館を訪ねた時のものです。
旧暦七夕の夜ラン
今日も熱帯夜です。明日が雨予報だったので、連夜のラン@いつもの大濠公園。
今日は旧暦の7月7日にあたる「七夕」ということで、天の川を拝観したかったのですが、残念ながら曇り空でみることができませんでした。
写真の月はぼけていますが、実はきれいな三日月です。
記事紹介|とにかく始めてみる
今日の一針
明日の十針
今日の一針をサボると明日十針縫わなくてはならなくなる。
そのためには、今日の自分にも明日の自分にも期待しないことが大事です。
ではどうするか。
今実際に少しだけやってみることです。
『着手さえしてしまえば、仕事の半分は終わったようなもの』
という言葉もあるように、完成させなくてもいいからとにかく始めてみること。
出典:今日|今日の言葉
2023年8月20日日曜日
記事紹介|挑戦と生きがい
物理学者で、ノーベル物理学賞を受賞したアルベルト・アインシュタインは、「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」と述べました。
新しいことに挑戦しようとしない人は、失敗することはないかもしれません。
決められたレールの上を、決められた通りに走っていればいいだけだからです。
まったく危険がない人生ともいえます。
それが幸せなら、それでもいいでしょう。
しかし、そのような人生に満足しない人もいます。
このタイプの人は、自分らしさを発揮して、もっと充実した人生を実現するために、 新しいことにどんどん挑戦していくほうがいいでしょう。
もちろん、そこは、誰も通ったことがない未知の領域です。
未知の領域に入っていくのですから、もちろん失敗することもあるでしょう。
しかし、新しいことに挑戦していくことには、それ自体に大きな喜びがあります。
大きな生きがいがあるからです。
ゆえに、たとえ失敗することがあっても、その喜びがあるので、心がくじけてしまうことなく、さらに先へと進んでいくことができます。
そういう意味では、仕事においても、人生においても、前向きに、明るい気持ちで、また楽天的に新しいことにどんどん挑戦していくほうがいいでしょう。
新しいことに挑戦していくと、心がだんだん元気になります。
そして、「元気な状態の心」は、多少のことではくじけないのです。
《失敗することを怖れず、新しいことに挑戦していく。 新しいことに挑戦すると、心が元気になる》
記事紹介|日本の大学は持続できるのか
日本の科学技術力、特に基礎科学力の衰退の大きな原因が、大学セクターへの研究開発費、高等教育費投入の低迷にあることは疑いない。2019年の研究開発費の18兆円のうち民間資金が大部分を占め、公的資金はそのうちの15%にすぎない。2000年に比べて伸びがわずか1.2倍でしかなく、中国の24.7倍、韓国の6.4倍はおろか、先進の米独英国の2.5−2.2倍にも遥かに及ばない。さらに高等教育費の公的負担もOECD加盟38国中の37位、対GDP比0.5%で平均値1.1%を大幅に下回ることもここに追い打ちをかける。
研究開発費、高等教育は投資であるべき
研究教育費の増額は不可欠であるが、国が科学技術経営の意思をより明確にし、大学、研究機関も体制を抜本的に改革、国際標準へ転換せずして再生はあり得ないだろう。いつの時代も、大学は自主精神のもとで新たな道を拓く使命をもつが、現在、国立大学の財政運営の脆弱性が自律的な教学活動を著しく困難にしている。加えて、本来あるべき未来への「投資」意欲が薄弱で、むしろ財源の過半を現組織の維持のための固定費、つまり「経費」として消費し続ける傾向が、恒常的な研究教育の停滞をもたらしている。
大学の経営基盤の安定化のためには財源の多様化が不可避であるものの、国を支える公的機関の活動には引き続き強力な国庫支援が不可欠である。文部科学行政、大学側は、まず国益をかけた創造的研究、卓越人材養成などを目指す社会説得力のある将来計画を策定した上で、「国の存亡がかかる絶対不可欠な投資である」と強弁してほしい。さもなければ、1270兆円の累積債務を抱える財政当局は必ず「人件費は有効活用されるのか。経費ならゼロがいい、最小限にすべし」と回答する。この非建設的な長年の馴れ合いの継続、特に大学の気概の欠如が近年の国際競争力の低下をもたらしている。
科学の進歩 vs 研究教育の規模拡大
「伝統と革新」というが、学術は深化し、科学技術は進歩する宿命にある。そして、研究と人材育成の拠点である大学(大学院)への社会的要請は拡大、多様化していく。ではこれに呼応すべく、アカデミアの規模と活動量は拡張し続け得るのか。もとより国家による着実な支援拡大の約束が望ましいが、残念ながらそれは現実的でない。科学技術知識生産と活用の規模増大(年率>10%増と見積もる)に、より緩慢な経済成長(3%程度)が追いつけないからである。近代科学技術社会が包含するジレンマと言える。
したがって、大学組織はこの限界を認識した上で、あらがえない潮流に対峙し得る仕組みを内製化することなく、健全に存続することはできない。規模拡大指向ではなく、むしろ新陳代謝を旨として、質の格段の充実に向けて戦略的に注力し続けることである。ここに教員の資質のみならず、経営者、役員、職員の力量は決定的に重要である。大学統治者に求められるのは、安定経営のための分別ではなく、積極的に「投資リスク」を決断する英知である。現状保全の守りの姿勢は、アカデミアのみならず国全体の弱体化を招くこと必定である。
投資志向の強い中国と韓国
例外的成功を収めたのは、今世紀の中国である。科学技術こそが国力の源泉と信じて「科学強国」実現に向かう国家の意志は固い。毎年、科学技術には経済成長率を上回る投資をすべしとの国家戦略を定めて、日米欧の先進国の動向を見極めつつ確実に実行し続けてきた。そして、中国科学院や選ばれた主要大学群が政府の期待に応える。
前世紀にはまだ科学発展途上国であったがゆえに、この20年間に20倍以上にまで膨らんだ研究開発費の大半を成長分野への「投資」として有効活用することができた。多くの意欲ある学生、若手研究者を米国、欧州に送り、成育後に先端知識と共に還流して、自国の発展の糧とした。近年、米国と厳しい技術覇権争いが続く中、基礎科学分野では引き続き広範な共同研究が維持されている。自前の研究活動も充実している。筆者はかつて中国科学院大会における胡錦濤主席の演説に出会わせたが、中国独特の「自主創新」を目指す科学研究の推進をと院士たちを鼓舞していたことが強く印象に残っている。
