相田みつをさんの「そのうちそのうち」という詩があります。
《そのうちそのうち べんかいしながら 日がくれる》
『やれなかった やらなかった どっちかな
やらなかった理由をさがせば いくらでもあるんだよなあ…
人間は他人に弁解しているうちはまだいい。
自分が自分に一生懸命弁解していることがある。
ひとごとじゃない。自分のこと。 』
具体的に動かなければ、何一つ変わらないのはわかっているのに、動かない人がいます。
理屈や議論をこねくりまわし、自分の意見を通そうと大声を出したりします。
しかし、議論している間は、事態はまったく進展しません。
我々が生きているこの世界は、行動によってしか変わらないからです。
嘆いている時間があったら…
人やまわりを非難している時間があったら…
人をやりこめようとするヒマがあったら…
ほんの1センチでもいいから、先に進むような行動を起こすことです。
行動すれば、必ずその結果という答が出ます。
そのうちそのうちと、後まわしにすれば、現状維持がずっと続きます。
具体的に動くことができる人でありたい、と切に思います。