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記事紹介|今年も感謝

新年の初日の出を拝む人は多いけれど、 大晦日の夕日に感謝する人は少ない。 『ご自分の名前を大切にしてください。 名前は、あなたを愛する人が付けてくださったもので、特別な思いが込められています。 小さい頃はたくさん名前を呼ばれたでしょう。 でも年を重ねるとだんだんと呼ばれなくなりますよね。それなら自分で呼びましょう。 鏡の中のもう一人の自分に向かって、お名前を呼びながら褒めてあげてください。 自分の名前を呼ぶと、あなたの中に息づいたご両親の存在もきっと感じることができるでしょう。 そして、命に対する感謝も湧いてくることでしょう』 命に感謝し、命を育む源となる太陽に感謝する年末となることを願っています。 感謝|今日の言葉  から

記事紹介|努力を楽しむ

幸福になる秘訣は、快楽を得ようと努力することではない。 努力そのものの中に、快楽を見出すことである。 アンドレ・ジッド 幸せを感じるには2つの方法があるでしょう。 この言葉のように何かに向かって努力をし、その努力そのものを楽しめる場合と、同じくジッドの言葉で、 『目が見える人間は、目が見えるという事が、いかに幸せであるかを、ほとんど感じずに生きていく』 とあるように、今すでに幸せであることに気付いて感謝出来る場合との2つ。 ただしどちらにも共通するのは、「今」を楽しんでいるということでしょう。 すでに十分恵まれていることを楽しむこと、努力している今を楽しむこと。 『努力できること自体が、才能』という言葉もあります。 誰にでもその才能があるのです。自分でそう信じられれば。 幸福|今日の言葉  から

記事紹介|子供叱るな来た道だもの  年寄り笑うな行く道だもの

子どもが小さいときは、かわいいものです。 その子がいるというだけで幸せな気持ちになります。 思い出も楽しいものばかりです。 しかし、その子が大きくなったとき、必ずしも親の期待どおりになるとはかぎりません。 不登校の娘、家庭内暴力の息子、十代で妊娠出産した娘、高校、大学、結婚と順調だった娘の離婚、就職に失敗してノイローゼになった息子など、彼らの親の苦労はどれほど深く大きいものか。 「息子は中学までクラスで一、二番でした。やさしい子でしたが、高校受験に失敗してから性格が変わってしまい、悪い仲間と遊ぶようになりました。主人が一度きつく叱りましたら、家出してそれっきり帰ってきません。友だちの話では、暴力団に入っているらしいのです」 「娘は完璧に育てたつもりです。なのに離婚だなんて。私の子育てがどこかで間違っていたのですね」 「こんなことになるのなら、いっそ子どもなんていないほうがよかった。子どものない人がうらやましいです」 それぞれに悩む親の苦悩を聞いていると、子どもへの深い愛情に比例して、後悔や自責の念が伝わってきます。 私はといいますと、司法試験に挑戦していた二十代後半から三十代はとても忙しい日々でした。 周囲の人たちの手助けもあって、なんとかやってきましたが、百点満点の親だったかというともちろんそうではありません。 もっと、かまってやればよかった、という悔いはたくさんあります。 でも、過去は取り返せません。 当時の若かった自分にとっては、それがせいいっぱいの育児だったと思うのです。 こどもたちはすでに大きくなっていた、ある日のこと。 押入れを整理していたら、子どもらが小さいころに使っていた椅子が出てきました。 ピンクとブルーの二脚の木製の椅子は、色あせて、金具も錆(さ)びています。 「もう使わないから、捨てちゃおうか」 「いいだろう」 夫と私は、椅子を一脚ずつ手に持って、ゴミ捨て場に持っていき、壊れた家具の上にそっと置きました。 その帰り道、私はもう後悔しはじめていました。 当時は上質だった小さな椅子に、チョコンと座って食事をしていた子どもたち。 もうすっかり大きくなりましたが、幼かったころのかわいらしい顔と、当時の思い出がその椅子には残っていました。 なくなっていたらどうしよ...

記事紹介|本当の「改革」とは

2007年2月、勤めていたアメリカの企業から異動命令を受け、米西海岸から日本に移り住むことになった私は、4月からの勤務開始まで東京の観光名所をまんべんなく楽しんだ。外国人である私にとって、銀座の輝き、浅草の活気、新宿の陽気など、すべてが新鮮だった。伝統が生きている街、絶えない歴史の物語、食の美しさ、そして秩序ある人々、すべてが初めて感じる風土であり、魅力であった。これからの日本生活がますます楽しみで仕方がなかった。しかし、勤務開始日の初出勤で、その夢は砕けてしまった。 まるでロボットの集団 ここは本当に日本か? 私は赤坂にある職場に、ジーンズ姿にラフなシャツ、スニーカーを履いて出勤した。アメリカのIT業界では働きやすい服装として最も好まれる姿である。しかし、赤坂の風景は、まるで違っていた。同じスーツ姿、同じ顔をした人々が、工場からロボットが生産されるように、エスカレーターで続々と上がってくる。その容姿の同じさと、生気がない顔が、私にはロボットのように見えたのである。朝の余裕などは一切感じられず、小走りで走っていく人々の姿を見て、ここは本当に日本か?と一瞬戸惑ったくらいだった。私の服装が逆に場違いと感じるほど、みんなが同じに見えたのである。少し冷静になって、皆さん忙しいんだな、ニューヨークもこんな感じだしな、と思いながら業務初日を迎えた。 当時、日本では「改革」が社会的テーマになっていた。経済紙やニュースでは、Information Technology(IT)が世間を変えているともてはやされていた。私は最先端を走るといわれる日本の技術が「改革」を起こすことを夢みていた。例えば、当時の日本のWEBは文字ベースで埋め尽くされた日本固有のスタイルを持っていて、アメリカではデザイン性や利便性において、ユーザを考えてないと不評だった。しかし、WEBの中で扱われる蓄積された文化や、アニメ、漫画などといったサブカルチャーが生み出すコンテンツはアメリカにはない、非常に魅力あるものだった。それが「改革」を成し遂げようとするとき、日本を発信源とした新たな文化が生まれ、世界はきっともっと豊かになると確信していた。そう、私としては、日本の「改革」はアメリカが進むべき「改革」の一部を見せているものであり、研究対象でもあったのだ。 突っ込みどころ満載なインフラに呆然 ところ...

記事紹介|全てに感謝する

「不幸や悲劇が存在しないかわり、幸せも存在しない。あるのは、目の前の現象を、幸せと思う心で見るか、不幸や悲劇と思う心で見るか、だけです」と小林正観さんは言う。 病気になったり、ケガをしてしまったとき、「なんで自分ばかりこうなるのか、なんて不運なんだ」、と思う人と、「この程度で済んでよかった、ラッキーだ」、と思う人がいる。 病気やケガという状況は変わらないのに、人によって見方や考え方、捉え方がまるで違う。 病気も、困難も、失敗も、災難も、見方によって180度変わってくる。 松下幸之助さんが若いころ、船から海に落ちてしまったことがあった。 後年それについて、「わしは運が強かった。もし冬の寒いときであったらたぶん助からなかった。夏の日に落ちて幸運だった。わしは運が強かった。さらに船長がすぐに気がついて引き返してくれたので助かった。わしは運が強い」と言ったそうだ。 「運が強い」というのは、「ありがたい」と感謝するのと同じ。 だから、いいことも、悪い(と思われる)ことにも、感謝する。 不幸や悲劇が存在しないかわり、幸せも存在しないのだから。 すべてを受け入れ、全部に感謝する人でありたい。 すべてを受け入れ、全部に感謝する|人の心に灯をともす  から

