若い頃は、この学校や会社に入れなかったら生きている価値はない、などと思い詰めることがある。
それは、病気や事故、恋愛や人間関係の挫折、仕事上の失敗、などに出くわしたときにも同じことが言える。
しかし、長い人生を振り返ってみたときには、そのときそれがどんなに越えられない難問だと思ったことも、通り過ぎてみたら、すべて結局は、なんとかなっていた。
神様はその人に乗り越えられない壁は用意していない、というがまさにその通りだ。
悩み事や様々な問題は必死でもがいていれば、必ず時間が解決してくれる。
そして時間が経過すれば、そのとき、失敗や不幸だと思ったことは、実は成功や幸せの始まりに過ぎない、ということに気づく。
「明けない夜はない」
我々は、朝が来るたびに生まれ変わっている。