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植物園経由のランで秋さがし。ハロウィンの庭に癒やされた連休最終日

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10月の連休最終日は、さわやかな秋晴れでした。 最近はロングランが続いていましたが、この日は久しぶりに、自宅近くの植物園を経由するランにしました。 まずは年間パスポートの更新です。ところが、発券を終えたあとで「65歳以上は無料ですよ」と教えられました。 「はよう言うてくれー」 思わず心の中で叫びましたが、今回は寄付ということにしておきます。 園内に入ると、植物たちは少しずつ秋色に変わりはじめていました。あずまやのまわりにはハロウィンの飾りつけがあり、かぼちゃやオーナメントが彩りを添えています。広場には敷物を広げた家族連れの姿も多く、にぎやかで穏やかな一日でした。 たまにはランの途中で植物園に立ち寄り、季節の移ろいをゆっくり眺めるのも悪くありません。

「遺憾です」と聞いたら、まず確認したい5つの質問

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ニュースで政治家や企業が「誠に遺憾です」と話すのを、よく耳にします。強い言葉に聞こえますが、その言葉だけでは、何を言っているのか分かりにくいことも少なくありません。今回は「遺憾」という言葉を手がかりに、公式発言の読み方を考えてみます。 この記事は、「遺憾」という言葉を批判するものではありません。「遺憾」の一言で、どこまで説明したことになるのかを考える記事です。 「遺憾」の本来の意味は「残念」 「遺憾」は、思いどおりにならず残念に思うこと、という意味の言葉です。『日本国語大辞典』の編集に携わった 神永曉さん (元小学館辞典編集部編集長)は、辞書編集者としての連載の中で、この語はもともと「残念に思う」という意味だったと説明しています。 現在の公式発言では、そこから広がって、相手への抗議や非難、自分たちの立場の表明といった場面でも使われています。 ここで大事なのは、「遺憾」という言葉だけでは、 謝罪したことにはならないという点です。 「遺憾に思います」と言った人が、「私たちに責任があります。申し訳ありません」と言っているとは限りません。 なぜ公式の場で使われるのか 「遺憾」という言葉だけでも、何らかの事態を「望ましくない」と評価していることは示せます。一方で、それだけでは、誰に責任があるのか、責任をどう考えているのか、今後何をするのかまでは示されません。 『問題な日本語 その4』(北原保雄編著、大修館書店)には、「遺憾」は謝罪の言葉なのかという質問に答える項があります。 毎日新聞校閲センターの「毎日ことばplus」 によると、その中で、当事者が直接のお詫びの言葉を使わずに、第三者的に責任逃れの立場を通せるからではないか、という趣旨の指摘がされているそうです。また、難しい漢語を使うと、真摯に対応しているように見せかける効果はあるものの、責任を明確にして謝罪すべき場面では、受け手がはぐらかされた気持ちになる、とも述べているそうです。これはあくまで同書の見解です。 また、「遺憾」という漢語の響きによって、実際の意味以上に強い態度表明のように受け取られることもあります。 ただし、ここで「遺憾=弱い言葉」と決めつけるのは正確ではありません。「遺憾」という言葉だけでは、強いのか弱いのか、分からないのです。 評価の言葉と、行動を示す言葉は別物です。 ...