ニュースクリップ 2018.12.24 - 12.29

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1週間の主な大学関係ニュースをピックアップしてみました。 《政 策》 ★ 中央教育審議会(第120回)配付資料|文部科学省 ★ 国立大学の一法人複数大学制度等に関する調査検討会議(第6回)配付資料|文部科学省 ★ 平成31年度入学者選抜について|文部科学省 ★ (大学入試改革)大学入学共通テストの枠組みで行う民間の英語資格・検定試験に関する受検ニーズ調査結果について|文部科学省 ★ 文部科学省未来検討タスクフォースとりまとめ|文部科学省 ★ 医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査について|文部科学省 ★ 私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果について|文部科学省 ★ 学術分科会(第71回)・人文学・社会科学振興の在り方に関するワーキンググループ(第3回)合同会議配付資料|文部科学省 ★ 地域イノベーションシステムに関する意識調査(2016)の要因分析の公表について|科学技術・学術政策研究所 ★ 「著作権法施行令の一部を改正する政令」「著作権法施行規則の一部を改正する省令」が公布|カレントアウェアネス・ポータル 《2019年度予算》 ★ 文科省の19年度予算案、前年度比2,349億円増の5兆5,287億円|リセマム ★ 国立大学の運営費交付金、評価配分枠1,000億円に増額へ|大学ジャーナル 《経 営》 ★ 名大と岐阜大が法人統合に合意 「東海国立大学機構」傘下に|日本経済新聞 ★ 名古屋大と岐阜大の運営法人が統合へ 2020年までに|朝日新聞 ★ 東海国立大学機構設立に向けた基本合意について|名古屋大学 ★ 大学法人統合 学生のメリット示して|東京新聞 ★ 茨城の国立大が「カフェ」を構内に招いた理由|東洋経済 ★ 箕面市:図書館など2施設、指定管理者に阪大 21年春開館|毎日新聞 ★ 大学編集サイト、関心誘う 広がるオウンドメディア|日本経済新聞 ★ コスト意識を持たないバカ会社員は消えろ|プレジデント ★ 社員が「いつの間にか」成長するスゴイ育て方 自ら動く社員をつくる最高の人材育成|ライフハッカー ★ 使えない部下を何とかしたい 上司がやれる一つのこと|日経ビジネス ★ メールで"こんにちわ"と書く人...

記事紹介|足る(満足)を知れ

「世の中は不平等である」こう書いてしまうと身もふたもないが、おそらく、多くの人がそう思っているのではないだろうか。 家が裕福なら、金の苦労をしなくても済む。 親がよいコネを持っていれば、就職にも困らない。 要領が良い性格なら、出世も早い…。 それは現実かもしれないが、いくら嘆いたところで、世の中が変わるわけではない。 それよりも、勤勉、努力、体力、勇気、何でもいい、今自分が持っているものを数え、それを生かす方法を考えるほうがはるかに建設的だ。 幸福そうに見える人でも、必ず悩みを抱えている。 自分の思い通りに生きている人など、一人もいない。 「親にカネがない、コネもない」と不平等に文句を言い、「目が可愛くない!」として嫉妬心を強くしたり、世間を恨む前に、「持たないがために、現在の自分がどれほど恵まれているか」に目を向けるべきである。 健康で、仕事もあり、帰る家がある。 どんなにお金があっても、病気だったり、家庭が不仲で会話がなかったり、友人が一人もいない…。 そんな辛く孤独な生活を送っている金持ちや美人をたくさん知っている。 自分をとりまく環境や持っているものに不満を持つどころか、わりと恵まれている方ではないかと思えるはずである。 フランスの哲学者デカルトの幸福論には、「人が支配できるのは世の中でも他人でもなく、自分自身の思想だけである。ベストをつくしても、それ以外のものを変えることができないとわかれば、手の届かないものを得ようとする欲求を起こすことはない」と書かれている。 デカルトは運命に逆らうよりも、自分の欲求を変えようと努めた方がよいと主張しているのだろう。 京都、石庭で有名な竜安寺には「足る(満足)を知れ」と書かれた蹲(つくばい)がある。 真ん中に「口」という字を共有したデザインで書かれているた、「吾れ、唯、足るを、知る」と読む。 「ないことを嘆くのではなく、あるものを数えて喜んで生きる」という言葉がある。 あるものとは、今与えられているものだ。 与えられているものに、感謝をして生きることこそが、幸せに生きる道。 どこに視点を向けるのか。 不平不満を増幅させるようなものばかりを見ているのか。 不平不満は、また新たな不平不満を呼ぶ。 反対に、「ありがたい」、「おかげさま...

記事紹介|平成とは大学改革の時代だった

年の瀬を迎え、都心も冷え込みが厳しくなってきた。 新聞やネット上では、来年の改元を控えて、平成時代を振り返る論評が目立つ。 ・国の借金が膨れ上がり、将来世代に負の財産を残した ・東西冷戦が終結し、グローバリズムの波が押し寄せた ・デジタル化にょって、ライフスタイルが一変した 60年以上続いた昭和と違い、平成の30年は、誰もが実感をもって回顧できる、程よい長さなのだろう。 大学政策にとっては、平成とはどういう時代だったろうか。 規制緩和による改革の時代だった 昭和50年代に国の財政が悪化し、国立大学の新増設や私学助成の拡大が難しくなると、臨教審は、改革を各大学の自主性に委ねる方針を掲げ、規制緩和を提唱した。 平成3年、大学設置基準の大綱化によってカリキュラムが自由化されると、大学現場で改革論議が巻き起こり、今日に至る大学改革の大波となっていった。 たった一本の省令改正がもたらしたインパクトは、想定をはるかに超えていた。「規制緩和政策の最高傑作」と秘かに思っている。 財政支援策が多元化した時代だった 昭和から平成にかけて、一般会計から国立特会への繰入率(=国立大学への補助率)が低下し、法人化後もその傾向が続いたのは残念だった。 他方、科研費は平成初期の500億円から2000億円超へと拡大し、財政融資資金が使える奨学金は、2000億円から1兆円超へと急成長した。 運営費交付金・私学助成といった機関補助も1兆円以上の規模が保たれており、財政支援のツールは「一本鎗」から「三本の矢」へと多元化した。これだけツールが揃った国は、ちょっと珍しい。 ガバナンス改革が求められた時代だった ガバナンス問題は、かつては「管理運営」とか「組織運営」と呼ばれ、大学紛争以降は半ばタブー視されていた難題だったが、ようやく国立大学の法人化に伴って、仕組み自体は整った。 ただ、仕組みをどう整えようと、本質的に上意下達が馴染まない大学という組織のガバナンスは、どこの国でも(アメリカでも)面倒なものらしい。「大学ガバナンスに近道なし」と覚悟を決め、時問と手間を惜しまず頑張ってほしい。 平成とは、まさに「 大学改革の時代だった 」というのが、率直な実感だ。 ...

記事紹介|着眼大局、着手小局

私が考える良きリーダーに共通する資質とは 「極大化と極小化を両立できる」 「物事を本質的に捉えることができ、シンプルに戦略に落とし込める」 「『人より先に行く』を実践・決断できる」 「熱い思いを持っている」の4つだ。 1つ目の極大化とは、方向性を示した上で資源を最大限に活用し、社会貢献と利益ある成長を両立させること。 極小化とはリスクが顕在化した際に、できるだけ影響を少なくすることだ。 その上で、あえて経営者人材に必要な資質を挙げると、1つは全体感を持っているかどうか。 物事を説明するときに細かい点から入るか、大きな構えから入るか、最初のひと言でわかる。 会社と人、会社と社会の関わりなど、広く全体像を示せることが望ましい。 もう1つはいい意味で鈍感なこと。 経営者がすべてを把握し、受け止めようとすると無理が出てくる。 各部門の責任者に任せ、スルーしてよい部分もある。 集中すべきところと、そうでないところを見極める。そうでないと長くは続かない。 沢田 道隆(花王社長) 『着眼大局、着手小局』という言葉があります。 視座は高く、広く持ちながら、行動するときには小さなステップから始めよということ。 全体感を提示できると相手にも伝わりやすい。 それは目的地を共有しやすいから。 難しいことを簡単に考える力、リスクを取る力も必要な資質ということですね。 その上で熱い志を持っていること。 組織のリーダーだけではなく、どのレベルにあっても身につけておいて損はない資質でしょう。 リーダーの資質|今日の言葉  から

記事紹介|心の品格

世の中に必要だと思うが、自宅の近くはやめてほしい。迷惑施設の場所探しで決まって出てくる「総論賛成、各論反対」の考え方。ノット・イン・マイ・バックヤード(自分の裏庭には来ないで)の頭文字でNIMBY(ニンビー)とも呼ばれる。 米軍普天間飛行場の県外移設を阻む厚い壁だが、子どもへの虐待防止のよりどころとなる児童相談所の開設で、東京の一等地、南青山がもめている。地元住民の一部の反対理由は「南青山に児相は似合わない」 住民説明会では「物価や学校のレベルが高く、施設の子が来たらつらい気持ちになる」「土地の価値を下げないで」などの意見が出た。排他的なブランド意識の強さは相当なもの。 そもそも児相で不動産価値は下がるのか。住宅評論家の桜井幸雄さんは「児相による影響事例を探したが、見つからなかった」と分析している。 昨年度、全国で児童虐待は13万件を超え過去最多。目黒区で船戸結愛ちゃん=当時(5)=が亡くなった事件後、政府は児相の体制強化を急ぐ。高級住宅地のセレブなら、心の品格こそ必須条件では。 親に命じられた結愛ちゃんは朝4時に起き、ひらがなを練習した。〈もうおねがい ゆるして おねがいします〉。ノートにつづられた幼い字。まだ明けぬ暗闇で彼女がみた絶望を私たちは忘れてはならない。 大弦小弦|沖縄タイムス  から