中国とは正反対の小人口、しかし機動的な国際国家、ジンガポールもまた政府主導で戦略分野に迅速かつ効果的に投資して成功を収めている。また、研究開発費、研究人材ともに日本の6割程度でありながら近年急進を続ける韓国においても、米国との人的交流に基づく成長に向けた積極的な投資傾向が見られる。特にAI分野やかつて日本が最先端を担っていたロボット工学における進展は目覚ましく、大学の成功は確実に経済成長にもつながっている。
一方、全世界のみならずアジア・太平洋地域における我が国の地位が低落している。Nature Indexによると、高品質な科学誌発表論文について、この地域における我が国のシェアが、2015年の21.4%から2021年には12.6%まで急速に減少した。もはやアジアのリーダーとは到底言えまい。
日本の大学は持続できるのか
いったい何故こうなるのか。日本は前世紀に、経済成長に伴う規模の着実な拡大をもって、既存分野の水準の維持向上と新興分野振興にかなり適切に対応してきた経緯がある。しかしこの20年間、自らの成功を過信し続けて、2割に過ぎない研究費の伸び代さえも、既存体制の保持にかかる「経費増」として費やしてしまった。この間、政府は巨費を投じて、様々な研究教育プログラムを設定し、新たな拠点も設置してきたが、所詮は既存分野の継続、延命の色彩が強い。期待した体制転換を駆動する戦略的投資からは程遠い施策であった。
国の科学技術力の盛衰は決して研究開発費の「総額」の多寡だけの問題ではない。恒常的な成長の実現を決意して、最大限の投資効果を目指して経営することだ。困難ではあっても、不可能ではないはず、科学技術の本質に鑑みて、開放的に躍動する研究教育エコシステムをつくりたい。アカデミアに限定せず、産業界を含む国内外のより広い枠組みでの互恵的な連携が不可欠である。残念ながら、現在の国立大学組織が、自らの立場を直視し、あえて研究分野と人材の新陳代謝を駆動する気概を持ち合わせるとはとても思えない。今や、思い切った世代交代が求められる。
創造に向けた想像力豊かな若者への投資
近年の科学技術の進歩と発展、社会的役割の多様化の流れの変化はあまりに速く、大きい。科学技術立国として未来を「創造」すべきだが、私たちに未来を「想像」することは容易ではない。パーソナルコンピュータの創始者Alan Kayは「未来を予想する最良の道は、それを発明することだ(The best way to predict the future is to invent it)」という。これこそ若い世代の役割であり、沢山の勇気ある若者を発掘し育てることこそ大学の最大の役割である。
今や日本は顕著な少子高齢化、労働人口減がもたらす困難な環境の中で世界に伍して生きることを定められている。出生人数が2000年の119万人から、昨年の77万人にまで低下する中、「大学全入時代」へ移る。無策のままでたくましい高度人材が自然に湧き出てくるわけがない。いかにして時代が求める教育研究の質を確保するのか。大学は抜本的に意識改革し、徹底した成長戦略へ転じることなく存続できるはずがない。再生にはしばし時間がかかるが、方向転換の決断は直ちになすべきである。
創造の機会はすべての人に開かれている
革新の原動力は若者である。しかし、数少ない若者だけに過度に依存してはならない。年配科学者の一人として一言付け加えておきたい。科学における若さとは、自らの内在的動機に基づいて、新たな知を創造する力であって、一律に年齢で測ってはならない。かつて触媒化学研究で、私とともにノーベル化学賞を受賞したK. Barry Sharplessが、昨年21年ぶりに再び化学賞を受けた。米国スクリプス研究所の82歳になる天衣無縫の科学者であるが、「60歳頃の若き日」にひらめいた斬新な着想が、特色ある化学・生物学連携型の科学を拓き、高く評価されたものである。
ノーベル賞の対象となる業績の端緒はしばしば40歳前後に得られるとされるが、創造性は若者が独占するものではないことが証明された。だが、これはあくまで例外で、過去に2度化学賞を受けたのはFrederick Sanger(1958年と1980年)だけである。昨今、米国でも多くの大学、研究機関が膨大な非生産的なテニュア研究者を抱えて財政に苦しむが、これは類まれな夢見る還暦科学者を寛大に処遇して成功した例と言える。科学研究は人の営みである。
出典:財源は経費から投資へ〜我が国大学が持続するための不可欠条件|野依センター長室から|研究開発戦略センター(CRDS)
大学情報通信 2023/08/20
【政策動向】
★学校法人の寄附行為及び寄附行為の変更の認可に関する審査基準等の一部改正に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について|e-Govパブリック・コメント
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185001323&Mode=0
★文科省「地域枠」で教員確保支援 大学と教委連携、地元定着を促進|共同通信
https://nordot.app/1064839761981473306
★教育職員免許法施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について|e-Govパブリック・コメント
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1031_CLS&id=185001322&Mode=0
★進学者のニーズや人材需要に対応するための大学構造改革と理系学生の活躍促進に関するタスクフォース|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/mext_00008.html
★内閣府、「行政文書の管理に関するガイドライン」の改正案についての意見募集を実施中|カレントアウェアネス・ポータル
https://current.ndl.go.jp/car/190382
【新構想、設置認可】
★日本の大学数 2023年度は793大学|旺文社教育情報センター.pdf
