2023年11月26日日曜日

大学情報通信 2023/11/26

【政策動向】

★(社説)国立大学法案 拙速な立法 成立見送れ|朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/DA3S15802119.html

★「大学の自律性尊重を」 国大協、国立大学法人法改正に釘刺す声明|朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASRCS63H7RCSUSPT001.html

★国立大学法人法改正、国立大学協会が懸念や危惧訴える会長声明|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/235920/

(関連)国立大学法人法の一部を改正する法律案について【会長声明】(11/24)|国立大学協会

https://www.janu.jp/news/15119/


【新構想、設置認可】

★成長分野をけん引する高度専門人材育成、進む「デジタル」に対し「グリーン」はどうなっている?|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/column/2023235850/

★東京農大「数学なし入学ルート」に再脚光!GXブームで農学系新設ラッシュ【文系農学16学科10年間の偏差値】|ダイヤモンド・オンライン

https://diamond.jp/articles/-/332468

★県立大学 基本構想案 大学学部「経営」「データサイエンス・情報」の2つの分野を予定【佐賀県】|サガテレビ

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2023112415002

★大学院DS研究科2.5倍の100人に…滋賀大が掲げた思い切った目標の根拠|ニュースイッチ

https://newswitch.jp/p/39386

★滋賀医大、大学院に看護学の博士後期課程 看護学生の県外流出防ぐ(朝日新聞デジタル)|Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/3984b211efc639e42f2da1070e770d820d116848


【教育】

★リスキリング、4人に1人はデジタル関連 日経読者調査|日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA088L70Y3A101C2000000/


【学生】

★キャンパる:ここからfrom現場 困窮学生の「食」大学が支援 バイトに限界、行政に見過ごされ|毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20231123/ddl/k13/100/004000c

★第17回広島大学霞キャンパスホームカミングデー及び第54回霞祭(大学祭)を開催しました|広島大学

https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/80303


【研究】

★Wiley社、同社の事業部門Wiley University ServicesをAP社が買収すると発表|科学技情報プラットフォーム

https://jipsti.jst.go.jp/sti_updates/2023/11/14617.html


【連携・貢献】

★大学の地域貢献度調査、国公立が上位独占…総合1位は?|リセマム

https://resemom.jp/article/2023/11/24/74737.html

★日経「大学地域貢献度調査」、前回に続き名古屋市立大学が全国1位を獲得|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/235917/

(関連)日本経済新聞「大学の地域貢献度調査」名古屋市立大学が2回連続全国1位!!.pdf

https://www.nagoya-cu.ac.jp/media/202311071600WEB.pdf

★産学連携へ、AIソフトの活用探る 京都・福知山公立大学と福知山商議所がセミナー(京都新聞)|Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd140d4caf0eec486e1330c0739fa23cc0613e0


【図書館】

★大学図書館のキャリア学習支援 スムーズな学内連携に向けて|アルカディア学報

https://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/760.html

★次の100年へ 円形の包容力…議論、思索の階層 色分け<九州大>|読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231122-OYT1T50260/


【FD・SD】

★私立大学の自律と主体性 事務職員に期待すること|アルカディア学報

https://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/759.html


【働き方、業務効率化】

★Zoomでバーチャル背景の設定を変える方法|U-NOTE

https://u-note.me/note/72566


【その他】

★乗客を乗せた航空機、南極大陸に着陸成功。歴史的瞬間「青い氷の滑走路」への着陸映像が圧巻だった【動画】|ハフポスト

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6562ab15e4b0f35896f61168


記事紹介|大学の自律とは

私立大学の自律と主体性-事務職員に期待すること

研究員 山﨑その(京都外国語大学図書館事務長)

はじめに

大学や短大の学生募集停止のニュースが相次ぎ、鬱々とした気分が続いていた時、ふと某書店が出している小冊子の一文に目が留まった。「幸せな家族はどれもみな似ているが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」。トルストイの『アンナ・カレーニナ』(望月哲男訳、2008、光文社)の書き出しの一文である。そうだ、大学の経営も同じかもしれないと一瞬思ったが、いや、大学の場合は正反対だと思い直した。「経営がうまくいっていない不幸な大学はどれもみな似ているが、幸せな大学にはそれぞれのうまくやる形がある」といえるのではないだろうか。