記事紹介|すべて自分の責任

「面白い仕事」と「面白くない仕事」の差があるのではなく、 「面白い仕事の仕方」と、「面白くない仕事の仕方」の違いがあるだけだと言われます。 仕事の転機はその仕事が興に入って、もっともっと続けたいなとか、ここからもう一つ山が来るとワクワクしているとやってきて、 逆にその仕事をつまらないと思いながら続けていると、その状況がエンドレスに続いていくような気もします。 全ては自分の選択であることに立ち返ると良いでしょう。 仕事|今日の言葉  から

記事紹介|人間が生まれてくる目的は歴史をつくるためである

時はいま、激変動乱の時代、近代から次の新しい時代への大転換期である。 いま我々に求められている力は変化対応能力ではない。 正に時の流れを俺が創るという「時流独創の志」である。 世界は西洋の没落と東洋の興隆を目の前に体験している。 西洋的価値観が音をたてて崩落し、東洋的価値観が世界を動かし始めている。 人間の本質は理性ではなく、感性であり心であるという時代になった。 人々は「理屈じゃない!心が欲しい」と叫んでいる。 理性的な機械的な分析の時代から、感性的で有機的な統合の時代へと変わった。 いまや統合が時代を動かすキーワードである。 西洋的な能力主義から東洋的な人格主義へと時代の要請は変わりつつある。 人材ではなく人物が求められているのである。 経済も金を目的とする資本主義経済から、人間を目的とする人格主義経済へと移行し、社会も権利を主張して責め合う西洋型の民主主義から、道義を重んじて許し合う東洋型の互恵主義社会が構想されている。 いまやすべてにおいて原理的変革が激しく求められている。 時代は人間に「激しく変われよ!」「激しく変えろよ!」と叫んでいる。 我々は決して変化を恐れてはならない。 変化こそ生きている実証である。 原理的変革の時代においては、自らが激変激動を呼び起こし動乱を巻き起こす創造的破壊への勇気と行動力が求められる。 であるが故に、変化が起こってから、どうしようかと考えるような、問題の後追いとなる変化対応能力では、あまりにも弱々しく消極的でみじめでなまぬるい。 変化や問題が起こってから対応を考える様では、苦しく辛い生き方から抜け出せない。 明治維新から今日までを考えても、百年たてばすべては激変するのである。 いま我々の目の前にある何をとっても、いまのままでよいものは何一つない。 人間が生まれてくる目的は歴史をつくるためである。 歴史をつくるには、我々はせいぜい生きるこの百年という人生を、何か一つでも、より良い変化をつくり出すために使わなければならない。 職業人は、いま自分がやっている仕事に歴史をつくらなければならない。 歴史をつくるとは、いままでの人間が誰もやったことがないことをすることである。 だから時代の大転換期を生きる人間は、すべからく「時流独創」の気...

記事紹介|沖縄の海(人の心の中)に土砂を投入しているのは、他ならぬ本土の私たち

人里離れたどこか田舎の海に土砂を入れる。そんな感覚で受け止めている人が多いかも知れません。あるいは、週が明けてニュースが伝えられなくなり、もう忘れているでしょうか。 25年間沖縄に通い、沖縄戦体験者の生活史を聞き取ってきた経験からいえば、今回のことは、沖縄の人の心の中に土砂を入れていくようなものだと受け止めています。 それでも、本土の人たちの関心は低い。関心があっても、固定観念で「沖縄」をとらえ、レッテルを貼ってしまいがちです。 沖縄の社会は、本土と同じく複雑です。多くの人たちが辺野古の基地建設に反対ですが、「条件付き容認」という方も当然います。それなのに、私もふくめた本土の「リベラル」は、すぐに沖縄をロマンチックに理想化して語ります。理想から外れると批判する人もいます。 一方、現政権を支持する人たちは、沖縄に容認の人がいることを、さも隠された真実であるかのように語りがちです。でも、例えば工務店を営み、基地関係や公共工事の仕事を請け負っていて、子どもが大学進学のタイミングを迎えていたとすれば――。やむを得ない、と考えるのは自然なことではないでしょうか。 沖縄を自分の主張の道具に使うのをやめて、まずは沖縄の人たちも、本土の私たちと同じ「合理性」を持った存在として、あるがままにみる。その上で、沖縄戦や米軍統治など、本土とは異なる固有の歴史に目を向けることが大切だと思います。そうすると「日本」が沖縄に対して、どれほどひどいことをやっているのかが見えてくるはずです。 沖縄に基地を押し付けているのは日本であり、米国です。あの海に土砂を投入しているのは、他ならぬ本土の私たちなのです。 あの海に土砂、投入している本土の私たち 岸政彦さん|朝日新聞デジタル  から

記事紹介|凡人と勇士との違い

凡人と勇士との基本的な違いは、 勇士はすべてを挑戦と捉え、 凡人はすべてを恵みか呪いとしてとらえることである。 カルロス・カスタネダ 凡人は何が起きても自分で出来る範囲が狭いので、いつも流される人生になってしまう。 だから、いいことがあればラッキー、悪いことがあれば恨むということになるのでしょう。 勇士は自分で出来る範囲のことには自ら働きかけるので、 結果をある程度自分の期待に寄せることが出来るようになる。 または結果が期待通りではなかったとしても、自分の至らないところを受け止めることが出来る。 次に活かすことが出来るようになるのでしょう。 言い換えると、凡人は風が吹けば風見鶏になるだけ。 勇士は、追い風が吹けば、その力で前に進むことができ、 向かい風が来ても、ヨットの帆の様に風を受けて、やはり前に進むことが出来るのでしょう。 勇士|今日の言葉  から

記事紹介|「新しいこと」に挑戦し続ける

現代こそ、変化することが求められている時代はない。 ITやAIの劇的な進化により、ありとあらゆるものが変化し、革新しているからだ。 それは、仕事や企業活動だけでなく、日常生活や、学校など、あらゆる分野に波及している。 行徳哲男師は、変化についてこう語る。(感奮語録)より 『変化には3つの特徴がある。加速性、断続性、波及性の3つである。 変化は断続する。 切断されているから至るところに崖がある。だから、いつでも身軽に翔べることが大事である。 このような時代に重い荷物を持っていては翔べはしない。ゆえに、いろいろな持ち物を捨てたり忘れたりすることが必要である。 これからは「忘」と「捨」の時代である。 変化は波及する。 波及の時代にあって経営者は経営学の勉強をしすぎてはいけない。 むしろ経営学以外の勉強をし、裾野を広げることがによって波及する変化をつかまえ、味方にすることができる。 文学や芸術や歴史、そして趣味の世界である。 変化を味方にできる人間こそ、21世紀に生き残る人間である。』 過去をいつまでも引きずっている人は、新しく生まれ変わることができない。 だから、子どものような「今泣いたカラスがもう笑う」という、過去を忘れることが必要だ。 そして、過去の成功体験も、栄光も捨てる覚悟がなければならない。 いくつになっても好奇心を持ち、「新しいこと」に挑戦し続ける。 どんなに歳を重ねようと… 変化できる人を目指したい。 変化できる人|人の心に灯をともす  から

