2024年1月14日日曜日

元気をもらった全国都道府県対抗女子駅伝

好天に恵まれた週末でした(全国的ではありませんが)。

昨日は法事で帰省し何もできなかったため、今日は朝から仕事と家事に専念。

ロングランをこの週末のノルマとしていましたが、時間がなくなってしまい、夕方明るいうちに、気分転換を兼ねて近くの福岡城址周辺を走りました。

さて、お昼過ぎから、アイロンがけをしながら、新春の京都で女性ランナーがたすきをつなぐ「全国都道府県対抗女子駅伝」を観戦しました。

NHKの記事を参照しますと、

結果は、宮城県がアンカー区間の9区で逆転し、なんと29年ぶりの優勝。2位は京都府、3位は広島県でした。

ちなみに、私が暮らしたことのある九州の県の結果は、福岡県:8位(見事入賞)、熊本県:13位、宮崎県:26位、大分県:27位でした。

この駅伝は、マラソンと同じ距離のコースで争われ、中学生から社会人までの9人のランナーがたすきをつなぎます。

見どころは、能登半島地震の被災地、石川県チーム。無事、エントリー選手を変更せず予定どおり大会に参加できたそうです。

また、今年夏のパリオリンピックのマラソン代表に内定している鈴木優花選手が秋田県のアンカーとして出走。昨年、女子5千メートルで日本新記録をマークし、世界選手権で8位に入賞した兵庫県の田中希実選手の出場。さらには、昨年の全国女子駅伝で中学生の区間となる3区で区間新記録をマークした岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり)選手が高校1年生となり、田中選手と同じ2区を走るといったところでした。

1区では、石川県の五島莉乃選手が、区間新まであと10秒に迫る走りで区間賞を獲得しました。走り終えた後のインタビューでは、目に涙を浮かべながら「レース中、沿道でたくさんの人から『石川、頑張れ』という声が聞こえた。走っていながら胸がいっぱいだった。みなさんたくさんの応援ありがとうございました。石川県の皆さまに少しでも、私たちの走りが届いているとうれしい。みんなで最後まで笑顔でたすきをつないで、この思いが石川県にも届くように、ゴールを迎えたい」と、話していました。

競技場周辺では被災地への募金活動も行われていたそうです。オリンピックの女子マラソンで2大会連続のメダルを獲得した有森裕子さんらが「大会応援とともに能登半島救済募金にもご協力お願いいたします」などと支援を呼びかけていたとのことです。

2区では、兵庫県の田中希実選手が、19人を抜いてトップに立ち区間記録まであと4秒に迫る走りで区間賞を獲得しました。

それにしても、この「都道府県対抗駅伝」は、中学生から実業団に至る幅広い年齢層の選手が、郷土愛という強い絆で結びついたワンチームとして闘うため、高校駅伝、大学駅伝、実業団駅伝とは異なった趣があります。

とりわけ今回は、能登半島地震直後ということもあり、北陸地方のみなさまには、選手のがんばりが大きな応援のメッセージになったのではないか、そうあってほしいと願いながら目頭が熱くなった大会でありました。


黒田如水公御鷹屋敷跡(福岡市舞鶴公園牡丹芍薬園内)


福岡城 潮見櫓


お堀からみる福岡城潮見櫓


大濠公園 遠くに見えるのは油山


大濠公園 中央は浮見堂