過去の失敗から「こうなれば(これをやれば)ダメになる(失敗する)」という原因は、明確に特定することができる。その一方で、求められたことには漏れなく対応し、良いと言われることもできる限りすべてやっているのに、これという経営改善の糸口を見つけられないでいる真面目で一所懸命な大学がある。今や危ない大学の慣用句のごとく使われている「小規模」、「地方」、「単科」、「女子大」のリスクは確かに高いが、そうでなければ安泰というわけにはいかない。不確実性に支配された大学業界では頼るものはなく、将来の成功は誰も保証できない。大学は自らの判断と行動で、それぞれの幸せの形を見つけるしかないのだろう。

大学の自律と主体性

自律という語は、文脈によって極めて多義的に用いられている。大学は誕生以来、学問の自由に必要不可欠なものとして自律(自治)を求めてきた。一方、1990年代以降の文科省の審議会答申等が大学に対して求めてきた自律は、周囲から期待された役割や機能を果たし、組織の目標を達成する機能体組織としての存在である。私立大学に対しては、生き残りをかけた経営努力という自立の意味も含まれている。同じ語であっても、大学が求める自律と政府や社会が求める自律は、まったく別ものなのだ。

改めて自律という語を辞書で繰ってみると、「自分の行為を主体的に規制すること。外部からの支配や制御から脱して、自身の立てた規範に従って行動すること」とある(広辞苑第7版(2018))。自律するには主体的でなければならないのだ。同じく広辞苑によれば、主体的とは「ある活動や思考などをなす時、その主体となって働きかけるさま。他のものによって導かれるのではなく、自己の純粋な立場において行うさま」とある。大学が置かれている状況に照らし合わせてみるとどうだろう。

最大の収入源である入学者を確実に確保したり、卒業時の出口を保証したりするには、市場の意向に沿わざるを得ない。社会の発展に直接的に寄与し、社会の期待に応える教育改革は、質保証の視点からも強く求められている。教育の現場では、学生のレベルやニーズに合わせるための授業改善やカリキュラム改革に暇がない。近年の政府主導の大学改革政策や補助金政策は、大学の自律をサポートするというよりも、むしろマイクロ・コントロールによって自律を阻害しているという指摘もある。現状の大学の思考や行動は「主体的」というより、他者から求められたことや既に決められていること、やらなければならないとされていることに対して自ら進んで行動する「自主的」なもの、さらに言えば「受動的」なものになっているといえよう。

組織の自律に不可欠な個人の自律

大学の内部に目を移してみる。政府や社会に対して自律した経営行動をとっている大学が、組織的にも自律しているかというと必ずしもそうとはいえない。例えば、理事長の強力なリーダーシップのもとに独自の挑戦的な経営を行う大学は、対外的な経営行動としては自律性を発揮している。しかし、教員や職員には何の権限も責任も与えられず、ただ理事長の言いなりになっているだけだとしたら、その大学は自律した組織だといえるだろうか。組織の最適な形は、常に一つとは限らない。状況によっては、理念やビジョンの具現化よりも経済的な成果を求めることもあるだろう。より大きな目的達成のために、他の何かを犠牲にしなければいけない時もあるだろう。しかし、特定の人物による独裁や寡頭支配の状態は、短期的には問題ないかもしれないが、組織の長期的成長や持続可能性という観点からすれば、やはり問題がある。

自律した組織を維持するためには、構成員一人ひとりの自律が必要である。なかでも組織目標の達成を目指す機能体として、大学がそれぞれの能力を最大限に活かすには管理運営の中心を担う事務職員の自律が重要である。

大学職員が主体的に働くには

事務職員における自律とは何かを具体的に定義することは難しいが、一言でいうと「一から考え直す」という行動になる。規則や常識、思い込み、さらには自身の経験も一旦、脇に置き、一から考え直して仕事(何かをつくり出したり、成し遂げるための行動)を決められることである。これは事務職員にとって簡単なことではない。なぜなら、前例や常識、制度や規則は事務職員の業務の基盤となっており、それがリスクへの対策や業務の効率化を支えているからである。事務職員の日常業務は、既に在るものに対してWhy(なぜ、そうなったのか)や、How(どうやって解決するのか)を考え、行動している。しかし、自律に不可欠な主体的であるためには、What(そもそもやっていることは何なのか、それは何をしていることになるのか)から考えなければならない。これが「一から考え直す」ということである。次の2つの条件は、働きやすい職場の条件として一般的に言われていることではあるが、主体性を引き出し高めるために必要なことである。

