2010年10月27日水曜日

自信をつける

自信をつけるためのテクニックをいくつか紹介しよう。まず、心の中で「私は自信がない」と独り言を言ってはいけない。ネガティブなことを言うと、ますます自信がなくなるからだ。

自信のなさは恐怖心と関係がある場合が多い。目標を達成したいのだが、成功するかどうか確信が持てず、周囲の人に批判されるかもしれないことを心配しているのがそうだ。そういう状況で自信をつける唯一の方法は、自分が恐れている状況を直視して行動を起こすことである。恐怖心を乗り越えて行動を起こせば、気分がよくなって自信がつく

行動を起こせば起こすほど、ますますいい結果が出る。いい結果が出れば出るほど、ますます自信がつく。ほとんどの人は恐怖心のためにおじけづいて行動を起こそうとしない。その結果、ますます自信を失ってしまうのだ。

自信をつけるもうひとつの方法は、新しい状況に対して、できるかぎり準備をすることである。たとえばスピーチを依頼されたら、本番に備えてスピーチの練習をできるだけたくさんしておくといい。リハーサルを十分しておけば自信がつく。

成功者も新しい試練に直面したときに恐怖心を抱くが、失敗者と違うのは、恐怖心を乗り越えて行動を起こすことだ。行動を起こせば自信がついて目標を達成しやすくなるのである。


ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2006-06-15