2013年9月12日木曜日

足るを知る

ブログ「人の心に灯をともす」から言祝(ことほ)ぐ」(2013年9月10日)を抜粋してご紹介します。


文句や愚痴を言おうが、嘆(なげ)こうが叫ぼうが、事態は少しもよくはならない。

言えばいうほど、気持ちが滅入り、気分が悪くなるだけだ。

文句を言う人の心には、常に比較感がある。

まわりの誰かと比べてばかりいれば、どんなに幸せな人でも、不幸になる。

文句の反対が、言祝(ことほ)ぐこと。

どんな事態におちいっても、言祝ぐことができれば、そこから上昇することはあっても、落ちることはない。

「今ここ」を生きる人は、未来を憂えず、過去を悔(く)やまない。

文句という否定から入る人は、一瞬一瞬という今を生きていない。

言祝ぐということは、肯定すること。

「愛(め)でたい」は、「言祝ぎ」。

どんなときも、言祝ぐことができる人でありたい。