一つは失敗できる環境である。すべての制約を取り払い、規則や常識に囚われず行動することは、非効率で時間もかかる。失敗したり、新たなコンフリクトが生じたりする確率も高くなる。事務組織の中だけではなく、教員や学生にとっても面倒なことになる場合がある。それでも失敗は不可避なものと端から認め合う組織文化と、大学全体で個人の失敗を次に活かそうとする仕組みがあれば、失敗を恐れず働ける。

もう一つは、余裕のある働き方ができるようにすることである。「こうした方がよい」、「これをすべき」と思っていても、目の前の業務に追われて手がつけられなかったり、新たに着手した場合に増える負荷を思って踏み切れなかったりする。余裕を生み出す直接的な方法の一つは、無駄な業務や意味のない手続きを廃止することである。当初の目的は消え失せているのに、その目的を達成するために設定された組織や制度、規則や手続きはそのまま残っているようなことは、一定のタイムラグも含めて、どの組織にもある。

おわりに

大学が不幸にならないためには自律が不可欠である。しかし、自律しているからといって、必ずしも幸せになれるわけではない。むしろ予測不可能な時代においては、合理的に意思決定できない問題が増え、大学は今後ますます状況依存的にならざるを得ないだろう。それでも大学は、それぞれに合った幸せの形を自律的に求めていくしかない。その鍵は、事務職員の「一から考え直す」行動にあると期待する。

記事:私立大学の自律と主体性 事務職員に期待すること|アルカディア学報

2023年11月25日土曜日

ライトアップナイトラン

今日は最高気温13度(15時現在)の冷え込んだ一日でした。

在宅仕事やら家事やらで昼間に時間がとれず、暗くなっての週末ラン。

せっかくなので、近場のライトアップスポットに立ち寄るコースを設定。

美しい光の芸術に癒されながらいい汗をかきました。


紅葉八幡宮











福岡タワー




PayPayドーム






自宅近く

2023年11月24日金曜日

記事紹介|優しさと厳しさの両面があるからこそ、難局を乗り越えていける

世の中で成功を収めるには、

人から愛される徳とともに、

人を恐れさせる欠点も必要である。

ジョセフ・ジュベール


優しさと厳しさの両面があるからこそ、難局を乗り越えていけるのでしょう。

それは組織も同じ。

心理的安全性の確保のみで、厳正な評価が伴わなければ、ただの生ぬるい組織になってしまう。

逆に厳しさだけではブラック企業になってしまう。

陰と陽の如く、何事もバランスが大事なのですね。

記事:両立|今日の言葉

2023年11月23日木曜日

小春日和ラン

 最高気温23度(15時現在)の小春日和。早速、2週間前の福岡マラソン以来のロングラン。

今日は大相撲九州場所が行われている福岡国際センター往復の約15キロです。

予想以上の温かさで汗だくでしたが、走りは快調。このまま2月の本番レースまで体調を維持したいところです。


大相撲九州場所@福岡国際センター






スマホにふけるお相撲さん


バスを待つお相撲さん


博多ポートタワー


遊覧船


福岡城址のお堀


紅葉が青い空に映えます

大学情報通信 2023/11/23

【予算】

★令和6年度予算の編成等に関する建議|財務省

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html

(関連)2024年度予算に係る財政審建議(高等教育・科学技術関係抜粋)|LINDA BLOG

https://daisala.blogspot.com/2023/11/2024.html


【新構想、設置認可】

★私大連が理系への転換支援事業に対し、財政支援強化などを要望|Between情報サイト

https://between.shinken-ad.co.jp/univ/2023/11/shidairen.html

★神戸の国公私立10大学、必修科目で単位互換制導入へ 久元市長、本紙インタビューで(神戸新聞NEXT)|Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c64b0f8449f5a5ebacdd96c649473ff374cd19

★新潟医療福祉大学、日本で唯一「3つの心理領域を同時に学べる」心理健康学科を開設|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/235355/

★帯広市 大学誘致基金 誘致断念で基金の利用目的変更へ|NHK

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20231121/7000062691.html


【SDGs】

★2023年度「STI for SDGs」アワード、文部科学大臣賞に慶應義塾大学発のスタートアップ「OUI Inc」|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/235757/

