2024年2月3日土曜日

記事紹介|俯瞰する力

「うばい合えばたらぬ わけ合えばあまる」 という相田みつを氏の言葉がある。

利己的な人だけがあつまり、利己的な行動の限りをつくすと、そのグループは自滅する。 

うばい合えば足りぬ、と殺伐(さつばつ)として、最後はお互いに傷つけあうことになるからだ。

子どものうちは、他者の視点に立つことが苦手で、自己中心性が強い。

幼児性が残っている、人として未発達の段階だ。

幼児性が強い人は、自分の思い通りにならないと、拗(す)ねたり、他の人に当たり散らしたり、怒鳴ったりする。

つまり、利己の塊(かたまり)だということ。

人は、自分の幼児性を削ることによって、大人になる。

自己中心的な考えから、利他の心に変わっていくということだ。

「人が成熟するとは自己中心性を離れること」という言葉を胸に刻みたい。

記事:人が成熟するとは自己中心性を離れること|人の心に灯をともす