先日、子ども達の夏休みを利用し、「ガラスのうさぎ」という長編アニメ映画を見てきました。上映中子ども達は嗚咽が止まらず、私も時折涙し、終了後しばらくは絶句状態でした。
この夏、戦争を考える一つのいい機会になりました。
ガラスのうさぎ
原作「ガラスのうさぎ」(金の星社刊)は、戦争を知らない子ども達に戦争の悲惨さと恐ろしさ、平和と命の尊さを知ってほしいという願いから刊行され、27年間ロングセラーを続け多くの人々の間で読み継がれている名作です。日本で広がった感動の輪が、海外でも多数翻訳出版され、世界へ大きく広がっています。
また、出版と同時に 多くのメデイアで制作され話題を呼びました。そして、終戦60周年記念作品として、2005年新春に装いも新たに「ガラスのうさぎ」がアニメーション映画として甦りました。
終戦から60年以上の歳月が経った日本では、戦争を知らない世代が多数を占めています。戦争体験が風化された今日だからこそ、戦争の悲惨さを伝え、平和の尊さを伝えてゆく願いを込めて映画は制作されました。(映画チラシから引用・一部編集)