之を如何せんといわざる者は、之を如何ともするなきのみ
孔子は『論語』の中でこう語っている。
どうしたら自分をもっと向上させることができるか、いかにしたら自分をもっと磨くことができるか。
真剣に問い、求めようとしない者は、この自分もどうすることもできない。
自ら、真剣に求めようとしないものは、学問においても、事業や仕事においても、決して大成することはない。
どれほど、環境が整い、周囲が助けてくれたとしても、本人に「学びたい」「知りたい」「成し遂げたい」という、熱い火の玉のような渇望がなければ何事もうまくはいかない。
人のせいにしたり、環境やまわりのせいにする人は多い。
しかし、百万遍、まわりのせいにしたとしても、今の現状は一ミリも変わらない。
学びも、成長も、自ら強く求める心から始まる。
「自ら真剣に求める気持ちが大事」という言葉を胸に刻みたい。
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