ITやAIには、数学的(理系的)センスが必要だ。
これは、経営においても同じで、専門的な知識は必要ないが、数学や論理学が理解できないと大きく活躍することはできない。
経営には数字やロジックが絶対に必要だからだ。
マイクロソフトのビル・ゲイツも子供の頃から、算数と理科が好きだったという。
アメリカの長者番付にランクインする人の多くが、技術系の出身だ。
成毛眞氏は「もっと理系のセンスを磨け」という。(AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である /SB新書)より
『サイエンスやテクノロジーに無頓着であることは、命にさえかかわってくるわけだ。
では、どうすればいいのか? シンプルに言おう。
STEM+Aの「STEAM」を学べばいい。
STEMとは、 サイエンス(科学)の「S」 、テクノロジー(技術)の「T」 、エンジニアリング(工学)の「E」 、マセマティクス(数学)の「M」 を並べた造語だ。
今やアメリカの教育界でSTEMは常識になっているが、これに「A」を加えた「SETEAM」という言葉も生まれている。
Aはアート(芸術)のAだ』
旧来の仕組みが大きく変わる現代、たとえ文系の人であろうと、理系的素養は必須だ。
大変革の時代、理系的センスを磨きたい。