子どもの頃、家が非常に貧しかった人が、大人になって大成功するという例は多くある。
子どもの頃貧しくて、1日1回の食事をすることさえままなかったというような「貧乏が当たり前」になっていた人は、大人になって三食を食べることができるだけでありがたいと思う。
働く場所があること、洋服を買えること、雨漏りしない家に住めることだけで、幸せを感じる。
反対に、豊かな家庭に生まれ、何不自由なく育った人は、「豊かな生活が当たり前」となっている。
だから、ちょっとでも生活の水準が下がると不平や不満が多くなり、感謝がなくなる。
当たり前の水準が違うのだ。
どんなにお金や資産があろうと、毎日を不平不満で暮らしている人は不幸な人だ。
《「当たり前」の水準が幸・不幸を生み出す》
どんなことにも感謝できる人でありたい。