記事紹介|「楽しさ」を伝える

あるところで話をしていたときに、32人の参加者のうち、8人が、中学か高校の先生だったことがあります。 話の本題が終わって雑談になったとき、私はその先生方に、こんなことを言いました。 「自分が中学生や高校生だったときに思ったことですが、方程式や単語を、生徒に教えることももちろん大切だったのでしょうが、先生からは、『なぜ数学という学問はおもしろいのか』『どうして英語というものに興味を持ったのか』『なぜ美術に惚(ほ)れたのか』という話を本当は聞きたかったのです。『この学問は、こんなにおもしろいところがある』『こんなに学問というものはおもしろい』という話をしてほしかったのです」と言いました。 フランス語にモチーフという言葉があります。 これは日本語で「動機」と訳します。 モチベートは「動機づけする」「やる気にさせる」という意味です。 このモチベートを名詞にするとモチベーション、motivation(動機づけること、やる気にさせること)になります。 私は、その先生方に「教育を考えるときに、このモチベーションということを、大きく取り入れていただきたい」とお願いしました。 例えば、数学の先生や英語の先生をしている人、あるいは美術の先生をしている人、というのは、その学問が嫌いであったはずはありません。 それが好きであったからこそ、その教師になったはずなのです。 そうであるならば、「なぜその学問が好きになったのか」「どんなおもしろさや深さがあるのか」を話すことによって、生徒にモチベート(動機づけ)できるかもしれません。 生徒に向かって、「なぜ勉強しないのだ」「なぜわからないのだ」というような、鋭い言葉を浴びせるよりも、その生徒をやる気にさせる、「なぜその学問が楽しいのか」ということを伝えていくことが、教育の大事な側面であるように思います。 人間の教育の中で、先生が与えるモチベート(やる気にさせる、動機づけすること)というのは、私たちが考えている以上に、大きな問題なのかもしれません。 この人を「やる気にさせる、動機づけする」ということは、何も学校教育だけのテーマではない。 企業においても、これは同じだ。 特に、中小企業や商店において、この「楽しさ」を伝えることは大事だ。 自分の子息がいるにも関わらず、多くは都会に行ったり...

記事紹介|市場価値のある人間

英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文『雇用の未来―コンピューター化によって仕事は失われるのか』をご存じだろうか。 同リストによれば、ディープラーニングの発達により、レジ打ちや事務作業などの単純労働はおろか、頭脳を働かせる知的労働でさえ、その多くがAIとロボットに置き換わると予測されている。 批評的に考えれば、正しさも、誤読もあるだろうが、長期的にはこの視座は意味があると考えている。 これを見ると「ロボットやAIのほうが、人間よりもはるかに精度の高い作業や思考ができる」未来において、私たちはどう働き、どのように生きていけばいいのだろうか?と嘆く人もいるかもしれない。 答えは1つ、存在自体にヒトに対する訴求力がある人になればいいだけだ。 これからの未来においては、“何物でもない人間”“貢献度の低い人間”の価値はどんどん下がっていく。 だから自分自身に価値をつける、すなわちより多くのフォロワーを獲得しなければ、市場価値のない人間になってしまうだろう。 これからは「他人と違うことをやっていくことを基本にする」ブルー・オーシャン的な思考と戦略を持って、画一化されていない個人の訴求力と相互的なフォロー・フォロワーシップによる共依存関係を持つべきだ。 自分しかそれをやっていないけれど、それが正しいと信じ、競争することをやめる。 もし、誰かが自分と同じようなことをしていたって、気にする必要はない。 「先を越されたから」とか、「先を越されそうだ」ということを考えるクセは、根本からなくしたほうがいい。 ただ愚直に、そこから先に自分がどういう価値を足せるのかを考えるマインドセットでいけばいいだけだ。 オズボーンのリストなどは、いわば今後金をとって行動するわけではなく、多くの人が楽しんだり相補的に受け持つ「趣味リスト」のようなものなので、気にすることはまったくない。 ただ、オズボーンのリストから1つ学べるのは、このリストに挙げられている職業を少しでも広く、なるべき多く分散してやっておいたほうがいいということ。 たとえば僕がこのリストにあるほとんどの仕事を0.3%ずつくらいやっているとする。 そして、この中の1つの仕事を「そこそこのプロ」としてやっている人と、その長期的な生存率を比べると、多分僕のほう...

記事紹介|組織の存在意義

「凡人をして非凡なことをなさしめる」ことが組織の目的である。 ピーター・ドラッカー 1人ではなし得ないことも、多くの人が集まって協力することで大きなことを成し遂げられる。 だからこそ、1+1が2以上にならない状態であれば組織として機能していないということ。 さらに足を引っ張りあっているような状況がもしあるならば、組織にいない方がよい。 目的達成のために組織には、崇高な存在意義が必要になるでしょう。 もう一つ別の見方をすると、 組織にいることで自分の能力を伸ばすことが出来るということも組織の目的なのだと思います。 つまり、組織に所属することで仲間に出会い、先輩後輩と交流する中で助言や支援を得ながら自分の可能性を広げていくこと。 1人だったらくじけそうな時も励ましてもらえる。 逆に自分も励ます立場になることも出来る。 人に必要とされる自分を目指していきましょう。 組織の目的|今日の言葉  から

記事紹介|教育

日本の指導者を育てる塾でプラスティックの食器を使っているのね。 こんなことではこの塾から大した人は出てこない気がするわ。 ねむの木学園の子どもたちはお茶碗ひとつ持つのもままなりません。 それでも食器はすべて落としたら割れる陶器を使っています。 落としたら割れることを知っているから、落とさないようにしっかりと持とうと努力します。 これが教育です。 宮城 まり子 教育|今日の言葉  から

記事紹介|植えた種の通りに実がなる

私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。 しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。 フランクリン・ルーズベルト これも鏡の法則と呼べるものでしょうか。 すなわち他人を変えたいときは、先に自分を変えることを教えてくれている言葉でしょう。 この世は自分が投げかけたものだけが返ってくるようになっているようです。 良いものを投げれば良いものが返ってくる。 悪いものを投げれば悪いものが返ってくる。 植えた種の通りに実がなるということ。 しかし、自分のために他人に良くしても、良いものが返ってくるとは限らない。 それは自分の利益が先行している優しさの押し付けだから。 功利主義を唱えたジェレミ・ベンサムは 『我々は、他人に幸福を分け与えることにより、それと正比例して自分の幸福を増加させるのだ』と語っています。 真の意味で他人の幸せを願い行動することが、自分の幸せも引き寄せるのでしょう。 誰のために|今日の言葉  から

記事紹介|人生は敗者復活戦

負けるのは不名誉なことではない。 不名誉なのは負けて駄目な人間になることだ。 人生は敗者復活戦。 蔦 文也(元徳島池田高校野球部監督) 論語にも、『過(あやま)ちて改めざる。これを過ちという』とあるように、負けたり、過ったりした場合にはそこから学ぶことが本当の目的になるべき。 にもかかわらず、それに感情まで引っ張られてしまうのは、実は意思の問題なのだと思います。 意思を変えるには自分の言葉を変えれば良い。 ネガティブな言葉を使わないようにすること。 不名誉|今日の言葉  から

ニュースクリップ 2018.12.16 - 12.23

1週間の主な大学関係ニュースをピックアップしてみました。 《政 策》 ★ 「国立大学の一法人複数大学制度等について(案)」に関するパブリックコメント|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ ★ 総合科学技術・イノベーション会議(第41回)資料|内閣府 議事:大学改革についてなど ★ 私立学校施設の耐震改修状況調査結果の概要(大学等)|文部科学省 ★ 第11回政策研究レビューセミナー(発表資料の掲載)|NISTEP ★ 創立30周年記念国際シンポジウム「科学技術イノベーション政策の形成と共に進化する政策研究を目指して」(配布資料の掲載)|NISTEP ★ 平成30年科学技術研究調査結果|総務省 ★ 研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)新規プロジェクトの決定について(平成30年度第2サイクル審査分)|JST ★ 回答「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」を手交しました(平成30年12月19日)|日本学術会議(pdf) (関連) 「次世代加速器」誘致支持せず 日本学術会議|毎日新聞 (関連) ヒッグス粒子調べる巨大加速器「誘致支持せず」|読売新聞 《2019年度予算》 ★ 2019年度予算|文部科学省 ★ 平成31年度予算政府案|財務省 ★ 国立大運営費交付金 1割を「重点支援枠」に 政府19年度予算案方針|毎日新聞 ★ 首相「交付金の1割、実績に応じ配分」 国立大学改革|日本経済新聞 ★ 国立大、交付金に成果主義=1000億円に拡充-政府|時事ドットコム ★ 国立大、評価配分枠1千億円へ 交付金、来年度から拡大|中日新聞 ★ 来年度予算案を閣議決定 一般会計で過去最大の101兆円|NHKニュース ★ 初の100兆円予算、19年度101兆4564億円 増税対策2兆円|日本経済新聞 ★ 初の大台101.4兆円 来年度予算案を閣議決定|朝日新聞 ★ 19年度予算案、膨張101兆円 かすむ財政規律|日本経済新聞 ★ 財政・社会保障の持続へ次の改革を|日本経済新聞 ★ 101兆円予算 不安が募る「過去最大」|朝日新聞社説 ★ 初の100兆円予算案 借金漬けでも野放図とは|毎日新聞社説 ★ 来年度予算、中小企業の働き方改革やハラスメント対策も...