https://eic.obunsha.co.jp/file/educational_info/2023/0817.pdf
★私大・高専誘致を本格化 長野県、キャンパス設置意向をアンケート 地元進学者増目指す|信濃毎日新聞
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023081700265
★武雄アジア大学 開学1年延期 認可に向け着実な準備を|佐賀新聞
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1092228
★「男性の目を気にせず、自分の力を」 女子大に初の「工学部」、理系女子への期待|朝日新聞
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-100639/
★来年度開設の「東京科学大」、英語を第2公用語に…東工大・医科歯科大の学長が方針|読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230814-OYT1T50277/
★神戸大学、システム情報学部新設 2025年4月から|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF172Z60X10C23A8000000/
★宇都宮大学 新設の「データサイエンス経営学部」定員は55人|NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20230818/1090015695.html
★明大経営学部、デジタル経営人材の育成プログラム開始へ|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/15/73401.html
★追手門学院大学、新設予定の理工学部に4学科を設置へ|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233535/
★鎌倉女子短期大、初等教育学科に通信教育課程を新設|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/16/73404.html
【教育】
★学校法人西南学院 西南学院大学 学長 今井尚生さん|RKBオンライン
https://rkb.jp/contents/202308/180729/
★茨城大学、企業などでの有給実習をカリキュラムに導入|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD316HP0R30C23A7000000/
【学生】
★台風7号、被災学生に緊急採用奨学金や災害支援金…JASSO|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/17/73427.html
★レオパレス、奨学生に賃貸住宅を提供 月3万円の給付も|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC141P30U3A810C2000000/
★教員採用試験「早期化・複数回実施」でも、志願者は増えないこれだけの理由「授業をする先生の不安そうな表情」を見て断念|東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/693433
★地方創生の “当事者”に、学生ボランディア募集…旅費等を補助|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/18/73459.html
【研究】
★財源は経費から投資へ〜我が国大学が持続するための不可欠条件|野依センター長室から|研究開発戦略センター
https://www.jst.go.jp/crds/column/director-general-room/column58.html
★日本の論文、数は増加も質の高い論文は依然低迷傾向|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233708/
★寡占で高騰する論文雑誌購読料・掲載料…国を挙げて出版社と交渉へ|ニュースイッチ
★不採択研究にもヒットの種 群馬県立の2大学がデータベース会社と協定|上毛新聞
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/321272
★生成AIの基盤技術を無償公開 東大・松尾教授の研究室|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC182I50Y3A810C2000000/
★たこ焼きはどこまで大きく作れる? 京大物理学者らガチ考察...「賢さの無駄遣いたまらん」論文話題、その内容は|J-CASTニュース
https://www.j-cast.com/2023/08/19467240.html?p=all
★光ファイバーが地震計に、AIデータ分析 予測精度向上|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC078250X00C23A8000000/
★世界初の「電気運搬船」開発 地方で余る再生可能エネ、都会へ|共同通信
https://nordot.app/1065166998921494703
★空飛ぶクルマ、ホバリング成功で「売上70億円」が現実に!?|自動運転ラボ
https://jidounten-lab.com/u_42648
【産学連携、知的財産】
★政府、大学の研究データを企業に有料提供 産学連携促す|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2217X0S3A620C2000000/
★大学見本市、8月24日から東京・有明で、4年ぶり対面開催|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233714/
★大学・公的機関名辞書と特許出願情報との対応テーブルを公開しました|科学技術・学術政策研究所
