2018年9月9日日曜日

記事紹介|なにもかも管理できているということは、ペースが遅すぎるということだ

危険と責任感は、名将の判断力を活発にするが、凡将の判断力をだめにする。カール・フォン・クラウゼヴィッツ


人を導く立場にある将に求められる能力の一つに「決断する」ということがあります。

目の前に危険が迫り、部隊の運命を左右する決断をしなければならない時に、その責任をどう果たすのか。

そこでプレッシャーに負けることなく、勇気ある判断ができることが名将の証であり、ここで潰れてしまう、もしくは適切ではない判断をしてしまうのが凡庸な将だということ。

全ての情報が揃っているなかで判断をするのであれば、多くの人が出来ることでしょう。

限られた情報の中でも最大限に吟味して判断していくことが実際の現場では求められます。

もちろん判断のために情報の収集は最大限に行うべきです。

一方で、『なにもかも管理できているということは、ペースが遅すぎるということだ。』というマリオ・アンドレッティの言葉も教訓になります。