記事紹介|学び続ける人

『少年老い易(やす)く学成(な)り難(がた)し 一寸(いっすん)の光陰(こういん)軽んずべからず 未(いま)だ覚(さ)めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢 階前(かいぜん)の梧葉已(ごようすで)に秋声』 南宋の大儒者(じゅしゃ)、朱熹(しゅき)の有名な詩である。 題は「偶成(ぐうせい)」。 越智直正氏はその著『男子志を立つ』の中で、この詩をこう解釈されている。 「年をとるのは早いが、理想を成就するのは難しい。 わずかな時も無駄にしてはならない。 石段の脇に繁るアオギリの葉が秋の訪れでいつしか色づいているように、自分自身が人生の秋ともいうべき初老の時期にさしかかってしまった。 少年時代を楽しむうち、早くも老境は迫ってくる」 「学」を単なる勉学ではなく「理想」と捉えているところに、古典を生きる糧とされてきた人ならではの独自性がある。 歴史を辿ると、一寸の光陰を惜しんで学んだ多くの先達に出会う。 『福翁自伝(ふくおうじでん)』によると、福沢諭吉は緒方洪庵(おがたこうあん)の適塾での修業で、布団を敷き夜具をかけ枕をして寝たことがなかった。 寝るのは机によりかかるか床の間を枕にするぐらい。 それほどに勉強したのだ。 勝海舟もまた、「貧・骨に到り」と表現するような極貧の中で勉強した。 「夏夜蚊帳(かや)無く、冬たるきを破り、ただ日夜机に依(よ)って眠る」という毎日。 飯を炊くにも薪がなく「自らたるきを破り、柱を割(さ)いて」飯を炊いた。 「困難ここに至ってまた感激を生じ」と日記に記している。 そういう生活の中で海舟はオランダ語の習得に励んだ。 辞書は高価で手が出ないので、借料を払って借り受け、それを一年かけて二部写し取り、一部は自分用。 もう一部は売って金に換えた。 学ぶべきは、この精神のタフさである。 ここで忘れてならないのは、先達の先達たる所以(ゆえん)は、若年期だけでなく、生涯学ばんとする姿勢を貫いた、ということである。 「業(ぎょう)高くして廃せず等身の書」という古言がある。 いかに学業を積んでも、地位や身分がいくら高くなっても、その時の自分にふさわしい書を持ち、学...

記事紹介|自ら行動を起こす

どこかで・・・いい風に吹かれたいと思います。 きつい風にばかり吹かれていると、人にやさしくなれないですから。 ・・・いい風に吹かれるためには、意識していい風の吹きそうなところへ体と心を持って行くんです。 じっとしていてもいい風は吹いてきませんからね。 高倉 健 ここでいう「風」とは、自分を取り巻く環境であったり、人間関係であったり、人との出会いであったり、交わされる言葉であったりするのでしょう。 大事なことは、そのために自ら行動を起こすことですね。 『じっとしていてもいい風は吹いてきませんからね』という言葉の通りに。 風|今日の言葉  から

記事紹介|目標は、目的追求の手段なり

成長を続けるチームでは、目標と目的、この2つの言葉の意味と違いがしっかりと明確になっており、その内容もしっかりと共有されています。筆者は研修会や講話に登壇するとき、よく参加者の皆さんに「目標と目的の違いを明確に理解できている方は手を挙げてください」と、質問をします。すると、会場の中で自信を持って挙手をされるのはおおむね3割程度です。 目標と目的というこのよく似た2つの言葉は、「チームビルディング」にも「リーダーシップ」にも「組織と人の成長」にも、そして「チームの成果」にも重要な役割を持った言葉です。しかし多くの人はその意味や役割の違いといったものが曖昧になっており、その本質を理解していないままになっています。 目標と目的の違いとは? では、目標と目的の違いとは何か。目的とは簡単に言うと「何のために」物事を行うのかという、意味や理由や動機を表す言葉です。それに対して目標とは、物事を「いつまでに、何を、どこまで(または、どれくらい)」行うのかという、その取り組みそのを指す言葉なのです。 たとえば、「今日中にリンゴを10個売る」というのは目標です。いつまでに、何を、どれくらい行うのかの視点だからです。では目的は? 目的はリンゴを売る理由です。もしかすると「家族を養うため」という理由かもしれませんし「自分のつくった自慢のリンゴを多くの人に知ってもらいたい」という理由かもしれませんし、「このおいしいリンゴを通じて、たくさんの人に笑顔を届けたい」という理由かもしれません。 顧客満足度No.1で人が育つ組織としても有名なトヨタの自動車ディーラー、ネッツトヨタ南国の取締役相談役である横田英毅さんは目標と目的の違いについて、次のような言葉を残しておられます。 目標は見えやすく、目的は見えにくい 目標は物質的で、目的は精神的 目標は達成するもので、目的は追求し続けるもの この、横田さんの言葉は、目標と目的の本質を分かりやすく表現した大変素晴らしい言葉で、ぜひとも憶えておきたい名言です。ビジネスの古い格言にも「目標は、目的追求の手段なり」という言葉がありますが、つまり目標とは目的追求を可視化するためにあるものだということです。 サン=テグジュペリの言葉に学ぶ、チームビルディングの秘訣 結婚披露宴のスピーチなどでよく紹介される名言のひとつに、...

記事紹介|現状打破

工学博士、上原春男氏の「成長」についての言葉がある。 『人間というのは本来、成長するようにできています。 成長がおぼつかないとしたら、それは外的要因ではなく、自分自身の姿勢や考え方に原因があるのです。 そもそも、なぜ人や組織は成長しなければならないのでしょうか。 「成長しなくても、現状維持で十分だ」という人や企業の経営者がいるとしたら、それは重大な危機を招くことになります。 成長するものだけが、生き残るのです。 現状維持にとどまるものは、即、衰退に向かうのです。 伸びている会社でも、その現状に満足してしまったら、その瞬間にその組織は下りの階段を転がり落ちていくことになります。』 現状維持の反対は、現状打破。 以下は、脳力開発を提唱した城野宏氏の言葉。 ■現状を打破の姿勢がある人は、「主体的(人のせいにせず、自ら動く)」で、「進歩発展をめざす姿勢(常に、よりよくしていこうという姿勢)」があり、「他人の利益をはかる姿勢(協力が得られる)」がある。 ■現状維持の姿勢の人には、「人だよりで、人のせいにする姿勢(グチっぽくて、不平不満が多い)」があり、「現状に甘んじる姿勢(難しい、困った、出来ないが口ぐせ)、自分だけよければよいという姿勢(人をバカにする、尊敬しない)」がある。 つまり、現状打破の姿勢の人は、常にポジティブで、あきらめず、必ずなんとかなる、と思って行動している。 常に成長し続けるため、ポジティブ思考を身につけたい。 ポジティブ思考とネガティブ思考|人の心に灯をともす  から

辺野古の土砂投入について思うこと

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報道でご案内のとおり、沖縄県が反対している中、辺野古の海に、政府が土砂の投入を始めました。 このことで、沖縄在住の芸人「せやろがいおじさん」こと、榎森耕助さんが「辺野古の土砂投入について思うことを、辺野古の美しい海に向かって叫んだ」と題してyoutubeで発信しています。 ここで詳しく書くより観ていただいたほうがいいでしょう。 せやろがいおじさん|辺野古の土砂投入について思うことを、辺野古の美しい海に向かって叫んだ。 ※沖縄の海から叫び続ける、謎の「おじさん」の正体 →  こちら また、「せやろがいおじさん」は、「来年2月の沖縄県民投票まで、埋め立てを止めるよう求める米ホワイトハウスの嘆願書サイト」での署名も呼びかけています。 署名は今日(22日)現在、目標の10万筆を上回り15万筆を超えているそうです。 効果を疑問視する声もありますが、これは「沖縄固有の問題ではなく、私たち日本国民全体の問題」なので、賛同される方はぜひとも行動をお願いします。 嘆願書サイトを開いて、名前とメールアドレスを入力し、送られてきたメールのURLをクリックするだけの簡単なものです。 署名は1月7日まで。13歳以上であれば住んでいる場所や国籍を問わず誰でも署名できます。 ※署名の方法が説明されてるサイト|沖縄タイムス →  こちら ※関連記事 辺野古の土砂投入、中止署名10万人達成。ローラさんも呼びかけ「沖縄をまもろう!」|ハフポスト 辺野古沖埋め立て中止を ホワイトハウスへの署名10万筆に|NHKニュース 米ホワイトハウスに辺野古埋め立ての一時停止を…|大弦小弦 沖縄タイムス 辺野古移設めぐり署名10万筆も効果は?「そこまでせざるを得ない状況が問題」|ハフポスト

