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国立大学改革に向けた戦略

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下村文部科学相は、昨日(4月23日)、政府の 産業競争力会議 において、国立大学改革に向けた当面の対応等についてのプレゼンを行いました。今後、この内容に基づいて、「国立大学改革プラン」が策定されるようです。 関連記事  社会人学び直しに助成 文科省が教育改革プラン(2013年4月23日 日本経済新聞) 下村博文文部科学相は23日の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)で、人材育成強化に向けた教育改革プランを発表した。成長産業への転職を促すため、社会人が専門知識を学び直せるように大学や専門学校の教育プログラム開発を助成。日本人学生の海外留学を倍増させるため民間資金を活用した奨学金も創設する。国立大教員へ年俸制を導入し、民間の優秀な人材も呼び込む。 文科省によると、2012年度に大学や専門学校で学んだ社会人は12万人。国内の産業構造の変化に伴い、職種転換が必要になるのは年間20万人に上ると推計される。同省は「新たな知識や技術の習得が重要」として、5年間で大学・専門学校で学ぶ社会人を現状の2倍の24万人に引き上げる目標を掲げる。 産業界と協力し、社会人向けの教育プログラムを開発する大学や専門学校に費用を助成する。例えば新エネルギー開発、都市再生、農林水産業の高度化など成長分野で活躍できるプログラム開発を促す。ほかにも、女性の職場復帰やシニア層の地域活動に役立つプログラムも支援する。 グローバル社会で活躍する人材の育成も強化する。日本人の海外留学生を現状の2倍の12万人にすることを目指す。学校での英語教育を強化するとともに、民間企業からの資金を活用し、留学希望者に奨学金を出す仕組みをつくる。 海外留学をしやすくするように、国際標準の秋入学の導入も促す。秋入学が拡大すれば、高校卒業から大学入学までの半年間を利用して海外留学する学生の増加が見込まれる。大学界と産業界が協力し、海外留学希望者の支援組織を立ち上げることも促す。 また、国立大教員に年俸制や民間企業からの報酬受け取りを本格導入し、優秀な民間研究者や外国人教員を呼び込む。日本と海外のトップ大学が共同で大学院を設置することも支援し、グローバル人材を育成する力を強化する。政府が6月にまとめる成長戦略に盛り込み、実現を目指す。 プレゼン資料(抜粋) 全体版...

動機善なりや、私心なかりしか

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「 動機善なりや 」。私は、企業経営をする上で、こういうことを常としています。 それは、新しい事業に展開する場合などに、「動機善なりや」ということを自らに問うのです。何かをしようとする場合、自問自答して、自分の動機の善悪を判断するのです。 善とは、普遍的に良きことであり、普遍的とは、誰から見てもそうだということです。自分の利益、都合、格好などだけでものごとは全うできるものではありません。その動機が自他ともに受け入れられるものでなければならないのです。 また、仕事を進めていくに当たって、「 プロセス善なりや 」ということを問うています。結果を出すために不正な行為もいとわないということでは、いつかしっぺがえしを食らうことでしょう。実行していく過程も、人の道を外れるものであってはならないはずです。 言い換えれば、「 私心なかりしか 」という問いかけが必要なのです。自分の心、自己中心的な発想で事業を進めていないかを点検するのです。 私は、 動機が善であり、実行過程が善であれば、結果は問う必要はない、必ず成功する と固く信じています。 出典:「創業者 稲盛和夫」(京セラ) 心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるために(PHP文庫) 稲盛和夫 PHP研究所 発売日:2004-04 ブクログでレビューを見る»

