2023年5月26日金曜日

記事紹介|賢い人ほど腰が低い

人間は賢明になればなるほど、ますます腰を低くして他人から学ぼうとする。

ロジャー・ベーコン/13世紀・イギリス


「私はあなたより知識も教養もある」といった態度をあからさまに見せて、上から目線で相手に接する人がいます。

そのような上から目線の人は往々にして、実際には「賢明ではない」ことが多いようです。

つまり、本当の意味で、賢い人ではないのです。

ただ、賢い人のふりをしているだけなのでしょう。

本当の意味で賢い人は、上から目線で相手に接することはありません。

むしろ、賢い人ほど腰が低いものなのです。

賢い人とは、「自分にはない知識や経験を他人から教えてもらおう」という意欲が旺盛な人です。

だからこそ、腰を低くして、他人からたくさんのことを教わり一層賢くなっていくのです。

そのような「腰が低い人」には、限界というものがありません。

世の中の無限にいる他人から、知識や経験を学ぶことで、その人はたくさん賢くなっていくのです。

上から目線の人は、もともとそれほど賢くない上に、他人から学ぼうという意欲も弱いために、それ以上成長していけません。

成長したいのであれば、腰を低くして他人から学んでいく姿勢が大事なのです。

《上から目線の人に賢い人はいない》

出典:ますます腰を低くして他人から学ぶ|人の心に灯をともす