一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人がかりでも持ち上がらない。
ゲーテ
一対一でする綱引きと、複数対複数でする綱引きを比較すると、
人は複数の場合にそれぞれ手を抜いてしまう傾向にあると、心理学の実験で検証されています。
みんなと一緒にやることの安心感から
「自分がやり切らなければ負けてしまう」
という当事者意識が薄れてしまうのでしょう。
論語でも、
「之(これ)を如何(いかん)せん、
之を如何せんと曰(い)はざる者は、
吾(われ)之を如何ともすること未(な)きのみ。」
とあります。
本人にやる気がなければ、周りが頑張ってもどうにもできないという意味。
一人の時も全力で。
みんなと一緒の時も全力で。
その総和がチーム力になりますね。
誰かの頑張りにただ乗りしないように。
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