https://www.nistep.go.jp/archives/55591
★大学・研究機関の特許拒絶件数、2位東大…1位は?|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/18/73454.html
【国際】
★韓国、大学・地方消滅危機…教育部「2027年までに外国人留学生30万人に」(中央日報日本語版)|Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3269762f632efb167411f0721ca5893b7eb7d2a
【学生募集、入試、高大連携】
★日本工業大学、学校推薦型選抜(指定校)に奨学金制度を新設 指定校入学者のさらなる基礎学力向上を図る|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/232248/
★筑紫女学園高校が九州大学理学部の研究室見学を実施|九州大学
https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/koho/topics/topics_230731.html
★静岡県内6大学が合同オープンキャンパス 藤枝で高校生と交流|静岡新聞
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1300384.html
【大学経営】
★「私学への支援強化を」、全私学連合が永岡文科相に要請|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233701/
【働き方、業務効率化】
★最低賃金1千円超え、3→8都府県に 地方で大幅な引き上げ相次ぐ|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8L5RC8R8KULFA00H.html
★九州沖縄の最低賃金、全県で目安超え 佐賀は8円上乗せ|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC154S00V10C23A8000000/
★労働時間、若者ほど減少 働き方改革でにじむ「世代差」|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA258S30V20C23A7000000/
★残業時間の36協定、本社で一括申請可能に 23年度中にも|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA038CJ0T00C23A8000000/
★建設の現場監督、1級一次検定で実務不要 24年度から|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA03C110T00C23A8000000/
★ニュースから得た情報を仕事に役立てているビジネスパーソンは74%に 20代を含む400人に調査|U-NOTE
★日本は「忙しそうに見せるだけの無駄な仕事」に時間を費やしている国トップ3に入ることがSlackのレポートで発覚|GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230817-japanese-employees-spending-looking-busy/
★社員の奨学金を肩代わり、900社超 狙いは人材確保 教員採用でも|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR8K669WR88UTIL00F.html
★一流の経営者がわざと自分の「隙」を作る納得理由 漢方薬のように効果を発揮する「心理的安全性」」|東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/689234
★「~のまとめ」という資料のタイトルはなぜダメなのか?|日経BOOKプラス
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/080300276/080300001/
★ビジネス系専攻の学生が働きたい企業トップ20(2023年版)|Business Insider Japan
https://www.businessinsider.jp/post-272867
★知ってる? Excelでセル内に「小さなグラフ」を作る方法:上手に時短|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/16/news004.html
【その他】
★ハワイ・マウイ島山火事から1週間 映像・データで見る猛火の脅威|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00006300V10C23A8000000/
★ハワイ・マウイ島山火事 緊急支援(ピースウィンズ・ジャパン 2023/08/12 公開)|クラウドファンディング READYFOR
https://readyfor.jp/projects/helphawaii
★ハワイ 山火事 望遠鏡運用の国立天文台“連帯と支援誓う”|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230817/k10014165401000.html
★終戦はどのように決まった? NHK戦争を伝えるミュージアム 太平洋戦争をわかりやすく|NHK
https://www.nhk.or.jp/archives/sensou/special/warmuseum/08/
★世界陸連 有森裕子さんが新理事に 女子マラソンのメダリスト|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230817/k10014166201000.html
★有明海のラムサール条約登録湿地の海岸清掃!ONE有明ビーチクリーン(坂口 浩規 2023/07/07 公開)|クラウドファンディング READYFOR
https://readyfor.jp/projects/oneariake
2023年8月19日土曜日
