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2月, 2011の投稿を表示しています

よりよい決定をする

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人生の重大な問題について適切な解決策を見つける方法を紹介しよう。 1 自分の能力に自信を持つ。 自分ができると思えば思うほど、ますます大きなことを成し遂げることができる。したがって、できると思う範囲を広げれば、さらに大きなチャンスをつかむことができる。 2 決断力を持つ。 ほとんどの決断は生死にかかわる問題ではない。しかし、多くの人はあらゆる可能性を考えすぎて立ち止まってしまう。何も決定しないより、ひとつのコースを選んで前進するほうがいい。もしその決断がうまくいかなかったなら、あとで修正すればいいだけだ。 3 自分にとって何が一番いいかを考える。 他の人の要望にもとづいて決断をすると、結局、不満を感じやすい。他の人の目標を追い求めても幸せにはなれない。 4 勇気を持つ。 勇気は、適切な答えを導いてくれる資質である。自分の潜在能力を限界まで開発して行動を起こす勇気を持とう。イギリスの名宰相チャーチルは言っている。「勇気がなければ、ほかのすべての資質は意味をなさない」 人生は自分独自の強みを発見し発揮する冒険である 。 勇気を出し、自分に正直になり、大きな期待を抱き、粘り強く努力を積み重ねよう。そうすれば、自分の決断に対して最高の結果が出てくるはずだ。 成長の法則 ジェフ・ケラー ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日:2006-06-15 ブクログでレビューを見る»

ニュージーランドに奇跡を

去る2月22日にニュージーランド・クライストチャーチで発生した大地震による被害や生き埋めになった方々の救出活動の様子が連日報道されています。 日本人を含む多くの犠牲者・不明者が明らかにされるたびに、家族、友人、関係者の方々の悲しみ・苦しみはいかばかりかと心が痛みます。 時間との闘いと言われますが、決してあきらめず、ひとりでも多くの生存者が見つかることを心からお祈りします。 天声人語(2011年2月27日 朝日新聞) 「命というものは、はかないゆえに尊く、厳かで美しい」。ドイツの文豪トーマス・マンの言葉という。はかなく厳かに、いくつもの命が明滅したニュージーランドの震災地で、時間との闘いが大詰めを迎えている。 救出されて病院にいるはずの女性が不明に転じるなど、がれきの街が発する情報は千々に乱れた。日本からの家族は倒壊現場に近づくこともままならず、思いの丈はなかなか伝わらない。遠巻きに見守るしかない心痛を察すれば、言葉もない。 被災者の一覧で胸に残るのは19という年齢だ。高校を出、まずは英語を磨こうという若い志である。渡航は初めての人も多い。内向き志向が言われる中、いずれ日本と世界を結ぶであろう面々。活躍の場を海外に広げようとする看護師もいる。 地震を起こしたのは未知の断層で、これほどの揺れは何千年もなかったとする見方がある。その稀有(けう)な時を、前途有望な若者たちが、ひときわ壊れやすい建物で迎えた不運を何としよう。 ホームステイをすると「親」が増える。学生を案じて声を詰まらせる白人夫妻に、この国の優しさを見た。傷ついた街は国籍を超えた祈りに包まれ、週末の現地紙は大きく「希望を捨てるな」と掲げた。雨水を糧に、遠い重機のうなりを気力に変えて、つないでいる命があるかもしれない。 余震に悩まされながら、日本の国際緊急援助隊が夜を徹して作業を続けている。声が出せるなら、母国語で万感のやりとりが交わされよう。今はただ、不明者のご家族と心で手をつなぎ、奇跡の時を待ちたい。 ◇ さて、現在、我が国でも、被災地を救援すべく日本赤十字をはじめ様々な団体や個人によって募金活動が行われていますが、大学関係でも、ホームページを通じた募金活動が行われています。 全ての国立大学法人のホームページ(新着、お知らせ等)をのぞいてみた限りでは、ホームペ...

機能別分化・大学関連携の促進・経営基盤の強化

中央教育審議会大学分科会(第93回、2010年12月14日開催)の議事録を抜粋してご紹介します。(かなり恣意的ですが) 国公私立を通じ、大学が直面する重要課題の一端が読み取れます。今後とも高等教育の発展に資する有益な議論の継続が期待されます。 全文はこちらをどうぞ http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/1302001.htm 「これまでの大学分科会の審議を踏まえた論点整理」についてに関する意見交換 樫谷隆夫委員(公認会計士・税理士) 機能別分化、大学間連携、経営基盤、これに関連して、経営的に見たときに、経営的には問題がないところと、このままいけば厳しいのではないかというところと、もう厳しいのではないかといった3つの段階が多分あると思います。このままいけばしばらくは大丈夫というところも、厳しい国際競争力にさらされます。国際競争にさらされて、国際競争に勝っていかなければいけないというところもあります。それはそれで、機能別分化をしないといけない。 また、機能別分化は、企業で言うと選択と集中です。つまり、企業のコア事業、一番得意なところに集中して、ノンコア事業を売却なり整理して、資源を全部一番得意なところに集中して、国際競争に勝とうということが企業の戦略ですが、機能別分化もやはり、企業で言いかえれば選択と集中ではないかと思っていますので、大規模大学といえども、経営的には何となくはやっていけるかもわかりませんが、やはり競争に勝つため、特に国際競争に勝つとなると、機能別分化といいますか、選択と集中を相当大幅にやっていかないと、超長期的には残れないのではないかと思っています。 小杉礼子委員(独立行政法人労働政策研究・研修機構統括研究員) 私は、機能別分化をむしろ底上げで考えていただきたいと思っています。私は調査機関ですので、いろいろ調査していますが、やはり大学に入ってくる層が非常に多様になって、大学生としてなかなか自律して勉強するところまでいくのに時間のかかる若者たちが今の大学にはたくさんいます。そういう学生が、特定の大学に多くいるという状態の中で、そういう大学の卒業生がこの時点で、最も就職できないでいます。それは需要の問題もありますが、もう1つ、供給側の労働力が、やはり十分労働市場に入って、一人前...