★白神山地由来の酵母を飲料などに活用 弘前大学・殿内暁夫研究室|SDGs@大学|朝日新聞

https://www.asahi.com/edua/article/15061900

★山口県立防府高校の「SDGsに関連した総合的な探究の時間」を支援するために出前講義を実施しました|山口大学

https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/27013/index.html


【大学経営】

★学校法人会計基準の在り方に関する検討会(令和5年度)(第6回)配布資料|文部科学省

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/126/siryo/1408398_00006.html

★大学施設に広がる「ZEB」って? 光熱費を抑え、環境にも優しく|朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASRCK5254RCHUTIL02T.html

★令和4年度決算検査報告の本文|会計検査院

https://www.jbaudit.go.jp/report/new/all/index.html

(関連)省庁別の検査結果(文部科学省)

https://www.jbaudit.go.jp/report/new/all/ch3_p1_05.html


【教育】

★日本私立大学連盟、私大連フォーラム2023「未来の学びへの羅針盤 生成系AIとデジタル技術が切り拓く大学教育の新時代」動画のオンデマンド配信・資料の公開を開始|キャリアの広場

https://www.riasec.co.jp/hiroba/archives/24680

★大学のオンデマンド授業、新たな学び方として定着〜デジタル・ナレッジeラーニング戦略研究所調べ|教育家庭新聞

https://www.kknews.co.jp/news/20231122o01

★大学生に不足するスキルは「文章力」と「論理的思考力」。大学教員2000人への調査結果|ハフポスト

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_655984cbe4b05723e4bd7794

★小~高校生の約8割が「ICT機器を使う授業は楽しい」 東京大学社会科学研究所とベネッセが調査|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/235508/


【学生】

★埼玉大学、卒業生がモンテネグロ首相に 坂井学長が祝電|日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC157MU0V11C23A1000000/

★フェリス女学院大学がFD講演会「卒業生による在学中の学びの評価」を12月13日(水)開催|フェリス女学院大学

https://www.ferris.ac.jp/news/2023/11/1573.html

★【調査発表】「2024年新卒採用 大学生の就職活動に関する調査」の結果を発表|リクルート

https://www.recruit-ms.co.jp/press/pressrelease/detail/0000000421/

★中学教員の採用倍率4・5倍→2・3倍 福岡県教委が試験前倒しへ|朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASRCG74R9RC9TIPE00W.html

★名古屋市立大学、早期にキャリア教育 授業で企業人招く|日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD26CXM0W3A021C2000000/

★本学学生が大麻所持の疑いで逮捕されたことについて(お詫び)|福岡大学

https://www.fukuoka-u.ac.jp/news/23/11/20122607.html


【研究】

★広島大学における研究力向上の取組~ 学術的多様性・イノベーション創出性の観点.pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsee/71/6/71_6_88/_pdf

★診療カーによるオンライン診療サービスを11月30日..|東北大学

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/11/press20231122-01-car.html


【連携・貢献】

★大学の地域貢献度調査、名古屋市立大学がトップ|日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC134J50T11C23A1000000/

★速報!日本経済新聞社発行「日経グローカル:大学の地域貢献度調査」にて本学が全国大学総合ランキング53位、全国私立大学総合ランキング10位と掲載されました|長崎国際大学

https://www1.niu.ac.jp/topics/society/2023/6174.html

★岐阜大など、地域活性化へ人材育成の連携組織|日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD217GR0R21C23A1000000/

★街と大学が持続可能な未来共有、全国組織「Town & Gown構想推進協議会」がスタート|大学ジャーナルオンライン

https://univ-journal.jp/235810/

★2023年度学生派遣プログラム(鳥取市、長崎県)成果発表会を実施しました|明治大学

https://www.meiji.ac.jp/social/japan/2023/mkmht000000rfpht.html

★秋季キャンパス・クリーン作戦を実施しました|山口大学

https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/27041/index.html


【図書館】

★小杉駅の“地下道で古本市”…富山短期大学図書館司書課程の学生が駅周辺の『にぎわいづくり実証実験』(富山テレビ)|Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0e8c78273127ce44a00296dd84369436d8c892a


