世の中が混沌(こんとん)としたとき、人の行動は二つに分かれる。
一つは、混沌が収まるのをじっと待っている人たちだ。
もう一つは、混沌としているからこそ、そこにチャンスがあると打って出る人だ。
大多数の人たちは、嵐が過ぎ去るのを待つように、混沌が収まるのをじっと待つ。
しかし、その中でもほんの数人が、新たなことに挑戦する。
そして、世の中を変えていく人となる。
もちろん、全部が全部、世の中を変えていく人となる必要はない。
しかし、そうだとしても、挑戦する人を応援することはできる。
足を引っ張らず、嘲笑せず、「それは無理だ」といわず、その挑戦を褒めたたえることはできる。
また、世の中を変えるとか大きなことではなく、自分自身を変えることはできる。
新たな本を読み、新たな勉強を始める、新たなコミュニティに参加する、健康のために運動を始める、等々だ。
社会全体が激しく揺れ動いているとき…
今こそ挑戦する人でありたい。