工学博士、上原春男氏の「成長」についての言葉がある。
『人間というのは本来、成長するようにできています。
成長がおぼつかないとしたら、それは外的要因ではなく、自分自身の姿勢や考え方に原因があるのです。
そもそも、なぜ人や組織は成長しなければならないのでしょうか。
「成長しなくても、現状維持で十分だ」という人や企業の経営者がいるとしたら、それは重大な危機を招くことになります。
成長するものだけが、生き残るのです。
現状維持にとどまるものは、即、衰退に向かうのです。
伸びている会社でも、その現状に満足してしまったら、その瞬間にその組織は下りの階段を転がり落ちていくことになります。』
現状維持の反対は、現状打破。
以下は、脳力開発を提唱した城野宏氏の言葉。
■現状を打破の姿勢がある人は、「主体的(人のせいにせず、自ら動く)」で、「進歩発展をめざす姿勢(常に、よりよくしていこうという姿勢)」があり、「他人の利益をはかる姿勢(協力が得られる)」がある。
■現状維持の姿勢の人には、「人だよりで、人のせいにする姿勢(グチっぽくて、不平不満が多い)」があり、「現状に甘んじる姿勢(難しい、困った、出来ないが口ぐせ)、自分だけよければよいという姿勢(人をバカにする、尊敬しない)」がある。
つまり、現状打破の姿勢の人は、常にポジティブで、あきらめず、必ずなんとかなる、と思って行動している。
常に成長し続けるため、ポジティブ思考を身につけたい。
ポジティブ思考とネガティブ思考|人の心に灯をともす から