【学生募集、高大連携、入試】

★【2023年度入試を振り返る】国公立大と私立大ともに志願者減も難関大人気は根強く|ユニヴプレス

https://univpressnews.com/2023/07/21/post-12288/

★室蘭工業大学で女性教員として最年少教授となった研究者が講演|NHK

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20231117/7000062616.html


【FD・SD】

★大学職員の仕事に求められる力とは? 解説動画|リクルート進学総研

https://souken.shingakunet.com/movie/2023/11/s028.html


【ダイバーシティ】

★優れた女性研究者に贈られる賞の表彰式|NHK

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231119/k10014262831000.html

★パープル・ライトアップをおこなっています|山口大学

https://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~diversity/2023/11/10/2420.html


【その他】

★思わせぶりなメッセージで万引が年18%減った訳 ちょっとした仕掛けでお困りごとは解決する|東洋経済オンライン

https://toyokeizai.net/articles/-/714163

★アプリに「働かされる」12時間…迫るブラックフライデー、Amazon配達員の実態から見えた「危うさ」|東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/291459

★オンライン寄せ書きとは?作り方やおすすめツールをまとめて紹介|U-NOTE

https://u-note.me/note/72562


記事紹介|いつでも偶然は努力する人を待っている

なにもせずに、よき偶然が起こるのをただ期待して待っているなら、一生は夢のようにぼんやりと終わってしまう。

良き偶然が起きるために必要なことが5つある、と心理学者のクランボルツ教授はいう。

それが、「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」。

好奇心とは、いくつになっても色々なことに興味・関心を持ち、行動を起こすこと。

持続性とは、粘り強さのことで、継続する習慣のこと。

楽観性とは、常にポジティブな捉え方や見方、考え方をすること。

柔軟性とは、こだわりや執着を捨て、変化に対応できること。

冒険心とは、リスクをとり、失敗を恐れず挑戦すること。

「努力し続ける人に良き偶然が起こる」

良き偶然が起こるための努力を重ねたい。

記事:努力し続ける人に良き偶然が起こる|人の心に灯をともす

記事紹介|もっと大切な何か

世間受けする「野心だけの人」 は、ただ社会混乱を引き起こすだけです。

「利益がすべて」という世界観から目ざめることです。

「人の役に立つこと」を企業の目的とした企業は、人々の惜しみない応援を得て、成功のチャンスは広がります。 

 ◇

どんなにお金を稼いでも、どんなに豪華な邸宅があろうとも、どんなに美しくてスタイルがよくても、どんなに知識があって頭がよくても…

三途の川を渡るときは、それらをみんな捨てていかなければならない。

この世に残せることは、人に与えた「喜び」と「悲しみ」だけ。

『上座も下座もない、空いた席を楽しむ』。

蒔かれたところで咲く花のように、どんな場所であってもそれを楽しむこと…。

「悲しみ」ではなく、「喜び」を多くこの世に残す人生でありたい。

記事:スティーブ・ジョブズの「病床の詞」|人の心に灯をともす

2024年度予算に係る財政審建議

 「令和6年度予算の編成等に関する建議」(財務省財政制度等審議会)が、11/20に公表されました。

「文教(高等教育)・科学技術」部分を抜粋します。


5.文教・科学技術

(2)高等教育

高等教育について考える場合、少子化の影響は第一に考慮すべき要素である。令和4年(2022 年)の18歳人口は、平成3年(1991年)の207万人に比べて約半分(113万人)となり、私立大学全体で見た定員充足率も100%を下回る状況となっている。

今後も入学者数の減少が予測される中、国立大学も含め、大学は、組織改革、経営改革について積極的・戦略的に判断していく必要がある。〔資料Ⅱ-5-6 参照〕


 


①国立大学の組織・経営改革

国立大学に対する運営費交付金について、法人化以降1,400億円減少したとの指摘があるが、教育研究とは直接関係のない病院の赤字補填や退職者の減少に伴うものであり、国立大学への補助金等を含めれば、令和元年度(2019年度)と比較して実質約440億円増加している。令和元年度(2019年度)と令和5年度(2023年度)を比較すると、運営費交付金そのものが実質的に増加している。〔資料Ⅱ-5-7 参照〕


 


