2010年10月15日金曜日

Okinawa 2010  自然を学ぼう-さんご畑

2010年の沖縄旅日記。今回は、沖縄県・読谷村にある「さんご畑」というところをご紹介します。
「さんご畑」は、”陸上に造られたサンゴ礁”で、今年の3月にプレオープンしました。
100種類以上、5万株を超える色とりどりのサンゴと、そこに共生するたくさんの魚達、サンゴに棲むエビや、1万匹を超える貝類など、沖縄の海でも見られることが少なくなってきたサンゴ礁とそこに棲む生き物達の様子を観察することができます。
天敵がおらず、水質が安定し、外海よりも水温が約4~5℃低いこの小さな海「さんご畑」では、壁面を覆い尽くすかのような勢いで、約5万株を超えるサンゴがスクスクと成長しています。
人の手で失ってしまったサンゴ礁は、人の手でまた、蘇らせることができると信じて、ここでサンゴを養殖しながら、増えたサンゴを海へと移植しているそうです。
手が届く位置に見れる様々な珊瑚や色とりどりの魚たちは一見の価値ありです。
(以下写真のコメントは、現地でいただいたパンフレットから引用しています。)


さんご畑の全景




さんご畑の入口




丸いドーナツ型の池

約1万本のサンゴの苗がすくすくと成長しています。
壁面に付着した珪藻を餌とする貝類が約1万匹、
エビやヤドカリなどの甲殻類が約5千匹、
長藻や漂流珪藻を餌とする魚類が約1千匹あまり自活しています。

















鑑賞・観察用の丸い水槽

自然の海をお手本としながら、周囲の小さな池で、
様々な海の様子を再現しています。
部分的に海のメカニズムを表現し、その水が全体を循環することで、
環境を調整しています。





サンゴの種苗を育てる幼群体育成槽












一番高い位置にある水槽では、株分けをしたばかりの幼群体を育てています。
全てのサンゴは、特別な許可を得て保護した沖縄県産のものだけを株分けし、
移植などに利用しているので、外来種を持ち込む危険性はありません。
株分けしたばかりのサンゴは病気に弱いため、
移植用の基板に根付くまで、ここで特に大切に育てます。










水槽はまだまだ拡張を続けています





スタッフブログ「サンゴ礁を次世代へ」(9月2日付)によれば、
この水槽に水が入ったようです!
http://seaseed.ti-da.net/e2820904.html






養殖サンゴの移植放流

ここで育ったサンゴを1本1本丁寧に海へと移植しています。
サンゴが成長していくると、そこに生き物が住みはじめます。
そして、植え付けてから2~3年するとサンゴは産卵してくれます。
さんご畑で育ったサンゴも、畑の中で産卵してくれます。
その卵は海へと放流され、新しい命を育んでいきます。









さんご畑産卵


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さんご畑の場所


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おまけ:轟音をたてて飛行する米軍へり




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