週末熱中ラン
福岡は、今日も暑さ厳しく、熱中症警戒アラート発令中。ではありましたが、じっとしておられず恒例の週末ランへ。
ランナーにとりましては、一般的に夏場は、秋から始まるのフルマラソンレースに備えた足づくりの大事な季節。そして今は、これから少しづつ走る距離を伸ばしていくシーズンを迎えています。
計画どおりの距離を走破すべく今日の練習コースを設定したものの、頭上から照りつける刺すような日差しで、さすがに途中身の危険を感じ、コース外の木々の多い公園へ避難。残念でしたが、以降の距離を伸ばすことを断念しスロージョグにて帰路へ。
今後は、年齢と体力を十分考え、無理をせず、お日様が斜めとなり、日影ができる時間帯を選んで走りたいと思います(反省)。
写真は、元気だった時間帯に撮った福岡大学のみ。福岡大学は、学生数約2万人を有する西日本最大級の規模を持つ私立の総合大学であり、改めて広大なキャンパスに驚きました。
サッカー場 |
プール |
陸上競技場 後ろは、大学病院新本館(工事中) |
大学の下には、都市高速と一般道路のトンネル |
趣のある学生の寮(下宿) |
2023年8月18日金曜日
記事紹介|自分に負けない
一流選手たちにとっての「負けず嫌い」というのは、他人に対して「負けず嫌い」なのではありません。
むしろ彼らは自分自身に対して「負けず嫌い」なのです。
杉山芙沙子
自分に負けないとは、自分が決めたことを守る、自分で決めた目標は達成できるということ。
そのために必要な自己肯定感を高める方法を杉山さんは、次のように語っています。
『「自分は毎日、本を15分読む」という具合に、
どんな小さなことでも毎日これをやるのだと目標を自分で決めて、
コツコツ積み重ねていくと、やれば出来るのだという自信が生まれ、
やがて目には見えないこの自信が自己肯定感へと繋がっていくのだと思います』
出典:負けず嫌い|今日の言葉
2023年8月15日火曜日
大学情報通信 2023/08/15
【新構想】
★従来の「学科制」から分野を横断して学ぶ「課程制」へ。芝浦工業大学工学部がめざす新たな教育とは?|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/column/2023233054/
★長野県内 短大改革「待ったなし」 大学全入時代で志願者減少 男女共学化や新学部設置|信濃毎日新聞
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023081400149
★鎌倉女子大学、短期大学部に小学校教諭免許が取得できる「e-learning course」開設予定|ICT教育ニュース
https://ict-enews.net/2023/08/14kamakura-u/
★徳島の神山高専、坂本龍一さん作曲の校歌が完成|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC112OE0R10C23A8000000/
【学生】
★兵庫県立2大学、県民は完全無償化 所得制限なし、大学院も対象 24年度から段階実施|神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202308/0016661692.shtml
★専門人材不足 企業と大学の連携強化へ新たな取り組み始まる|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230814/k10014161931000.html
★外国籍の子らの学習支援 大学生ら 夏休みの宿題など手伝う|NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230814/1010027798.html
【研究】
★止まらぬ科学力低下 技術立国の旗、降ろすのか|中国新聞
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/346339
★外国のライバルとの戦いに敗れた日本の大学-独メディア|ライブドアニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/24795559/
★日本の研究開発費、大学は2000年代からほぼ横ばい|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233674/
★「科学技術に関する国民意識調査-科学技術とウェルビーイングとの関係-」を公開しました|科学技術・学術政策研究所
https://www.nistep.go.jp/archives/55525
★「地域中核・特色大学」25枠に69大学…申請大学の「予想外」|ニュースイッチ
★Schoo×九州大、「オンデマンド型学修での動画メディア有効活用」で共同研究|ICT教育ニュース
https://ict-enews.net/2023/08/14schoo-5/
★第25回 学生のための政策立案コンテスト開催(8/27~9/3)〜全国の学生140名が「科学」関連政策を立案〜|学生団体GEILのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127407.html
【産学官連携】
★東北学院大×仙台市×NTT東 大学周辺の人流把握及びデータ利活用で連携 EBPMによるまちづくりを推進|教育家庭新聞
https://www.kknews.co.jp/news/20230815o01
【知的財産】
★大学・研究機関、他社牽制力ランキング2022…2位は東大|リセマム
https://resemom.jp/article/2023/08/14/73369.html
【スタートアップ】
★大学発の医療系スタートアップ支援、文科省が研究実用化を後押し…ワクチン開発の遅れ反省|読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230812-OYT1T50118/
★宮崎のAGRIST、自動収穫ロボでめざす次世代農業|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC04AZT0U3A800C2000000/
