誰かとの間でいやな思いをして、その相手に反感を持ったとき、どうすればいいだろうか。考えるべきことは3つある。
1 恨みは猛毒だ。
ただし、被害をこうむるのは相手ではなく自分である。恨みを抱いていると、あなたは自分自身を苦しめて不幸になる。逆に、恨みを解き放つと気分がよくなり、集中力が高まり、私生活も仕事もうまくいくようになる。
2 悪口を言わない。
恨みを抱いた相手の悪口を言うと、周囲の人たちに敬遠されるようになる。人々はあなたを後ろ向きで不平不満の多い人とみなすようになるだろう。そして、いつかあなたが自分たちのあら探しをするようになるとも思うだろう。これはまったく損な話だ。もっとポジティブな話をして、好印象を与えるよう努めるべきだ。
3 将来のことを視野に入れる。
その悪ロを言った相手とは、一生かかわることがないだろうか。その人の助けを借りるような事態は想像しがたいかもしれないが、世の中は狭いものだ。その人自身、あるいはその人と親しい人が、あなたやあなたの家族を助けることも十分にありうることを肝に銘じておこう。