給与減額の妥当性

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現在、国立大学法人の教職員には、国家公務員に準じた取扱いとして、2年間にわたる給与減額が課せられており、今月から2年目に入ります。 先月末には、この給与減額を不服とし、国立大学法人では、福岡教育大学に続き、山形大学が提訴しました。 給与減額:山形大教授ら7人、不当と提訴(2013年03月27日 毎日新聞) 国家公務員の給与を削減する臨時特例法施行に伴って国立大学法人の教職員給与も減額したのは労働契約法に反するとして、山形大の教職員組合に所属する教授ら7人が26日、山形大に減額分計約364万円の給与支払いを求め、山形地裁に提訴した。国立大学法人の同様の提訴は、福岡教育大に続き2例目。 臨時給与減額訴訟 第2次提訴の共同記者会見(2013年3月27日 全国大学高専教職員組合) 国立大学法人等の給与臨時減額に対して、昨年11月27日の未払い賃金を請求する第1次一斉訴訟に続き第2次訴訟の共同記者会見を3月27日に実施しました。山形大学職員組合が3月26日に提訴し、富山大学教職員組合、京都大学職員組合が4月から5月に向け提訴の準備を進めています。・・・ 私も国立大学法人の一職員なので、個人的には、給与減額は避けて通りたいところですが、私達の給与の原資を提供してくださっている国民の目線では、しごく妥当な措置といった意見が大勢を占めるのでしょうね。 国立大学法人における給与減額については、これまでこのブログでも何度か触れておりますが、予想以上にアクセスが多く、関係者の関心の高さをうかがい知ることができます。そこで、今回は、国立大学法人の教職員の給与水準を国家公務員に準じることの妥当性について、少し考えてみたいと思います。なお、かなりの部分を「 国立大学法人経営ハンドブック 」から引用・加工させていただいております。 1 国立大学法人の位置付けについて 国立大学法人は、国民の負託を受けて、我が国の高等教育及び学術研究の水準の向上と均衡ある発展を図るという使命を担っています。 また、国立大学法人の設置・廃止は、国の意思に基づき法律によって直接行われること、国立大学法人の所在地は法律によって直接指定され法人の裁量は認められないこと、つまり、国立大学法人の配置は、国の責任において全国的な地域バランスが十分に考慮され決定されることになっていま...

自分は何を遺せるのか

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ブログ「 今日の言葉 」から「 はなちゃんのみそ汁 」をご紹介します。 小学3年生のはなちゃんのお手紙です。 ママへ はなはね、ママに伝えたいことがあるんだよ。それはね、おべんとうが全部作れるようになったこと。 びっくりしたでしょ。 冬休み、パパが前の日にお酒を飲みすぎて、ねぼうして、学童保育に持っていくおべんとうを用意してなかった。 パパは「あとで持って行くから」と言ったけど、はなは今からでも間に合うと思ったので、パパがお風呂に入っている間、ごはんをたいて、自分でおべんとうを作ってみようと思った。 おかずはばあばから作り方を教えてもらったたまごやきと、パパから教えてもらったブタ肉とピーマンのしおこうじいため。ごはんには、ゆかりのふりかけをかけたよ。 こんど作るときは、あとかたずけも全部するって、パパとやくそくしたんだよ。 (中略) お風呂のそうじとせんたくは、少し、さぼっているので、4年生になったらがんばる。 やくそくするから、天国で見ててね。 (中略) 人の悪口を言わない。笑顔をわすれない。全部、ママが教えてくれたこと。 むずかしいな、いやだな、こまったな、と思っても、なんとかなるもんね。 「きりかえ、きりかえ」って、ママがよく言ってたもんね。 はな、もう泣かないよ。がんばるよ。 安武はな ------------------------------------ 「はなちゃんのみそ汁」(文藝春秋社)という本の冒頭にこの手紙が掲載されています。 「がんで逝った33歳の母が、5歳の娘に遺したもの」という副題のついたこの本。 是非、一度読んでみて下さい。 ママの闘病記がメインではありますが、病気に向き合う真実や家族のありがたさが痛いほど伝わって来ます。 自分は何を遺せるのかを考えると、今からの行動が変わってきますね。 はなちゃんのみそ汁 安武信吾・千恵・はな 文藝春秋 発売日:2012-03-13 ブクログでレビューを見る»