記事紹介|青春を続けることが若さの維持

失敗を恐れず挑戦せよと後輩に送る偉人たちのエールは、輝きを失わない。 彼らの言葉を実行できるのは若者だけに許された特権だ。 (略) 『大きな仕事を成し遂げ、歴史に名を残した偉人たちがいる。 その成功は特殊な才能や運に恵まれたからと思いがちだが、 彼らは多くの苦悩や困難に直面しても、飽くなき挑戦や前向きの思考で乗り越えてきた』 という文章で始まったこの記事では、以下のような名言が紹介されていました。 「人は見えるものより見えないものに思い悩む」(ユリウス・カエサル) 「チャレンジした失敗を恐れるよりも何もしないことを恐れろ」(本田宗一郎) 「やったことは失敗しても20年後には笑い話となる。やらなかったことは20年後に後悔する」(マーク・トウェイン) 冒頭の「若者の特権」という言葉を読んで松下幸之助氏の『青春』という詩を思い出しました。 『青春とは心の若さである。 信念と希望にあふれた勇気にみちて、 日に新たな活動をつづけるかぎり、 青春は永遠にその人のものである』 アンチエイジングと歳を重ねることに抵抗するのではなく、 青春を続けることが若さの維持なのでしょうね。 挑戦|今日の言葉  から

記事紹介|人間は、そもそも「たいしたものでない」

人間は、そもそも「たいしたものでない」のに、成長していくにつれて、心の中に「3つの感情」が芽生えてきます。 1 自己顕示欲 2 復讐心 3 嫉妬 です。この3つは、人からもてはやされて、高い評価を受けるようになった頃に出てきます。 これらはすべて「マイナスのエネルギー」であり、神様から嫌われる性質です。 自分のことを「たいしたものだ」と認識したいと思うから、「自己顕示欲」が湧いてきます。 みんなが自分のことを「たいした人だと認めるべきだ」と思っているから、そうならないときに、「嫉妬」が芽生えます。 他の人がちやほやされているのを見て、「どうして自分にはそうしないのか」という思いが、「嫉妬」です。 また、人から何か気に入らないことをされたとき、それを「5倍、6倍にして徹底的に嫌がらせをしてやるぞ」と思う気持ちが、「復讐心」です。 先日、高い技術を持った人にお会いしました。 その人の実力は、たしかに誰もが認めるところです。 しかし、話を聞いていると、「自分がどれほどすごい人か」という話に終始していました。 自分の話ではなく、「技術」の解説をしていたら、聞いている人はさらにその人を尊敬したでしょうし、その人は、さらに「喜ばれる存在」になっていたでしょう。 ところが、「雑誌に紹介された」「有名人と知り合いだ」という自慢話が続いたのです。 どれほど「すごい実力」を持った人でも、口から出るのが「自分がどれほどすごい人か」という自己顕示欲、「自分はこんなにすごいんだけど、別の人が評価されているのは許せない」という嫉妬、「いつか見返してやるんだ」という復讐の言葉ばかりなら、誰も話を聞きたいと思いません。 「自己顕示」「復讐心」「嫉妬」の3つの感情を持つ人は、損をしている。 とても、もったいないと思います。 「どれほどすごい人物か」というのは、自分から話さなくても、伝わるものです。 「すごい実力」を持っているのだったら、ただ黙って行動で示せば、誰もが認めてくれるでしょう。 「自己顕示 自己嫌悪 わたしの こころの うらおもて」(相田みつを) 自己顕示とは、自分を実際以上に大きく見せかけることであり、自分の存在を目立たせ、他人の注意を引くことだ。 他人に必要以上にアピールすることは、人にもっと認め...

記事紹介|マネジャーを全員解雇せよ

マネジメントの役割は100年にわたり不変とされてきた。アンリ・ファヨールが定めた、(1)計画策定、(2)組織化、(3)人材配置、(4)指揮命令、(5)管理統制の5つが重要とされたきたのだ。だが、人工知能等の普及でビジネスの常識そのものが変化するなか、それだけでは時代に取り残されてしまうと筆者らは言う。マネジャーに求められる6つの自己変革が示される。 「まずは、マネジャーを全員解雇せよ」――ゲイリー・ハメルは約7年前、 『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌でこう述べた 。「チームリーダー、部門長、バイスプレジデントが部下たちの仕事の監督に費やす無数の時間について、考えてみてほしい」 今日、ほとんどの組織における問題は、単にマネジメントが非効率的だということではない。「マネジャー」の役割と目的が、必要とされているものに追いついていない点であると、筆者らは考えている。 マネジメントはほぼ100年間にわたり、経営理論家のアンリ・ファヨールが概説した5つの基本的な機能――計画策定、組織化、人材配置、指揮命令、管理統制――と関連づけられてきた。 これら5つの機能は、マネジャーにとって標準・既定のものとされてきた。だがこれらは、安定した環境において固定的な目標を追う場合のものだ。環境から安定性が失われれば、目標の流動性について考え始める必要が生じる。 これが今日起きていることであり、マネジャーは慣れ親しんだ5つの機能の枠組みから脱しなければならない。マネジャーは、組織が今日の課題に対応できるよう、次のような転換をする必要がある。 ●指揮命令から教育へ 人工知能(AI)によって動かされるロボットが、建築の仕上げや、法務での請求書管理の効率化を助けるようになれば、監督者が部下に命令して、そのような仕事をさせる必要はなくなるはずだ。これはすでに多くの業界で起きている。特に、頭脳よりも肉体作業、創造性よりも反復性の傾向が強い仕事では、人間がロボットに取って替わられつつある。 AIが自社の業界に及ぼす影響をマネジャーみずから方向づけるためには、将来に関する考え方を変える必要がある。つまり、AIの影響についてもっと時間をかけて探索すること、知識の拡大に努める従業員の取り組みを支援すること、実験を通じて学び、新たな手法・慣行を開発すること、である。 中国のア...

記事紹介|不遇な冬の時代は春を迎えるための準備期間

不遇な冬の時代は避けるべきものではなく、春を迎えるための準備期間。 竹村 亞希子(易経研究家) 大きくジャンプするときは、大きく屈む必要があることと同じですね。 『「易経」には時中(じちゅう)という、その時にピッタリのことをすれば物事は亨(とお)る』ということが書かれているそうです。 仮に今が不遇だと思っても、今できることに全力を注ぐと新しい道が拓けるものです。 もし、時間があるのなら、これまで出来なかったことにチャレンジするチャンスかもしれません。 大事なことは四季は巡ると思うこと。 夏が来れば、次には秋が来て、冬が来て、春が来る。 いつの時代も同じ瞬間の独占は出来ないのですから。 冬と春|今日の言葉  から

記事紹介|バカの壁

かかわると面倒くさい人はどこにでもいる。心理学者の榎本博明氏はその著書「かかわると面倒くさい人」(日経プレミアシリーズ)で、「何とかうまくかわす術を身につければ、心のエネルギーを吸い取られずにすむ」とアドバイスする。そのためにはまず「行動パターンやその背後で作動している心理メカニズムを知ることが必要だ」という。そこで、私たちの身の回りでよく見かける典型的な面倒くさい人10タイプを、同書から紹介する。 ◇ 手続きや規則に必要以上にこだわる人物がいる。どうでもいいような細かな規則を持ち出し、仕事にストップをかける。まったく融通が利かないのだ。 このタイプが上司だと、職場の活気が失われる。 「チャレンジしやすい体制づくりが必要だ」 などと口では言いながら、いざとなると、 「決められた手続きを踏まないと」 「前例がないから、それは無理だろう」 などと足を引っ張るようなことばかり言う。 でも、本人に仕事を邪魔しているといった自覚はなく、きちんと管理するのが自分の役目だと思っている。 ■「コンプライアンス」が大好き コンプライアンスなどという言葉が導入されてから、このようなタイプは自分に存在意義を見出し、活き活きとしてしまった感がある。 「コンプライアンスを軽くみてはダメだ」 などと言って、まったく意味のない細かな規則にこだわって仕事を止めたりする。 出張届けをうっかり出し忘れており、当日の朝思い出して、慌てて書類を書いて提出し、事後決裁になるけどこれから取引先に寄って一緒に視察に行ってきますと言うと、 「出張の決裁はまだ下りてないでしょ」 と言って許可が出ない。 どうせ形式的なもので、必ず決裁は下りるのだし、取引先に今さら日程変更を頼んだりできないし、何とか行かせてほしいと頼んでも、 「先方に社内の事情を伝えて、延期をお願いしてください」 と、あくまでも規則を最優先させる。届け出を忘れていたのも悪いが、この程度の臨機応変の対応くらいしてもよいだろうに、どうにも融通が利かない。そんな上司に苛立つ人もいる。 ■なぜ所定の用紙にそんなにこだわるの? 仕事上必要なものを購入するにも、いちいち書類を提出して決裁を待たされる...