希望つぶしの名人大会

今朝(2011年2月26日)付の天声人語 です。 さまざまな言葉をユーモアと皮肉で定義する私家版の辞典は面白い。「楽天家用小辞典」やら「紋切型辞典」やら名前もユニークだ。中でも米国人ビアスの「悪魔の辞典」は切れ味と毒気の妙で知られる。 たとえば「投票」はこうなる。〈自分自身の愚かさをさらけ出すと同時に、祖国を破滅に導く、自由市民の持つ権力を表わす手段およびシンボル〉(岩波文庫)。ニヤリと笑えないのがつらい。政権交代後の日々を思ってトホホが先に来る人は、少なくあるまい。 民主党代議士会がまた大荒れしたそうだ。菅首相夫人を漫画にした政策ビラをめぐり、「文句あるやつは広報委員になって一緒に作ればいいじゃないか」「何言ってんだよおめえ」。投票で国政を担う選良が、である。 怒った岡田幹事長が「今しゃべったやつは立って。仲間が説明しているときにそういう言い方があるのかね」。小学校の担任のよう、と言えば児童に失礼になる。中東の混迷、原油高騰、地震――現実の激しさ重さと、小物議員ぶりの落差が物悲しい。 古き良き時代は終わったが、新しい時代は見えにくい。自分の人生観や価値観がいつまで有効なのか、誰にも自信がない。「希望の処方箋(しょほうせん)」を書くのが政治の仕事だろうに、希望つぶしの名人大会ばかり永田町で盛大だ。 自分の発言なり行動なりが己をどう利するか。けちな羅針盤だけ頭にのせた顔は、与野党問わず覚えておくにかぎる。同じ輩(やから)に二度だまされるのはだまされた者の責任。ビアスの国で聞いた処世訓に、次なる投票を重ね合わせて。

高等教育にとっての危機の種

正確かつ客観的なデータに裏打ちされた予測のもと、将来の危機に備えた十全な対策を講じることは、健全経営の基本と思われますが、私自身を含め大学人は、企業人などに比べれば、やや緊張感に欠け危機意識に疎い人種が多いのではないか(私見です)と思います。 知らないうちに” ゆでガエル ”になってしまわないよう、日頃からアンテナを張って世の中の動向を見定めておくことが何より大切かと思いますし、そのことが結果として” 大学の常識と世の中の常識の乖離をなくす ”ことにつながっていくのだと思います。 今回は、広島大学高等教育研究開発センター長の 山本眞一 氏が、 文部科学教育通信 に寄稿された「 将来の危機に敏感なアンテナを-何が高等教育に痛撃を与えるか 」を抜粋してご紹介します。 将来の危機に敏感なアンテナを-何が高等教育に痛撃を与えるか 危機は将来突然に 外に危機が迫っていても、中に居ればまったく気が付くことなく突然災厄に巻き込まれることは、何も近所の火災だけではない。成長というものに安住してきた高等教育も同じではないだろうか。 2020年に至る15年間は、質保証を始めとする大学の体質改革の時代となるであろう。体質改革が必要な理由は、もちろん将来の危機に備え、併せて知識基盤社会にふさわしいインフラとなって成長のチャンスを掴むためである。そのために現時点ではまだいささか近未来的な感覚でおられる大学関係者も多いことと思うが、より敏感なアンテナを立てて、早急に対策を講じなければならない課題が幾つかある。 人口再減少の痛撃 第一に、18歳人口の再減少である。私は何度も18歳人口の将来予測に触れ、2020年代から減り始めて今世紀半ばにはいまの6割以下の70万人弱になるであろうと述べてきた。その予測値を裏付ける実測値が次第にそのことの現実味を強く示すようになってきている。図表(略)は、政府公表による各年の出生者数である。若干の死亡率を考慮する必要はあるだろうが、これを18年未来に伸ばすことによって、およそ各年度の入学該当人口の見通しはつけられよう。 これによれば、2001年の出生者から再減少の傾向が明らかであり、つまりは2019年の入学者からその影響が及んで、その後の9年間のうちにおよそ31万人の減少となることが分かる。これは、1970年代半ばに始ま...