★『STARTUP LAB RYUDAI[琉ラボ]』がオープンしました|琉球大学
https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/47796/
【リカレント教育、リスキリング】
★京都ノートルダム女子大学、「文系女子大学が提案するDXリカレント講座」開催|ICT教育ニュース
https://ict-enews.net/2023/08/14notredame/
★金沢市、大学でのリスキリング助成金 1人上限2万円|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC090X20Z00C23A8000000/
【地域貢献】
★【名古屋造形大学】プロジェクト授業「地域課題解決演習 マイクロデザインセンター」-産学連携 地域の店のお悩み解決します-|学校法人同朋学園のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000098493.html
【学生募集、高大連携】
★「YouTube」で大学と出会う若者たち|教育とICT
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/08/28/00031/081000134/
★東京医科大学×巣鴨中高、教育の活性化へ高大連携|ReseEd
https://reseed.resemom.jp/article/2023/08/10/6976.html
【図書館】
★福山大学、福山大学附属図書館読書推進システム「注文の多い図書館」を用いた授業を実施中|カレントアウェアネス・ポータル
https://current.ndl.go.jp/car/190228
【大学間連携】
★東京医科歯科大学と東京藝術大学、包括連携協定を締結|大学ジャーナルオンライン
https://univ-journal.jp/233655/
【AI】
★トーマツ、AIで不正会計を検知 300社の財務データ学習|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC196Z20Z10C23A5000000/
【働き方、業務効率化】
★バックオフィス業務担当者500人に調査 半数以上がルーチン業務の増加を実感、ペーパーレス化に期待|U-NOTE
★仕事で「期待される人」になる3つの方法。○○にまで気を回せる人は評価が高い!|STUDY HACKER
https://studyhacker.net/high-hopes
★頭の回転が速い人が「仕事をするとき」に自然とやっているたった1つの習慣とは|ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/327266
★Excelで「氏名一覧」を「姓」と「名」に分けたい 一発でできるスゴイ機能|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/15/news004.html
【戦争】
★【終戦の日】世界各国・地域ではいつなのか。世界で第二次世界大戦が「終わった」日とは|ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64d9c6c9e4b01778ea6f5964
★教育の欠陥が招く亡国 戦前・戦中と現代、2つの警告|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD082500Y3A800C2000000/
★「自分は兵器そのもの」 “人間魚雷”だった100歳がこぼした涙(毎日新聞)| Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8539fe52b75b80ad23784702621b00e0f7c03c
★戦時中の新聞投書が面白い-当時の世相を等身大で探る|あらたにす
http://allatanys.jp/blogs/21677/
(関連)私が見た戦争~戦争投書アーカイブス|読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/warkurashi/
記事紹介|憂慮すべきこと
独ドイチェ・ヴェレはこのほど、「外国のライバルとの戦いに敗れた日本の大学」とする記事を掲載した。
記事はまず「人口の減少、外国人留学生の減少、政府支援の減少、教授らの海外での活躍機会の増加が、日本の高等教育に深刻な課題をもたらしている」「日本の大学は世界トップの学術機関のランキングで後退し、多くの面で中国、韓国、シンガポールのライバルに追い抜かれている」とした。
記事は「2022年時点で日本には大学、短大、専門学校が計780校あり、293万人の学生が在籍している。学生総数は過去10年間ほとんど変わっていないが、近い将来減少し始める可能性がある。1992年には205万人の18歳がいたが、22年にはわずか112万人だ」とした。
さらに「潜在的な学生の減少と同じくらい心配なのが、世界舞台での日本の大学の評判だ」と指摘。英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが発表した最新の世界大学ランキングで、上位100位に日本の大学は2校しか含まれていないこと、東京大学は順位を4つ下げて39位、京都大学は順位を7つ下げて68位だったことを取り上げ、「このランキングは政府にとって大きな失望となったに違いない。文科省は10年前、今後10年間にトップ100に少なくとも10校の大学を入れるという目標を設定していた」とした。
記事はその上で、日本で20年近く高等教育に従事している国士舘大学のジンベルグ・ヤコフ氏のコメントを紹介した。
同氏によると、こうしたランキングでの日本の大学の減少は、文科省が約30年前に実施した国立大学の独立行政法人化改革に根ざしており、事実上、大学は財政的に自力でやりくりしなければならなくなったことを意味している。
日本の教授らは、財政的にも資源的にも政府の支援が枯渇するにつれ、研究や学術論文の執筆ではなく、スポンサーを探して走り回ることに多くの時間を費やすようになった。