記事紹介|ドラッカーの教え

ピーター・ドラッカーは現代経営学の父というだけの人物ではない。 彼は、現代的マーケティングの分野を切り拓いたひとりでもある。 40年以上にわたり、「企業が中心とすべきは顧客である」と経営者に説きつづけたのだ。 企業活動はすべて、顧客のニーズに対応し、それを満たすものでなければならない。 そして、顧客価値を生み出すのがマーケティングの目的である、と。 私は、ピーターが企業に問いかける4つの質問がすごいと思った。 ●自社の中核をなす事業はなにか。 ●顧客はだれか。 ●顧客はなにに価値を見いだすのか。 ●中核事業でどういう成果をあげるのか。 質問は、もちろん、のちにもうひとつ増えて5つとなる。 追加の質問は、当初、「それについてなにをするのか」だったが、最終的には「どう実現していくのか」に落ち着いた。 ピーターは、P&Gやインテルといった企業のCEOと会うたび、この問いを投げかけていた。 そして、この質問に答えようとすると、多くの発見が得られると彼らは口をそろえたように言う。 私も、コンサルティングをする際、同じような質問をしている。 ピーターの本や言葉は、マーケティングや顧客についての金言にあふれている。 その一部を紹介し、若干の解説をしたいと思う。 「企業の目的は顧客の創造である」と彼は語っている。 「企業の目的とは利益の創造であり」という当時の常識と真っ向からぶつかる見解だ。 当時の経営者が常識としていた考えは、利益をどう生み出すのかという大事な部分が抜け落ちた空論だとピーターは見ていたのだ。 大事なのは顧客を生みだすこと。 そのために、企業は、競合他社より高い価値(=便益から費用を引いたもの)を提供できなければならない。 利益をもたらしてくれるのは顧客のみなのだから。 「企業の基本的機能はイノベーションとマーケティングのふたつだけで、ほかはすべてコストだ」とも語っている。 もちろん、その他の機能もなければ企業が回らないし、そのような機能による貢献があるのもわかた上で、彼は、このふたつを特に取りあげたのだ。 イノベーションとは、消費者の好みや技術が変化していくなかで企業が立ち止まるわけにいかないことを意味している。 マーケティングがしっかりしていなければ、製品につ...

記事紹介|女性が働き続けられる環境づくりこそ

全国81大学のうち「不適切な事案」が9校、「その可能性の高い事案」が1校――。文部科学省が医学部入試をめぐる調査の結果を公表した。東京医科大事件を機に広がった不公正疑惑は一区切りを迎えたが、なお多くの疑問や課題が残る。 ひとつは、「可能性」を指摘された聖マリアンナ医科大が否認を貫き、第三者による検証も受け入れない姿勢を見せていることだ。社会への説明責任をどう考えているのか。また、不正があったとまではいえないが、同窓会の推薦者リストが入試担当者に渡るなど、疑惑を招きかねない行為が10校以上で見つかった。「公正」への意識を欠いた大学のいかに多いことか。 入試が迫ったこの時期まで調査・公表がずれ込んだのも、受験生のことを思えば遅きに失したと言わざるを得ない。 今回あらわになったのは、入試の公平・公正が簡単に骨抜きにされてしまう恐ろしさだ。 女子差別をしていた東京医科大は「女性は出産や育児で職場を離れることが多く、周囲の負担になるから」と説明し、一部理解を示す声もあがった。本末転倒も甚だしい。女性が働き続けられる環境づくりにこそ、力を注ぐべきではないか。 医学部入試ではほぼすべてで面接が行われる。医師としての適性を見るためだが、評価の裁量幅が大きく、恣意(しい)が紛れ込みやすい。面接を担当する教職員の男女比や年齢構成を見直す。特定の人物に合否の決定権が集中しない仕組みにする。そうした工夫が求められる。 調査を踏まえ、文科省は入試の公正さに関する考え方を示した。性別はもちろん、年齢や浪人歴、出身地などの属性を、合否判断の尺度に持ち込まないことを基軸にすえている。 司法試験のように受験回数を制限する試験もあるが、理由を説明し、オープンな議論を経て決めたものだ。ひそかに浪人生の評価を一律に切り下げる行為が許されないのは当然だ。 地元出身者の優遇はどうか。たしかに地域に医師を確保するのは社会の要請だ。だがその場合も、募集要項に明記しなければ受験生を欺くことになる。 考えるべきは医学部だけではない。「1点刻みの競争から多面的な評価へ」をうたう入試改革を控え、裁量の範囲か否かの線引きは一層難しくなる。大学間で協議し、納得度を高める手立てを全体で講じてほしい。 志願者や合格者の男女比などの情報を幅広く公開して人々のチェックを受けるのも、不正を防ぐう...

記事紹介|行動に移すことが一流になるための第一歩

人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり、聞いたりばかりで一番重要な試したりをほとんどしない。 本田 宗一郎 人から「これいいよ」と勧められてすぐに行動を移す人はどれだけいるでしょうか? 「この本いいよ」と勧められてすぐに買って読む人はどれだけいるでしょうか? もしかしたらそれは100人に1人くらい、即ち1%位の割合かもしれません。 言い換えれば、人から勧められた時にすぐに行動に移せればその1%の人になることができる。 将棋士の羽生善治さんの言葉に、 『三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する』 とあるように、行動に移すことが一流になるための第一歩なのでしょう。 小林秀雄氏の 『助言というものは決して説明ではない、分析ではない、いつも実行を勧誘しているものだと覚悟して聞くことだ』 という言葉も実行を後押ししてくれます。 足りないのは|今日の言葉  から

記事紹介|不正入試、求められる文科省の改革行動

9大学が受験生の性別などにより配点を操作する不正を認め、1大学は志願書などを点数化する際に、浪人生らの評価を意図的に下げた不正の疑いが強い。 文部科学省は、医学部がある全国81大学を対象にした入試の緊急調査の最終報告を公表した。 わたしたちは各大学に、来春の医学部の一般入試の出願が本格化する12月より前に過去の不正入試の実態と、不正がなければ合格圏に達していた受験生の救済策をセットで公表するよう求めてきた。 来春の入学定員は、追加合格者を出した分だけ差し引かれ、受験生にとって狭き門になる。こうした情報をいち早く周知する必要があるからだ。 しかし、ほとんどの大学が時間を空費し、出願開始の直前に横並びで発表した。1大学は、文科省が不正の疑いを指摘したが、事実を否定。第三者委員会による調査に委ねられた。実態の解明は越年する。 混乱を招いた背景には、「入試の合否判定は大学の裁量」という対応を取った文科省の姿勢もある。不正は、文科省の現職幹部が東京医科大に便宜を図る見返りに自分の子供を裏口入学させた汚職事件で発覚した。こうした事情を踏まえ厳正に対処すべきだった。 東京医科大では、合格圏にありながら、不合格になった受験生のうち、今年度の定員を超過したとして、救済されなかった女子が5人いる。所管省としてどう考えるのか。しっかり説明すべきだ。 調査では、女子の合格ラインを男子より高く設定するなど明らかな差別が相次ぎ発覚した。「受験時は女子の方がコミュニケーション能力が高いが、入学後は差が解消される」ため、評価を「補正した」と釈明した大学もあった。 出産や子育てで系列病院の勤務を離れる可能性のある女子より、男子を多く確保したいという本音も明らかになった。入試という医師養成の入り口だけでなく医療現場の意識や、働き方をどう変えるのか。改革を急ぐ必要がある。 不正入試は国の対応も問題だ|日本経済新聞社説