ポジティブな言葉を使う

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自己啓発書は、日ごろ使っている言葉の重要性を力説する。それはなぜか。言葉はたいへん強い力を持っているからだ。あなたが日ごろ使っている言葉は信念を強化し、やがてそれが現実をつくり出す。あなたの心はあなたが自分に言い聞かせていることをすべて聞いて、それと一致する結果をもたらす作業に専念するのである。 「私は一文無しで、苦しい」と何度も言えば、 あなたはそのとおりの環境に身をおくことになる。あなたの心はお金がない状況をつくり出そうとするからだ。 成功者は自分に対しても周囲の人に対しても、いつもポジティブな言葉を使う 。仕事で成功したいなら、世の中にチャンスがいくらでもころがっているような話をし、そのチャンスをつかむ方法を考えるべきだ。そうすれば、実際にチャンスをつかみ、ますます大きな成功をおさめることができる。 私生活が充実している人は、ポジティブな言葉を使う。それに対し、たとえば恋愛がうまくいかない人は、「いい相手が見つからない」と愚痴をこぼ す。その結果、皮肉なことに、いい相手が見つからないという現実をつくり出しているのだ。 このように言葉は非常に強い力を持っている。自分が日ごろ使っている言葉を軽んじてはいけない。言葉が現実をつくり出すという認識に立って言葉を使うようにしよう。豊かさ、繁栄、希望、愛、チャンスを強調する言葉を使えば、やがてあなたの心はそういう現実をつくり出すはずだ。 成長の法則 ジェフ・ケラー ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日:2006-06-15 ブクログでレビューを見る»

寄付金戦略からみる大学の姿

運営費交付金をはじめ、国からの財政支援は益々厳しくなるばかり。そこで各国立大学法人では、科学研究費補助金、各種官民研究助成金、民間企業との共同研究や受託研究など、外部研究資金の獲得に力を入れています。 また、最近では、独自の奨学金を創設したり、修学環境の整備を進めるための基金を設け、積極的な募金活動を展開する大学も増えてきました。 教育研究や学生支援の充実を図るためには、このような外部資金の確保・拡大による財政基盤の強化が必須の時代になっているわけですが、旧帝大クラスはともかくも、地方大学や教育系単科大学では、なかなか思うようにいかないのが現実です。 そこで、ホームページを通じ基金や募金活動を積極的に展開している大学を調べてみました。大学のホームページを覗いてみてわかったことは、トップページに基金や募金の特設ページのバナーが置かれ、ページを開くと、個人や法人などの対象別のページが用意され、税法上のメリットだけでなく、ご芳名の公表、プレートの贈呈など寄付者へのインセンティブについて工夫している大学があります。 さらに、寄付手続きがわかりやすく説明され、ホームページ上からの寄付の申し込みやクレジットカードによる寄付が可能になっているなど、寄付者の利便性に十分配慮した仕組みになっている大学もあります。 一方、寄付金の募集に関する情報がホームページのどこに掲載されてあるのか、サイトマップやサイト内検索からさがしても容易に見つけることができない大学もあり、消極的な受身の姿勢が感じられます。大学によってずいぶん温度差があるようですし、寄付金の獲得戦略の格差は思った以上に拡がっているようです。 ※今回は、基金を設置している大学を対象に掲載し、一般的な寄付金募集については除いてあります。 ※私の調査能力が不十分なため誤って記載している場合があります。関係者の皆様におかれてはご容赦ください。コメント欄にてご指摘をいただければ随時訂正してまいります。 北海道・東北地区 北大フロンティア基金 北海道教育大学教育支援基金 室蘭工業大学教育研究振興会 小樽商科大学百周年記念募金 帯広畜産大学基金 旭川医科大学 見つけることができませんでした 北見工業大学創立50周年記念基金 弘前大学 見つけることができませんでした 岩手大学学生支援基...

Q-CONFERENCE2010に参加して

先日この日記でご紹介した「 九州地域大学教育改善FD・SDネットワーク(Q-LINKS) 」主催の「 Q-CONFERENCE2010 」に行ってきました。 (過去記事) あなただったらどうしますか(2011年2月17日) 「Q-CONFERENCE2010」は、主として、1)仲間の知恵や工夫を共有する「 ポスターセッション 」、2)カリキュラムづくりのコツを共有する「 Q-Lab第1回CDプロジェクト報告会 」、3)“人が学ぶ、組織が育つ-明日の教職協働を考える-”をテーマとした「 企画セッション 」の3部構成でプログラムされてありました。 ポスターセッション 31の大学・コンソーシアム・賛同者が参加していましたが、どのポスターの周りにも人だかりができ、皆さん熱心に意見交換をしていました。 Q-Lab第1回CDプロジェクト報告会 プロジェクトの内容や成果について映像や参加メンバーのコメントを交えながら振り返りました。なお、第2回CDプロジェクトは、新たにメンバーを公募し、2011年8月に開催する予定だそうです。(詳細は7月初旬頃ホームページにて発表のこと) (参考) Q-Lab(ラボ)、CDプロジェクトとは 、 第一回CDプロジェクト活動成果報告 企画セッション 「人が学ぶ、組織が育つ~明日の教職協働を考える~」と題し、明治大学の 芦沢特任教授 をモデレーターとして行われました。 はじめに、芦沢氏から大学の組織にまつわる エピソード が紹介され、ケーススタディが行われました。フロアとの意見交換が中心でしたが、大学における仕事の内容や経験の違いなどから、意見が大きく分かれ、討論会のような様相になる場面もありました。 続いて芦沢氏から、ケーススタディの背景にある現実について、近時、中教審など政策的にも教員と事務職員との協働関係の確立、教職員の職能開発が強く求められている中で、 FDや授業改善に対する教員と事務職員のアプローチに違いがある(職員の方が熱心に参加しているというケースがある。FDはほとんどの大学で任意参加、参加を強制しているケースはほとんどない。) 教職協働のGood Practiceがアドミッション、キャリア支援、学生生活にとどまり、本丸である質保証や授業改善で起きていない(...