そうした中で、共通指標に基づきメリハリある配分を目指してきたが、単年度ごとに配分率を決める仕組みであること、基幹経費の中でメリハリ付けを行う仕組みであることから、配分シェアが変わりづらい。運営費交付金で支援している大学の組織改革には、地域の課題や地域産業のニーズに対して、大学自らの強みを活かして対応している事例がある。こうした取組を評価するとともに、大学改革のインセンティブとなる更なるメリハリ付けの深化として、組織改革に対する支援の拡充やメリハリの強化を検討していくべきである。〔資料Ⅱ-5-8、9 参照〕


 




②私立大学等の組織・経営改革

これまでも定員割れの度合に応じ私学助成の減額措置を導入してきたが、令和4年度(2022年度)においても定員割れ私立大学等に対するメリハリが効いておらず、定員割れ私立大学等に対する交付額割合の大きい特別補助も存在したままになっている。〔資料Ⅱ-5-10 参照〕




収容定員充足率が9割未満の私立大学等のうち約8割は収支差がマイナスとなっていることを踏まえれば、私立大学等は、経営を途中で放棄することのないよう、実際に集めることのできる学生数を踏まえ、学部の縮小・廃止により定員規模を適正化することで、健全な学校経営を維持していくべきである。経常費補助金の配分に当たっては、補助の要件として定員規模適正化に向けた具体的な対応策の策定を求めるなど、配分方法を見直すことが必要である。〔資料Ⅱ-5-11 参照〕


 


③高等教育の負担軽減(奨学金等)

高等教育の負担軽減として、修学支援新制度(給付型奨学金+授業料等減免)について、令和6年度(2024年度)より、多子世帯及び理工農系の学生の中間層に対象を拡大することに加え、多子世帯の学生等に対する授業料等減免について、「更なる支援拡充」を検討することとしている。

奨学金の在り方を考える際には、修学支援新制度は「真に支援が必要な低所得者世帯の者」を対象としている点や、(高等教育を受けていない者も含めた)国民全体の負担となる点等に留意し、拡充内容は慎重に検討すべきである。また、拡充に際しては、対象となる大学や学生の要件を見直し、経営に問題のある大学や学習意欲の低い学生の単なる救済とならないようにすべきである。貸与型奨学金については、そもそも、大学を卒業したにもかかわらず、奨学金を返済できるだけの所得を得られないという状況にならないよう、教育の効果の測定や開示といった観点も重要である。〔資料Ⅱ-5-12 参照〕


 


(3)科学技術

①日本の研究開発費総額と生産性

我が国の財政状況が極めて厳しい中においても、政府として科学技術に対して重点的な投資を行ってきており、政府の科学技術予算(対GDP比)は主要先進国と比べて高い水準で推移している。また、官民を合わせた研究開発費総額で見ても、主要先進国と比べて遜色ない水準である。

科学技術に対する投資が重視されてきたにもかかわらず、被引用数が上位で注目度が高い研究論文(いわゆるTop10%論文)の数は低迷している。研究開発費当たりの注目度が高い論文の数、すなわち論文の生産性で見ると、他の主要国に水をあけられている。

こうした現状を踏まえれば、我が国における科学技術政策の課題は、科学技術に対する公的投資又は官民を合わせた投資の規模ではなく、投資効果を引き上げることであり、他の主要国に比して投資効果が低迷している構造的な要因に対して適切かつ早急に対処することが求められている。〔資料Ⅱ-5-13 参照〕


 


②大学の人事・組織改革

国際的な評価の高い自然科学論文の著者は半数以上が40歳未満であり、論文の生産性を高めるためには若手研究者の活躍機会を確保する必要がある。他方で、大学本務教員に占める若手研究者の割合は減少が続いており、若手研究者の登用は進んでいない。〔資料Ⅱ-5-14   参照〕




自らの研究室の卒業生の割合が高いほど、その研究室の論文生産数が低くなる傾向にあることを示した実証分析もあるが、我が国の大学においては、自校出身者が本務教員となりやすい傾向がある。また、獲得した研究費の間接経費は、獲得した研究者に依らず、部局間で固定的に配分されているとの指摘もある。若手研究者の登用が進まない現状を打破し、論文の生産性を高めるため、こうした慣行を廃するような人事制度や研究費等の配分方法に係る改革を行う大学等を積極的に評価すべきである。〔資料Ⅱ-5-15 参照〕


 