日本の多くの大学は、21世紀初頭から積極的に外国人留学生、特に中国の学生の受け入れるようになった。しかし日本の大学が世界ランキングを落とす一方、中国の大学のランキングが上昇しているため、中国の学生が日本に来る可能性は低くなっている。
記事はまた、北海道医療大学の塚本容子教授のコメントも紹介した。
同氏によると、学位課程を始める日本人学生の能力が低下している。今は子どもの数が減っているので、数年前に比べて大学に入学する競争も減っている。同氏の経験では、高校生のように学生を手取り足取り教えるのに多くの時間を費やす教授がたくさんいる。学生らは未熟であることが多く、教授らは学生らを助けるために疲れ果てているという。
同氏が近年気づいたもう一つの傾向は、海外留学への意欲が全体的に欠如していることだ。「学生らは自分の視野を広げることに興味がない。その理由の一つは、それが彼らにとって難しすぎるから」だという。
研究への資金不足も、他国で受けられる金銭的インセンティブとは顕著に対照的で、同氏によると「もしあなたが優れた教授で、優れた研究をしたいのなら、なぜ日本に留まるのか。世界の他の地域には、そうした人々にとってチャンスがたくさんある」。
同氏によると、日本では労働力不足が深刻化しているため、学生らは成績をあまり気にする必要がなく、卒業後すぐに就職が保証される。学者らは研究を進めるための時間と資源が少なくなり、他の場所でより良い機会を探している。学力水準の低下はすぐに国の労働力の低下に反映されることになるため、本当に憂慮すべきことだ。
記事紹介|時間を味方にして仕組み化する
私自身は「来た時よりも美しく」をモットーにしていて、日頃から自分に言い聞かせています。
いまは解けない問題かもしれないけれど、自分が来た時よりは少しでもよくして出ていこう。
その気持ちで次の人が同じようにきれいにしていく。
そして、また次の人にバトンが渡される。
これを繰り返していければ、組織はいまよりずっとよくなるはずです。
宮坂 学(東京都副知事)
出典:美しく|今日の言葉
2023年8月14日月曜日
記事紹介|深刻さを増している科学力低下をあまりにも軽んじてはいないか
科学者の研究力低下に歯止めがかからない。
研究内容が注目され、同じ分野の科学者に数多く引用される「注目論文」の数で、日本はイランに抜かれ、過去最低の13位にまで落ち込んだ。
はなから低迷していたのではない。30~40年前は米国や英国に次ぐ世界3位だった。その後も20年ほど前までは4位を維持していた。
おととし10位に下がって学術界に衝撃を与え、さらに昨年は韓国とスペインに追い抜かれて12位に落ちた。一体どこまで下がるのだろう。抜本的な対策が求められる。
最新の順位は、2019~21年の平均発表数などを基に文部科学省の科学技術・学術政策研究所がまとめた。
見過ごせないのは、政府の危機感の乏しさだ。「順位のみで議論する際には注意が必要」という。今後の状況で大きく変動する可能性があるとして、順位は気にしていないようだ。年々、深刻さを増している科学力低下をあまりにも軽んじてはいないか。
そもそも低下を招いたのは科学技術政策の失敗だ。2004年度に政府が強行した国立大の法人化である。その研究・教育の土台を支えていた運営費交付金を最初の10年で1割以上も減らした。
金集めに苦労する地方大学などを揺るがし、研究者の裾野を狭めてしまった。そうなれば、山の頂は低くなることは予想しなかったのか。
同政策研究所も指摘している。注目度の高い論文を増やすには、トップクラスの大学だけでなく、「群としての研究力の向上が必要だ」と。にもかかわらず、逆のことを政府は今なお続けている。
運営費交付金の減少を受け、多くの大学は人件費を抑え込んだ。あおりで、任期付きという非正規のポストが増え、腰を据えた研究の見通しが立てられず若手が苦しんでいる。長期にわたる基礎研究を断念せざるを得なくなったり、よりよい環境を求めて海外に出て行ったり…。
これでは、国内の大学院博士課程への進学者が減るのも当然だ。科学技術立国を支える人材の育成基盤を政府が掘り崩したと言えよう。
東京大学長を務めた有馬朗人・元文相は生前、自ら道を付けた国立大の独法化を失敗だったと認めていた。最近相次いだ国産ロケットの打ち上げ失敗などにも、何か影響を与えているのではないか。
岸田文雄首相は21年秋の自民党総裁選の時から、10兆円規模の大学ファンド設立を掲げるなど科学技術に力を入れる姿勢を見せている。政権初の骨太の方針でも、科学技術立国「再興」を打ち出した。
科学力は衰える一方だと認識しているのだろう。ただ、対応は不十分だ。10兆円ファンドにしても、資金提供先は3大学に絞られ、幅広い大学を支援して研究を底上げするには程遠い。
鉱物資源に乏しく、食料さえ自国では調達できない。そんな日本が未来に向けて選んだのが科学技術立国だった。その旗を掲げ続けるのなら、まずは科学技術政策の検証こそが急がれる。
記事紹介|できるだけ少々無理をしよう、箱から出よう
少しだけ、無理をして生きるには、コンフォートゾーンを抜け出さなければならない。
コンフォートゾーンとは、ストレスのない、居心地のいい場所や、環境、精神状態のことだ。
少しだけ、無理をすれば、ストレスは発生する。
しかし、たとえストレスがあったとしても、その居心地のいいホームから、アウェイに出て行くというチャレンジが必要なのだ。
まさに、「箱の中に安住せず、箱から出なくてはいけない」ということ。
自分で、自分に負荷をかけるということだ。
負荷をかけ続けること、その継続が大事なのだ。
「量は質に転化する」という言葉がある。
誰よりも量をこなしていくと、やがて、それが質に転化することに気づく。
量が質を決めるのだ。
すなわち量をこなすという、少しだけ無理をすること、自分に負荷をかけることが、質を高めることになる。
「少しだけ、無理をして生きる」という生き方を選択したい。
2023年8月13日日曜日
お盆入りダイエットジョグ
今日はお盆の入り。
昨日往復10時間かけての超特急日帰り墓参のため、今日は午後から通常どおりのダイエットジョグへ。
木陰を求めての植物園・福岡城址・大濠公園コースでしたが、お盆のためか人出は少なく、出会うのは外国人(ほとんど韓国)ばかり。
汗だくの真夏のランにも身体がなじんできたように思います。