IR(Institutional Research)に何を求めるべきなのか

近時、大学を取り巻く厳しい社会的、行財政的環境の変化に適応していくためには、大学経営人材、中でも経営トップを支える大学職員の養成が緊要な課題とされています。 同時に、経営トップの判断に不可欠な、戦略的大学経営に資する様々なデータの取得・分析・提供(提言)を効率的・効果的に行うIR(Institutional Research)機能の充実強化も益々重要視されています。 これまでこの日記でも、IRに関する情報をお知らせしてまいりましたが、今回は、国立大学財務・経営センター教授の 金子元久 さんが IDE(現代の高等教育) (N0.528 2011年2-3月号)に寄稿された「 IR-期待、幻想、可能性 」を抜粋してご紹介します。(太字強調は私の判断です。) IR-期待、幻想、可能性 簡単に整理すれば大学におけるIR(Institutional Research)とは、1)データ収集・蓄積、2)特に教育機能についての調査・分析、そして3)大学経営の基礎となる情報・分析の提供をさす。それは大学にとって何を意味するのか。 現在の日本の高等教育が様々な意味での転換点にあり、個々の大学の経営能力が問われていることを考えれば、こうした意味での活動に関心が高まるのは、当然といってもよいかもしれない。私どものグループが昨年に行った「全国大学職員調査」(有効回答者数、約6,000人。 http://ump.p.u-tokyo.ac.jp/crump )でも大学の現状について「企画調査能力をさらに強化する必要がある」という設問について、<そう思う>あるいは<ある程度そう思う>という回答がほぼ9割を占めた。こうした意識は大学の管理運営に直接に関わる人々にほぼ共有されているといえよう。 日本の大学とIR ところで考えてみれば、IRの活動は日本でもこれまで行われてこなかったわけではない。 特に1960年代後半の学生運動の昴揚期には、大学というものの存在自体が社会的な関心を呼んだこともあって、大学についての調査研究をおこなう組織が、いくつかの大学に作られた。1970年には広島大学に「大学問題調査室」が作られ、これが現在の同大学「高等教育研究開発センター」に発展した。同じ時期に同様の組織が作られた例はほかにもない。ただし多く...

国立大学の機能強化へ始動

国立大学協会が、大学の機能別分化、大学間連携の推進、質の保証といった大学改革課題についての検討を開始するようです。特別委員会の設置要項が2月16日開催の国大協理事会資料として提出されています。後日正式な発表が行われると思いますが、取り急ぎ(案)をご紹介します。 「国立大学の機能強化に関する委員会」要項(案) (趣旨) 第1条 高等教育を取り巻く国内外の環境が急激に変化し、国際間の競争もいっそう激化する中、国立大学の果たすべき役割や特色等機能強化について検討するため、国立大学の機能強化に関する委員会(以下「本委員会」という。)を設置する。 (役割) 第2条 本委員会は、次の活動を行う。 (1)大学の教育研究が日本再生の柱の一つとして期待される中、国立大学の果たすべき役割や特色等機能強化について検討し、その責務を十全に果たすための取り組みについてその考え方や方向性を取りまとめること。 (2)機能強化のための取り組みに関し、参考資料の収集を行い、会員へ参考情報の提供などを行うこと。 (3)機能強化のための取り組みについて、国民、ステイクホルダーへ情報発信し、その理解増進を図ること。 (4)その他、今後の高等教育の充実と国立大学の機能強化に関する取り組みに関して、長期的な展望について検討すること。 (構成) 第3条 本委員会は、本協会の理事、監事及び会長補佐で構成する。 2 本委員会に委員長及び副委員長を置き、委員長は本協会会長をもって充て、副委員長は本協会副会長から1名を、委員長が指名する。 3 本委員会の下に、ワーキンググループ(以下「WG」という。)を設置し、次に掲げる者で構成する。 (1)副委員長、本協会の専務理事及び常務理事、並びに、委員長が指名する数名の本委員会構成員 (2)委員長が指名する数名の学識経験者 4 WGに座長を置き、副委員長をもって充てる。 (運営等) 第4条 本委員会の運営等は、次のとおりとする。 (1)本委員会は、委員長が必要に応じて開催し、委員長が主催する。 (2)会議での検討等においては、本協会の各委員会と連携するとともに、必要に応じて学識経験者等から意見を聞くことができる。 (3)WGは、座長が必要に応じて開催し、座長が主催する。 (4)WGは、本委員会と連携して具体的な検討を...

