人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しである。中村天風
心の良い人とは?と聞かれたら、どんな人を想像するでしょうか。
「言志四録」を書いた佐藤一斎は、
『春風を以て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て、自ら粛(つつし)む』
という言葉を残していますが、これも心の良い人の一例かもしれません。
また他人への思い遣りがある人というのも、一つの例として当てはまるでしょう。
宮澤章二さんの詩でも
『「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。』
自分の内面が放出されたものが、心遣いであり、思い遣りなのですね。
自分が何を人に与えているかに、心を向けてみましょう。
こころ|今日の言葉 から