記事紹介|沖縄の過重な負担、責任は本土の国民にもある

米軍普天間基地の移設先である沖縄県名護市で、本格的な埋め立て工事が始まった。県は強く反発しており、建設できたとしても、円滑な運用ができるかどうかが懸念される。どうすれば沖縄県民の理解を得られるのか。安倍政権はさらなる努力をすべきだ。 日米安全保障条約は、米軍基地用地の提供を日本政府に義務付けている。日本の防衛が米軍に依存しているのは事実であり、沖縄県の玉城デニー知事もそのことを争っているのではない。 在日米軍の専用施設の7割が同県にあるのは負担が偏りすぎだ。これが県の主張である。日本の安全は、すべての国民、すべての地域が負うべき課題であり、もっともな言い分だ。 普天間移設が政治課題になって20年以上がたつ。いまさら移設計画を白紙に戻すのは現実的ではない。だからといって、力ずくで反対運動を抑え込めばよいのか。本土から多くの機動隊員が名護市に送り込まれているが、ずっと居続けるのだろうか。 土砂が投入されたことで、大浦湾の豊かな自然がもとに戻ることはなくなった。安倍政権内に「これで県民も諦めるだろう」との声があることは残念だ。 いま国がすべきなのは、沖縄の過重な基地負担がどう解消されていくのかを、わかりやすい形で県民に示し、少しずつでも理解の輪を広げることだ。 過重な負担には、広大な基地面積だけでなく、騒音、振動、悪臭や米軍人の犯罪をきちんと取り締まれない日米地位協定の不平等性という問題もある。 地位協定の改定に取り組む姿勢をみせれば、県民が抱く「東京はワシントンの言いなり」という不信感を和らげるだろう。 責任は本土の国民にもある。「沖縄は借地料をもらっておいて文句をいうな」という人がいる。基地用地のほとんどは、戦時に収奪されたものだ。対等に結んだ契約とは話が違う。歴史を知れば、そんな悪口は出ないはずだ。 沖縄に理解求める努力を|日本経済新聞社説  から

記事紹介|デジタル

「ゆでガエル理論」という有名な話がある。 カエルを熱いお湯のなかに入れると驚いて飛び上がる。 しかし、常温の水の中に入れゆっくりと水を熱くしていくと、その温度変化に気づかずカエルは死んでしまうという寓話だ。 ITやAIの進化により、劇的な変化の時代が来ていることは、ほぼ世界の誰もが知っている周知の事実だ。 しかしながら、多くの企業人や経営者、そして生活者が、これほどまでにこの大きな変化に対して鈍感だ。 知ってはいても見ぬふりをしているのか、あるいは完全にあきらめてしまっているのか。 しかし、誰がなんと言おうと時代は確実に変わり、デジタル化の波はありとあらゆる産業や企業、学校、組織、そして個人に大きな影響を及ぼす。 これは、老若男女を問わず、全ての人類に及ぶ確実な変化だ。 だからこそ我々は、「ゆでガエル」になってはいけない。 デジタル化に真剣に取り組むこと… いくつになっても、学び続けることが今ほど必要な時代はない。 デジタル化に真剣に取り組む|人の心に灯をともす  から

ニュースクリップ 2018.12.09 - 12.15

《政 策》 ★ 国立大学の一法人複数大学制度等に関する調査検討会議(第5回)配付資料|文部科学省 《経 営》 ★ 国立大の交付金 成果上げた大学に重点配分を 行政改革推進会議|NHKニュース ★ 運営費交付金の安定給付が必要、国立大学協会が文科相に要請|大学ジャーナルオンライン ★ 国立大VS.財務省 運営費交付金、傾斜配分拡大巡り|朝日新聞デジタル ★ 時代の風:国立大予算の削減 データで正当化する誤用=長谷川眞理子・総合研究大学院大学長|毎日新聞 ★ 教室や図書館もネーミングライツ 国立大、財源不足を補う 企業側、就活生向けPR|朝日新聞デジタル ★ 18歳人口、2030年までに全国で13.2万人の大幅減少 リクルート進学総研が推計|大学ジャーナルオンライン ★ 地域科学部、募集停止も 岐阜大、学部再編で検討|中日新聞 ★ 早大新総長、世界トップ目指す覚悟 「40年かけても」|NIKKEI STYLE ★ 米スタンフォード大、メガソーラーから電力購入、全電力を再エネに|日経 xTECH ★ 部下が、ついていきたくなるリーダーとは?~【対談】田口佳史・田村潤 |PHP人材開発 ★ 「転勤」は時代遅れなのか、それとも当然なのか|日経BizGate ★ 若手社員にできる具体的なリーダーシップ行動とは|PHP人材開発 ★ 【書評】『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』|ライフハッカー ★ 部下を「一人前」に育てたければ最初の1カ月が決め手 「自分の頭で考えて動く部下」の育成にはどれだけかかるのか|JBpress 《研 究》 ★ 科研費が100億円増 ノーベル受賞が後押し|共同通信 ★ 若手研究者の支援へ、科研費136億円増…政府|読売新聞 ★ 科学技術研究費、17年度は19兆504億円 3年ぶり増で過去最高に 総務省調査|財経新聞 ★ 改正研究開発力強化法が成立 科学技術の国際競争力アップへ|NHKニュース ★ 研究費“ばらまき”訴え 本庶氏、政府の配分批判|毎日新聞 ★ 【本庶氏ノーベル賞】「スーパー研究者」出しても、日本の創薬が世界で勝てない本当の理由 |BUSINESS INSIDER JAPAN ★ 野依良治の視点 分野連携と分野融合は可能だろうか|研究開発戦略セ...

記事紹介|意思

やれなかった やらなかった どっちかな 相田 みつを この場合、「れ」は能力を表し、「ら」は意志を表す。 何かが出来ないと思うとき、その多くは実は能力の問題ではなく、やり方が分からないという知識の問題でしょう。 その知識と能力を補うのは、それを成し遂げたいと思う意志の問題なのでしょう。 やろうかどうか迷っているときに背中を押してくれるジェームズ・スベンソンの言葉を二つ紹介します。 『完璧な人が存在しないのと同様、完璧な条件はおそらく揃わない。だからこそ、与えられた条件を最大限に活用することが大切なのだ。要するに、今あるところから始めるということである。』 『世の中で最も残念な言葉は、「やってみたら、できたかもしれない」、世の中で最も感動的な言葉は、「やってみたら、できた」』 一文字|今日の言葉  から

記事紹介|抵抗や逆境をエネルギーに変える

飛行機が離陸するときも、必ず空気抵抗を受けます。 ではこのとき、飛行機は抵抗を受けて、失速するでしょうか? 違いますよね。 受けた空気抵抗を逆に利用して離陸します。 飛行機は空気抵抗があるからこそ、大空を飛べるのです。 もし、パイロットが空気抵抗が怖いからといって速力を落としてしまったら、飛行機はそのまま真っ逆さまに落ちてしまいます。 これと同じことが、私たちにも起きるんです。 何か新しいことにチャレンジしようとしたときに、必ずといっていいほど、周りから「失敗したらどうするの?」とか、「無理だよ」といった抵抗にあいます。 周りに言われなくても、自ら抵抗を避けようとしたり、周囲から批判されないようにしたりと自分のエンジンのパワーを緩めてしまうと、失速してしまいます。 ではどうすればいいか。 その抵抗を利用すればいいんです。 あなたがこれから上昇するためには、その抵抗が必要なんです。 だから、抵抗があっても速力を落とさず、そのままの力で、またはそれ以上の力を出すと、その抵抗があなたを上へと持ち上げてくれるのです。 あなたが行動して出てきた抵抗は、あなたがあなた自身のエネルギーに変えることができます。 では、どうすれば自分のエネルギーに変えられるかというと、あなた自身が失速しないこと、そして抵抗を恐れないことです。 (大商人の教え)より 「苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、 助け合って生きていく事が、これからのわたくしたちの使命です。」 この言葉は、東日本大震災から1年8ヶ月経ったときの、気仙沼市立階上中学校 梶原祐太さんの卒業式答辞だ。 天災や逆境にあったとき、年齢を重ね、経験を積んだ年配者だから、天をうらまないわけではない。 若くても、経験がなくても、人やまわりのせいにしない人もいる。 「逆境を利用して上に伸びる」 抵抗や逆境をエネルギーに変えられる人でありたい。 逆境を利用して上に伸びる|人の心に灯をともす  から