あなただったらどうしますか

来る2月19日(土曜日)に、九州・福岡の西南学院大学において、九州地域大学教育改善FD・SDネットワーク(Kyushu Learning Improvement Network for Staff Members in Higher Education:Q-Links)主催の「 Q-conference2010 」が開催されることになっています。 Q-Linksとは Q-conference2010とは Q-Linksのホームページを覗いてみますと、” 企画セッション ”の開催に当たって、事前に資料がアップされてありました。どうやら、大学の組織にまつわるエピソードを紹介し、このエピソードを手がかりに、フロアとの意見交換を行うようです。 早速読んでみましたが、大学において仕事がスムーズに進まない、とても身近な事例が描かれてあり、まさに”ビンゴ”といった内容でした。 さて、なかなか難しいケーススタディですが、自分がその立場だったら、目の前にそういう立場に置かれている人がいたら、あなたはどうしますか。土曜日ですが、興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。 ケース1 国際広報はどの部署の仕事? 地方都市にあるA大学で、研究成果を海外向け広報に役立てようとする試みが始まった。しかし、実際に担当する部署が決まらす、計画を遂行することができない。新規事業を担当する部署が決まらない場合に、どのような学内協議と意見調整をおこなうべきか、を考える。 あなたの大学で、国際広報のためのワーキング・グループが発足し、英語による広報を拡充していくことが検討された。このワーキング・グループの検討結果に基づき、学内の研究成果を英文記事にしたうえ、オンライン上で情報配信することが決定された。しかし、英語での論文発表の多い教員の選定、研究成果を英文記事にする業務、メルマガ方式で海外の研究者に情報発信する業務などをどの部署が担当するか、が決まっていない。研究助成部門、広報部門、国際連携部門などが候補にあがったが、どのセクションにも十分な人員配置と予算がないため、意見調整がはかどらなかった。学長の裁量予算を振り向けることが決まり、英語力のあるスタッフが配属されている研究助成部門、国際連携部門のどちらかで対応することになった。しかし、両部門の管理職は「既存業務で多忙...

利益代表では教員の資質向上は議論できまい

今年1月末、「学校教育における諸課題の複雑・多様化に対応して教員に求められる専門性を今一度見直し、養成段階を含めた教職生活の全体を通じて不断に資質能力の向上や専門性の高度化が図られていくようにするため、教員免許制度と教員養成・採用・研修の各段階を通じた一体的・総合的な取組が行われるようにする」ための具体的方策を検討してきた中央教育審議会から審議経過報告が公表されました。 教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について(諮問) (平成22年6月3日) 教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について(審議経過報告) (平成23年1月31日) 噂によれば、出された意見の多様さゆえ、その調整や取りまとめに時間を要し、当初予定されていた時期が延びてしまったようですが、最近、その原因の一端をうかがい知ることのできるコラムに出会いました。 このコラムは、 日本経済新聞社編集委員の横山普一郎さん が、 IDE(現代の高等教育)(N0.528 2011年2-3月号) に寄稿されている「取材ノートから」というものです。なかなか鋭い指摘だと個人的には興味を持ちました。 教員の資質向上 昨年末、中教審の「教員の資質能力向上特別部会」が審議経過報告をまとめた。 6月の諮問以降、部会が議論してきたのは、教員養成の6年制化と教員免許更新制度の是非だった。だが、審議が始まった直後の参議院選挙で民主党が大敗、更新制見直しを打ち出しても、法改正の見通しが全く立たない状況に追い込まれた。 こうした事情もあり議論は迷走した。審議経過報告は、教員免許に「基礎免許状」、「一般免許状」、「専門免許状」を設けることや、6年制化を引き続き検討することを盛り込んだが、更新制の是非も含め具体的な結論は殆ど得られないまま、各論並記でタイムリミットの12月を迎えた。委員からも「何も決まらない」、「具体的成果はない」、「深い議論はできなかった」などの声が上がる。 教員の資質能力向上は、極めて今日的で重要なテーマである。それだけに、審議が中途半端に終わった事は残念だ。その要因はいくつかあるが、最大の問題は、「教員養成制度改革」という長期的テーマと「免許更新制の廃止」という当面の政治課題を一緒に諮問したことだと思う。 元々、更新制は自民党政権時に政治主導...

恨みを捨てる

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誰かとの間でいやな思いをして、その相手に反感を持ったとき、どうすればいいだろうか。考えるべきことは3つある。 1  恨みは猛毒だ 。 ただし、被害をこうむるのは相手ではなく自分である。恨みを抱いていると、あなたは自分自身を苦しめて不幸になる。逆に、恨みを解き放つと気分がよくなり、集中力が高まり、私生活も仕事もうまくいくようになる。 2  悪口を言わない 。 恨みを抱いた相手の悪口を言うと、周囲の人たちに敬遠されるようになる。人々はあなたを後ろ向きで不平不満の多い人とみなすようになるだろう。そして、いつかあなたが自分たちのあら探しをするようになるとも思うだろう。これはまったく損な話だ。もっとポジティブな話をして、好印象を与えるよう努めるべきだ。 3  将来のことを視野に入れる 。 その悪ロを言った相手とは、一生かかわることがないだろうか。その人の助けを借りるような事態は想像しがたいかもしれないが、世の中は狭いものだ。その人自身、あるいはその人と親しい人が、あなたやあなたの家族を助けることも十分にありうることを肝に銘じておこう。 成長の法則 ジェフ・ケラー ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日:2006-06-15 ブクログでレビューを見る»

