「自彊不息(じきょうや)まず」という、易経の言葉がある。
自らすすんでつとめ励んで怠らないことをいう。
いくつになっても、常に、努力し、勉強し続けることだ。
論語の中にもこういう言葉が出てくる。
「無倦(むけん)」。
倦(う)むことなかれ、ということ。
倦むとは、途中で、嫌にならず、あきることなく、コツコツと続けること。
「六十にして六十化す」とは、60歳になっても変化し続けるということ。
同様に、生きている限りは、70歳になろうが、80歳なろうが、変化し続け、進歩し続けなければならない。
それが、「一生勉強 一生不悟」ということ。
『もっとも卓越した人々は、自己研鑽や、勉強をやめなかった人々、今もやめない人々のことである。
苦労なくしては何も得られない。
人生は永久に勉強である。』 (フランスの詩人・思想家 シャルル・ペギー)
「生きている限り変化し続ける」
いくつになっても、勉強し続ける人でありたい。