学校の「成功」は、卒業の先にあります。 ――学校法人が数字の向こうに見るべきもの

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学校法人にとって、「成功」とは何でしょうか。 入学者が増えること、定員が埋まること、就職率が高いこと、収支が黒字であること。どれも大切です。ただ、私はこの問いを考えるたびに、数字では答えきれないものが残ると感じます。 ある記事が投げかけた問い Forbes JAPAN に、国際開発の分野を題材にした「進歩の政治学」という記事(以下、Forbes記事)が載っていました。配分された資金、完了したプロジェクト、研修を受けた人の数。開発の世界は数値化に長けてきたが、問うべきは「測っているか」ではなく「正しいものを測っているか」だ、という内容です。 Forbes記事は学校を扱ってはいません。けれども、読みながら学校のことばかり考えていました。そのまま当てはまる問いが多いからです。 「何をしたか」と「何が変わったか」 Forbes記事は、組織が提供したもの(アウトプット)と、実際に変わったもの(アウトカム)を区別するよう求めています。 学校に置き換えてみます。何人を受け入れたか、何時間授業をしたか、何件の進路指導をしたか。これらは学校が「何をしたか」です。一方、本当に知りたいのは「その人に何が変わったか」です。 学校の「数字」は、どちらを見ているのか 何をしたか(アウトプット) ・何人を受け入れたか ・何時間授業をしたか ・何件の進路指導をしたか 何が変わったか(アウトカム) ・学ぶ力がついたか ・望む進路に進めたか ・「学んでよかった」と思えているか 左は数えやすく、右は確かめにくい。(概念図) ある学校が今年、500人を迎えたとします。立派な数字です。けれども、その500人が学ぶ力をつけたのか、望む進路に進めたのか、数年後に「ここで学んでよかった」と思えているのか。入学者数からは何も分かりません。 「500人」から分かること 入学者数 500人 学ぶ力は? この数字からは分かりません 進路は? この数字からは分かりません 数年後の実感は? この数字からは分かりません 分かるのは、一番上の1本だけです。(概念図。棒の長さは数値を表すものではありません) 教育の成果は人の中に起きる変化で、多くの場合、卒業のあとに少し遅れて現れます。 教育の成果は、いつ現れるのか 入学 在学 卒業 1年後 3年後 その先 年度末の数字で見えやすい範囲 少し遅れて成果が...

30キロ走で「足が止まらなかった」日、ツール・ド・九州に遭遇

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今日も30キロのロングランに挑戦しました。 終日ほぼ曇天で、気温は28度、湿度は54%。ランニングコンディションとしては悪くない一日でした。 先週は途中で足が止まってしまいましたが、今日はそうはなりませんでした。途中でウオーキングをはさみながらではあったものの、なんとか30キロを走り切ることができました。何より、 足が止まらなかったこと が今日の一番の成果です。一か月後に迫った本番レースにも、ようやく希望が見えてきました。 走っている途中、思わぬものに遭遇しました。九州を舞台とした国際自転車ロードレース「ツール・ド・九州」の佐賀・福岡ステージが、ちょうど開催されていたのです。 ただ、ヘルメットとサングラスをした集団があっという間に目の前を過ぎ去っていくので、マラソンのように選手の表情をうかがう余裕はありません。あの速さは、さすがロードレースだと思いました。 さて、あと1、2回の苦しいロングランを乗り越えれば、本番も楽しみに変わるはずです。引き続きがんばります。

奨学金を「会社が返す」時代へ――代理返還制度が変える、若者・企業・地域の現在地

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はじめに――「奨学金を返す会社」が増えている 大学や専門学校を卒業した後、毎月の給与から奨学金を返していく。かつては、それを個人の問題として考えるのが普通でした。 しかし、いまは少し事情が変わっています。 「その奨学金、会社が返します」 そんな求人を出す企業が増えているのです。 日本学生支援機構(JASSO)の 「企業等の奨学金返還支援(代理返還)制度」 は、2021年4月に始まりました。企業が従業員に代わってJASSOへ直接送金し、奨学金の返還を支援する仕組みです。 利用企業は急増し、2025年度末(2026年3月末)には4,852社に達しました。支援を受ける返還者も2万6,422人に増えています(日本経済新聞、2026年7月28日付)。さらに 文部科学省 は、2026年度末に約7,000社、2027年度末には約1万社まで利用企業を増やす目標を掲げています。 利用企業(2026年3月末) 4,852 社 支援を受ける返還者 26,422 人 国の目標(2027年度末) 約1万 社 もはや、一部の企業だけが採用する珍しい福利厚生ではありません。 では、なぜ企業は「社員の借金」を肩代わりするのでしょうか。その背景には、若者の経済的負担、企業の人手不足、地域の人材流出という、別々に見えていた問題が、一つの制度でつながり始めていることがあります。 なぜ、いま「奨学金を会社が返す」のか 数百万円を抱えて始まる社会人生活 奨学金は、若者にとって決して珍しいものではありません。 広島県が紹介するJASSOの調査 では、大学生の55.0%、専門学校生の60.6%が何らかの奨学金を受けています。平均的な借入総額は310万円、返済期間は平均14.5年です。 奨学金を取り巻く数字 大学生の受給率 55.0% 専門学校生の受給率 60.6% 平均借入総額 310万円 平均返済期間 14.5年 返済に不安を感じる ...