規則からみる大学の姿

年度末。国立大学法人では、入試業務はもとより、法人評価や予算に関わる作業など、多くの大学職員が多忙を極める時期を迎えています。 そんな中、4月以降の組織や制度の見直しに係る規則等の整備も山場を迎えているのではないでしょうか。規則等の制定改廃を行う際には、必ずといっていいほど他大学の規則等を参考にします。 そこで、作業の一助にと考え、各国立大学法人がホームページで公開している規則集を一覧化してみました。全ての大学が公開しているわけではありませんが、昔に比べれば随分と公開率は高まっているような気がします。 ※私の調査能力が不足しているために誤って記載している場合があります。関係者の皆様におかれてはご容赦ください。コメント欄にてご指摘をいただければ随時訂正してまいります。 【追記】 岩手大学、宮城教育大学、奈良先端科学技術大学院大学を追加しました。(2011年2月15日) 北海道・東北地区 北海道大学 北海道教育大学 室蘭工業大学 小樽商科大学 帯広畜産大学 旭川医科大学 北見工業大学 弘前大学 非公開 岩手大学 東北大学 宮城教育大学 秋田大学 非公開 山形大学 福島大学 非公開 関東・甲信越地区 茨城大学 筑波大学 筑波技術大学 非公開 宇都宮大学 群馬大学 非公開 埼玉大学 千葉大学 東京大学 東京医科歯科大学 東京外国語大学 東京学芸大学 東京農工大学 東京藝術大学 東京工業大学 東京海洋大学 非公開 お茶の水女子大学 電気通信大学 一橋大学 横浜国立大学 新潟大学 長岡技術科学大学 非公開 上越教育大学 非公開 山梨大学 非公開 信州大学 政策研究大学院大学 非公開 総合研究大学院大学 非公開 東海・北陸・近畿地区 富山大学 金沢大学 福井大学 非公開 岐阜大学 非公開 静岡大学 浜松医科大学 非公開 名古屋大学 愛知教育大学 非公開 名古屋工業大学 豊橋技術科学大学 三重大学 非公開 滋賀大学 滋賀医科大学 非公開 京都大学 京都教育大学 京都工芸繊維大学 大阪大学 大阪教育大学 兵庫教育大学 神戸大学 奈良教育大学 奈良女子大学 和歌山大学 北陸先端科学技術大学院大学 非公開 ...

心を救う詩集 「くじけないで」

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最近世間のことに疎くなっているなと思いました。報道ステーションという番組で、99歳の詩人 柴田トヨさんの詩集『くじけないで』が話題となっていることを知りました。 柴田トヨさんについては、2010年12月31日にNHKで放映された「ヒューマンドキュメンタリー『99歳の詩人 心を救う言葉』」でも紹介され、再放送も行われていたようです。 今年100歳を迎えるトヨさんは92歳から息子さんの勧めで詩を書き始めたそうです。きっかけは、産経新聞の「朝の詩(うた)」というコーナーへの投稿です。トヨさんの詩は、「朝の詩」で多くの読者の心を引きつけ、1冊の詩集にまとめられました。 人生は、辛くて悲しいことばかりではない。人生、いつだってこれから。誰にも朝は必ずやってくる。--自分を励ましながら、人をも励まし救ってくれる素晴らしい詩に是非触れてみてください。 詩集の一部をご紹介します。 - くじけないで - ねえ 不幸だなんて 溜息をつかないで 陽射しやそよ風は えこひいきしない 夢は 平等に見られるのよ 私 辛いことが あったけれど 生きていてよかった あなたもくじけずに くじけないで 柴田トヨ 飛鳥新社 発売日:2010-03-17 ブクログでレビューを見る» トヨさんの100歳(2011年6月)を記念して、初の展覧会 『「くじけないで」99才のデビュー 詩人・柴田トヨの世界』展 が、相田みつを美術館第2ホール(東京 有楽町 東京国際フォーラム内)で開催されるそうです。 期間 2011年3月8日(火曜日)~7月3日(日曜日)月曜日休館日 時間 10:00~17:30(入館は17:00まで) 料金 一般大800円、高中500円、小200円、70歳以上500円 詳しくは、 相田みつを美術館のサイト を御覧ください (関連ブログ) NHK ヒューマンドキュメンタリー「くじけないで 99歳の詩人」を観て 不幸なことがあっても、誰を恨むのではなく、元気をだしてまた立ち上がろうとすることを詩にされています。その源は「やさしさ」にありました。風に耳をかたむけ、日射しに手をさしのべられながら、自然のやさしさといつも対話されているのですね。苦しくとも、一日一...

宮崎県に温かいご支援をお願いします!

