「人生の苦しい時期は、有益な経験を得て内面を強くする最高の機会」
後から振り返れば「そんなことで」と思うこともしばしばあるでしょう。
でも苦しみの渦中にいるときは心に余裕が持てないもの。
そんなときでも自分の運命を嘆くのではなく、
「この経験から学べることは何だろう」と捉えることが大事。
「朝顔」と「蓮の花」と、「昆布と鰹節としいたけ」に共通することはなんでしょうか。
それはどれも厳しい経験をして、その価値を高めているということ。
「朝顔」は太陽と水だけでは花を咲かせられず、
その前に夜の暗闇と寒さがあって初めて発芽するそうです。
「蓮の花」はお釈迦様の台座にも添えられますが、
泥が無ければ綺麗な花を咲かせることは無い。
綺麗な清水だけでは咲かないそうです。
でもひとたび咲けばどれも咲き損じがないとのこと。
「昆布と鰹節としいたけ」はいずれもダシの材料ですが、
良いダシとなるためには、一度思いっきり干からびることが必要。
言われてみればどれも固く乾燥していますよね。
だからこそミネラルが凝縮する。
人間以外にもこうして苦しみを乗り越えているのだから、
人間に出来ないはずはありません。
やはりその状況を肯定的に受け取れることが大事ですね。