大学情報通信 2023/08/13
【新構想、設置、大学・高専機能強化支援事業】
★大学等の新増設改組 設置申請用学生確保の見通しを記載した書類・アンケートのポイント|リクルート進学総研
https://souken.shingakunet.com/movie/2023/08/066.html
★静岡大「1大学2校」案 浜松・静岡両市長、受け止めに差|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC105350Q3A810C2000000/
★大学で理系人材の育成を強化 学部の新設・拡充の動きが広がる 前橋国際大が新学部設立、群大院は研究科改組|上毛新聞
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/327750
【教育】
★金沢工業大学のコーオプ教育 働きながら企業課題挑む|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC203JT0Q3A620C2000000/
★信州大学など、繊維業の環境負荷評価担う人材を育成|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC087ZF0Y3A800C2000000/
★DX人材育成へ信州大工学部に寄付講座 長野、須坂の製造5社が支援|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASR877F03R7NUOOB00H.html
★社会人向けオンライン講座「食MBAプログラム」開講のお知らせ|中村学園大学
https://www.nakamura-u.ac.jp/news_topics/35498/
【学生】
★奨学金、返済不要型も意外と多い 1.6万種類、自分がもらえるものを探すには?|朝日新聞
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-100715/
★教員採用秋選考でも「UJIターン」枠 佐賀県教委、県外の現職教員対象に|佐賀新聞
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1088988
【研究】
★若手・女性研究者奨励金公募要領等|私学事業団
https://www.shigaku.go.jp/s_wakatejosei_koubo.htm
★大学ランク順位下げる国内勢 東大は28位 活路はあるのか:前年は23位|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/11/news069.html
(関連)東大に研究インテリジェンス組織新設 情報戦で国際競争力強化|産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20230811-4HZ74ZHSRBOQBGCQTMEW77EKXQ/
★日本「トップ10%論文」13位に下降…NISTEP調査に見る学術生態系の秩序の変化|ニュースイッチ
★論文数TOPは中国、日本は過去最低ランク…科学技術指標2023|ReseEd
https://reseed.resemom.jp/article/2023/08/10/6970.html
【リスキリング】
★AI時代に、司法書士はなぜ優位?...ダイヤモンド「儲かる資格」、東洋経済「変わる相続・登記」、エコノミスト「日米相場」を特集|J-CAST 会社ウォッチ
https://www.j-cast.com/kaisha/2023/08/09466716.html?p=all
★Works179号オンラインセミナー シンガポール・ドイツ海外取材報告 リスキリング先進国の取り組み セミナー・シンポジウムのお知らせ|リクルートワークス研究所
https://www.works-i.com/column/seminar/works179.html
【SDGs】
★使わなくなったパソコンはどこへ?再生パソコン事業の最前線と意外な雇用|ENILNO
https://enilno.jp/all/pontdes-tech.html
【ネーミングライツ】
★愛称「フクニチャージ図書館」の表示サイン設置 福島大学の附属図書館 福島日産自動車が命名権(テレビユー福島)|Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ae53afa11feccfe2e9b4aebae51c8948014aa72
【大学経営、ガバナンス、危機管理】
★稲盛和夫氏「経営者は過ちを潔く認めて改める勇気が大切」|日経BOOKプラス
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/091200129/110400009/
★(社説)日大の不祥事 本当に再生できるのか|朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15713549.html
★<社説>運動部と薬物 大学の姿勢が問われる|北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/892373
【働き方、業務効率化】
★バックオフィス業務、5割が「紙の書類を毎日利用」 生成AI活用率は?|ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/09/news104.html
★勤怠管理、給与計算、人事管理&評価...御社はいくつ、人事系システムを使っていますか?|J-CAST 会社ウォッチ
https://www.j-cast.com/kaisha/2023/08/11466530.html
【その他】
★少子化問題 対策を後押しする何よりも重要なこと|日経BOOKプラス
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/040100018/122300036/
★燃料油価格激変緩和補助金|経済産業省 資源エネルギー庁
https://nenryo-gekihenkanwa.jp/