宮崎県における「新燃岳噴火被害」、「鳥インフルエンザ発生」に対する義援金や義援物資の募集が行われています。皆様の温かいご支援をお願いします。 義援金 義援金をお寄せいただく場合の窓口案内について(宮崎県) 新燃岳の噴火に伴う義援金と義援物資の問い合わせについて(宮崎県都城市) 「高原町新燃岳噴火被害義援金」を募集します(宮崎県西諸県郡高原町) ボランティア 団体の新着ブログ(宮崎県ボランティアセンター) 被災地NGO恊働センター 震災がつなぐ全国ネットワーク こばやし&たかはるハートム

映像からみる大学の姿

近時、大学を紹介する映像をよく目にするようになりました。大学の特色や個性をより具体的に受験生や社会の方々に提供する媒体としては、とても効果的ではないかと思います。 そこで、今回は、各国立大学法人のホームページから「大学紹介映像」を拾ってみました。概ね「大学案内」「広報」「入試情報」「受験生の皆様へ」といったカテゴリーに整理されてあります。どの映像も素晴らしいものばかりです。 残念ながら映像を見つけることができない大学もありました。関係者の皆様ご容赦ください。代わりにYouTubeで拾えたものをご紹介ます。(掲載場所を教えていただければ訂正していきますので、コメントにてご指摘をお願いいたします。 北海道・東北地区 北海道大学 北海道教育大学 (見つけることができませんでした) 室蘭工業大学 小樽商科大学 帯広畜産大学 旭川医科大学 (見つけることができませんでした) 北見工業大学 弘前大学 (見つけることができませんでした) 岩手大学 東北大学 (YouTube) 宮城教育大学 秋田大学 山形大学 (YouTube) 福島大学 (見つけることができませんでした) 関東・甲信越地区 茨城大学 (見つけることができませんでした) 筑波大学 筑波技術大学 (見つけることができませんでした) 宇都宮大学 (見つけることができませんでした) 群馬大学 (見つけることができませんでした) 埼玉大学 千葉大学 東京大学 東京医科歯科大学 東京外国語大学 (YouTube) 東京学芸大学 東京農工大学 東京藝術大学 東京工業大学 東京海洋大学 (見つけることができませんでした) お茶の水女子大学 (関連) お茶の水女子大学公式映像コンテンツ 電気通信大学 (見つけることができませんでした) 一橋大学 横浜国立大学 新潟大学 長岡技術科学大学 上越教育大学 山梨大学 (見つけることができませんでした) 信州大学 政策研究大学院大学 (見つけることができませんでした) 総合研究大学院大学 東海・北陸・近畿地区 富山大学 (見つけることができませんでした) 金沢大学 福井大学 岐阜大学 静岡大学 (見つけることができませんでした) 浜松医科大学 (見つ...

職員教育のリベラル・アーツ論

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先日、この日記で、日本福祉大学常任理事 篠田道夫さんの論考「 職員の力量向上の取り組み 」をご紹介しました。 (過去記事) 職員育成システムの現状と課題 (2011年1月27日) 今回は、この論考の中で引用されていた、 寺崎昌男氏 (立教学院本部調査役・大学教育学会会長)(当時)が2008年3月に「アルカディア学報(教育学術新聞掲載コラム)No.315、316、317号」に寄稿された「 大学リテラシー試論 」をご紹介します。(太字は私の判断による強調です。) 大学人 特に職員の基礎知識を考える 「大学リテラシー」という言葉を発案してから4年ほどになる。立教大学の「SDシンポジウム」で発題したとき、「 事務員をやめよう、職員になろう 」と論じた。 「 事務員 とは、例えば来年度の予算案を作るとき『今年度を踏襲する費目はこれ、来年度増額する費目はあれ』というように『上の方』の意向も聞きながら考えて、正確に準備できる人のことです。でも 職員 は違います。『この費目は5年間変わっていない。けれども学園の将来計画からいえば、これこれこういう費目を新設して将来計画の実現をサポートすべきです』と提案できる人です」と述べた。その 「職員」になるのに必要なのが「大学リテラシー」 だと思う、と論じたのだった。区分論には異論があるかもしれない。また「私は職員以上の専門職をめざしている」という人もいるだろう。だがここでは、「 効率的な日常業務処理だけに専念するのでなく、大学の全体を視野に入れ、将来の方向についても積極的に提案できる人 」ということにしておこう。この連載では、こうした現職職員の方々を頭に置いて記すことにする。 その後、大学職員論は深化し、関連文献も大幅に増えた。論者の中には「大学リテラシー」という言葉を使われる方も出てきた。また大学に関する知識や見識の担い手を職員だけに限らず、教員も含めた「大学人」としてとらえ、認識を共有し「協働」することが大切だと説く議論も見られるようになった。それにしても「大学リテラシー」とはいったい何か。言い出した手前、少なくとも分節しておく義務がある。体験や見聞をもとに、 1)大学という組織・制度への知識と認識 2)自校への認識とアイデンティティの確認と共有 3)大学・高等教育政策への認識...

