20歳の頃は、他人の目が気になる。
40歳になると、他人の目など気にならなくなる。
60歳になると、そもそも自分のことなど誰もまったく気にしていなかったと気づく。
アン・ランダーズ /アメリカのジャーナリスト
いくら年をとっていても、新しい目標や夢を追いかけ始めるのに遅すぎることはありません。
自分の時間を自由に使えないのなら、それは成功した人生とは呼べません。
老いることの美しいところは、若い頃に背負わされていた様々な責任から解放されると気づくことです。
その事実を発見したのなら、「始めるのに遅すぎる」とは決して思わないはずです。
年をとると、他人の期待に応えなくてはならない場面が減っていきます。
若い頃に抱えていた子育てや仕事、住宅ローンの返済などの責任が徐々に消えていくにつれ、それまで抑え込んできた本当の自分を表現したいという感覚が蘇ってきます。
自分が本当にやりたかったことを妨げているものは何かを考えるのは、素晴らしいことです。
他人の期待に応えなくてもよい時がいつかやってくると知っているのは、私たちの心を自由にしてくれます。
この事実を知っていれば、若いときからこの自由の一部を楽しむことができます。
人生は、他人が求める価値観に合わせて窮屈に生きるほど短くはありません。
年をとったといっても、あなたにはまだ体力も経済的な余裕もあるはずです。
本当の人生を生きましょう。
今始めなければ、いつ始めるというのでしょう?
《成功する人はいつでも新しいことに挑戦し、 成功しない人は年齢を気にして行動しない》
多くの人は自意識過剰だ。
人からどう評価されているか、気になってしかたがない…
(あんなこと言って)嫌われているのではないか
(あの失敗を)笑われているのではないか
(自己紹介でしどろもどろになって)能力ない人と思われているのはないか
自分のことを考えてみればわかるが、他人の細かいことなど、いちいち覚えていない。
人のことは時間の経過とともに、ほとんど忘れてしまうものだ。
誰かが亡くなったことでさえそうなのだから。
小林正観さんのこんな言葉がある。
「自分がたいしたものと思えば力が入る。
たいしたものじゃないと思えば力が抜ける。
風に揺らぐ花のように、力が抜けていると美しい。」
自意識過剰とは、ほとんどが、自分は「たいしたものだ」と思っているところから始まる。
どうせたいしたものじゃない、と思っていれば、失敗することも当たり前。
失敗や、ヘマや、笑われることを恐れたら、挑戦できない。
「夢を行動に移す人は、笑われることを恐れない」(スティーブ・ジョブズ)
いつでも新しいことに挑戦できる人でありたい。