③企業が求める人材とのミスマッチ等を解消するための産学連携

将来の研究者を確保するためには、研究者を志す若者が将来のキャリアパスを具体的に見通せることが重要であり、大学内外で研究者として活躍する多様なロールモデルを作る必要がある。

しかし、企業が期待する能力と博士課程における教育研究を通じて育成される人物像との間にギャップが存在している中で、半分以上の大学は産業界が博士人材へ期待するニーズを把握していないとの調査結果もある。〔資料Ⅱ-5-16 参照〕


 

博士人材のキャリアパスの見通しの具体化を図り、企業の博士人材に対するイメージを改善する観点から、民間企業の具体的ニーズに基づいた産学連携プロジェクトを推進するとともに、民間企業のニーズに即したカリキュラムの見直し等を行う大学等を積極的に評価すべきである。

我が国の大学において、産学共同研究の1件当たりの規模が小さくなっているものの、経営戦略として戦略的産学連携経費を設定している大学は、設定していない大学に比べて、大型共同研究の実施率が高いとの調査結果もある。産学連携の推進に当たっては、大学本部において戦略的に進め、大学の持つ高い付加価値を反映した適正な研究費で受託する取組を推進すべきである。

我が国の大学は、他の主要国の大学と比較して、産学共同研究や受託研究等による民間からの研究費収入のみならず、ライセンス収入や寄付のいずれにおいても受入額が低いが、こうした大学本部における戦略的な取組は、大学の財源調達の多様化にも寄与するものであり、研究の多様性確保にもつながることが期待される。〔資料Ⅱ-5-17 参照〕


 


④研究力強化に向けた評価等の枠組み

量子・AI 等の先端技術等、国として戦略的に分野・領域を定めて研究開発を推進するべきである。ただし、国費を投じて社会的課題の解決を目指すものである以上、個別のプロジェクトの失敗を許容するとしても、定量的な成果目標を設定して評価を行い、事業内容を不断に見直していくことが不可欠である。

また、大学等における研究拠点の形成・強化を目的とする事業については、事業終了後も民間資金獲得等により基盤経費を確保して機能を発揮できるよう、助成額が逓減する仕組み等自走につながる仕組みを導入すべきである。〔資料Ⅱ-5-18 参照〕


 

2023年11月19日日曜日

記事紹介|挑戦するということ

チャレンジするということは、リスクをとるということだ。

つまり、失敗を覚悟で挑戦する。

そして、リスクをとるとは、失敗を恐れず、勇気を出して、冒険することだ。

「冒険」とは、危険な状態になるかもしれないが、それでも、あえて一歩を踏み出すこと。

どんなことも、やってみなければわからない。

それは、「新たな学び」「新たな仕事」「新たなイベント」「新たな組織」「新たな趣味」「新たなスポーツ」といった、新たな挑戦。

まさに、サントリーの鳥井信治郎氏の言葉、「やってみなはれ やらなわからしまへんで」。

記事:新しいことは、すべて冒険|人の心に灯をともす

記事紹介|素直さ

知らぬ道

知ったふりして 迷うより

聞いていくのが ほんの近道

道歌


知識の習得を止まらせる一番の方法の一つは、

「あ、それ知ってる」

と答えてしまうことでしょう。

素直に聞くこと、素直に謝ること、素直に感謝を伝えること。

いずれも中途半端な意地やプライドが起こしているのでしょう。

成長している人ほど、いくつになっても聞き上手であり、また自分の後輩に対しても教えを乞うことができるようです。

ドラッカーも

『知識は、本の中にはない。本の中にあるものは情報である。

知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である』

と語っています。

記事:聞く|今日の言葉

2023年11月18日土曜日

冬を感じた週末ラン

正午現在、気温10度、曇り空、低気圧と強い寒気の影響で冷たい風か吹く中でしたが、防寒の備えをして、フルマラソンレースから1週間後の週末ランへ。

今日は、坂道トレーニングということで自宅近くの山の上にある植物園(寒いので主に温室)をめぐり、下って城址周辺をのんびりと走りました。気持ちのいい汗をかき、頭の中をリフレッシュすることができました。


フクシア


ハイビスカス


金鯱(キンシャチ)


パラグアイオニバス








ジャングルのよう


パパイヤの実




福岡城正門入口






福岡城潮見櫓




大濠公園 奥に見えるのが油山


福岡市美術館