教育の質の確保・向上を

文部科学省が、平成22年度の「 設置計画履行状況等調査の結果等 」を2月4日に公表しています。 設置計画履行状況等調査(通称「アフターケア」と言われています)は、文部科学省令 *1 及び告示 *2 に基づき、大学の設置認可時等における留意事項及び授業科目の開設状況、教員組織の整備状況、その他の設置計画の履行状況について、各大学からの報告を求め、書面、面接又は実地により調査を行い、各大学の教育水準の維持・向上及びその主体的な改善・充実に資することを目的として実施されるものです。 調査結果の概要(抜粋)は以下のとおりです。教育の質の向上が強く求められている今日、今回指摘を受けた大学はもとより、全ての大学が今一度自分のこととして受け止め検証を行うことが必要です。 平成22年度調査結果の概要 設置計画を着実に履行する必要性に対する認識不足などを背景に、履行状況が不十分な大学が見られた。特に、設置認可後から完成年度に至るまでの間における各種変更計画に係る手続に対する理解不足により、教員の新規採用又は担当科目の追加若しくは職位の昇格の場合に 大学設置・学校法人審議会 の教員審査を受けていないなど、変更の際必要な手続きを経ていないという、極めて不適切な事例も見られた。 本年度の調査を踏まえ、当該留意事項が付されている大学はもとより、その他の大学においても特に留意していただきたい点を以下にまとめた。 入学定員管理 各大学は、様々な工夫の下で入学定員の充足に向けた取組を行っているが、当初計画の甘さなどから、学部学科等が開設して以来、入学定員の未充足が続いている大学も見られた。このため、各大学においては、学生や社会からのニーズを踏まえ、今後の入学定員の確保に向けた具体的な取組が求められる。 他方、入学定員を大幅に超えた学生を受け入れた結果、適正な入学定員の管理が必要と考えられる大学も見られた。各大学においては、それぞれの教育環境を踏まえた教育の質の確保を図るため、自ら定めた定員に基づいた学生数の管理が必要である。 教育課程等 1単位に必要な授業時間数については、 大学設置基準 (昭和31年文部省令第28号)において、講義や実習等、授業の方法に応じて15~45時間とされており、講義の場合は、定期試験を除いて、1単位当たり最低でも15時間の...

国立大学の学長に期待される役割とは

国立大学が法人化して丸7年が経過しようとしています。この間、国立大学法人は様々な意味で大きな変化を遂げてきました。その中で大学構成員の先頭にたって改革を進めてこられた学長さんたちのご苦労はさぞや大変なものだったにちがいありません。 変化を好まないネガティブな教職員が少なくない中、あらゆる場面で彼らからの批判や抗議をくぐりぬけながら、法人としてのあるべき姿を追求し続けなければならない使命感や、大学経営に関する頼るべき前例も知識・経験の抱負な参謀的役割の事務職員もいない中で連日究極の判断を求められる緊張感に押しつぶされそうになりながら耐えてこられた(あるいは現在も耐え続けておられる)学長さんも多いのではないでしょうか。 そんな国立大学の学長さんに関して、私たちがこれからの学長像を考えていくに当たって参考になる論考を抜粋してご紹介します。この論考は、神戸大学の川嶋太津夫氏(当時)が書かれた「国立大学の法人化と学長職の変容」と題するもので、私にとっては、鋭く実態が捉えられておりとてもわかりやすく的確な示唆を与えてくれるものでした。問題は、この正論を現場にいる教職員がどのように認識し実行していくかなのですが、そこが難しいのが大学経営でして・・・。(太字は私の判断で強調したものです。) 国立大学の法人化と学長職の変容 1  はじめに 国立大学の法人化は、国の行財政改革が大きな推進力となったことは否定し得ないが、国際的な視点で見れば、早晩法人化は避けられない事態だったであろう。各国に共通するのは、高等教育への政府からの支出の減少、大学の活動に対する社会からのアカウンタビリティと質保証の要求の高まり、そして何よりも、知識基盤社会において知識の継承と創造の中心アクターとして、国際的な国家間競争への大学の貢献に対する期待の高まりが指摘できる。言い換えれば、このような大学を取り巻く劇的な環境変化のもとでは、個別大学に大幅な自律性や裁量権を与え、機動的な大学経営を可能としない限り、各大学も、また国家そのものも知識基盤社会における国際的な経済競争に打ち勝てないということである。そのため、年度予算のほぼ50%が運営費交付金として政府から措置されるものの、各国立大学には独立した法人格が付与され、財政的に自立し、自律的・機動的に経営できるよう「国立大学法人」が設立され...

コミュニケーションの技術を伸ばす

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信頼関係を築いて好印象を与えるコミュニケーションのポイントは4つある。 相手を打ち負かそうとしない 。コミュニケーションを議論と混同している人があまりにも多いのが現状だ。自分が正しくて相手が間違っていることを証明しようとすると、相手は腹を立てる。あなたは誰かからそういうことをされたらどう感じるだろうか。それは職場でも家庭でも同じことだ。 自分のことばかり話さない 。相手に話をさせずに自分についての話ばかりしていると、相手のことはどうでもいいという印象を与えるおそれがある。こういう態度は相手に不快感を与えるので、相手はすぐに興ざめをし、あなたとかかわりを持ちたくないという気になってしまう。今後の課題として、自分が話している割合を全体の半分以下にするよう努力すべきだ。 相手の話を途中でさえぎらない 。自分が次に話すことを考えながらコミュニケーションをすると、相手の話を聞くことに集中できなくなる。また、自分の考えがまとまると相手の話を途中でさえぎって話したくなる。だが、それは相手への侮辱である。相手の話を最後まで聞く習慣をつけることが不可欠だ。 相手より携帯電話を優先しない 。昨今、外の世界と絶えずつながっていなければ不安を感じる人が増えている。そういう人は携帯電話の奴隷になりがちだ。たとえ会話の途中であっても、携帯電話が鳴ったりメールの到着を知らせたりすると、すぐに携帯電話を手にとる。離れたところにいる人のほうが目の前の相手より重要だと思っているのである。 成長の法則 ジェフ・ケラー ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日:2006-06-15 ブクログでレビューを見る»