2009年6月28日日曜日

悪いことするのはノンキャリア

わが目を疑う報道に接しました。憤りに絶えかねず抗議の日記を書きます。

真意のほどがわからない状況で一部報道に振り回されても仕方ありませんが、いやしくも国民を代表する国会議員がこのような失言をした責任は追及されてしかるべきです。

何を根拠にこのようなことが言えるのか、国民の前できちんと説明すべきです。

霞ヶ関界隈及び地方で、国民や市民のために身を粉にして必死になって働く多くのノンキャリア公務員、準公務員の名誉、使命感はこの失言でずたずたにされたことでしょう。

マスコミは、徹底して、失言の撤回と謝罪を求めるべきです。


自民・中馬議員「悪いことするのはノンキャリア」(2009年6月27日 朝日新聞)

自民党麻生派座長で党行革推進本部長の中馬弘毅衆院議員(大阪1区)は27日、大阪市内で開かれた会合で公務員制度改革に触れ、「悪いことをするのはノンキャリア。上に行けないから、職場の中で法に無いことをしてしまう」と発言した。
会合は自民党員から意見を聞くために党府連が主催し、約200人が参加。中馬氏は「上級職を通った人は、よほどのことがないとそういうことに手を染めない」とキャリア官僚のことは擁護した。
郵便不正事件に絡んで逮捕された厚生労働省キャリアの前局長については、民主党の国会議員の口添えが自称・障害者団体への偽の証明書発行の発端になった疑いがあると指摘されていることを念頭に、「相当な圧力がかかった例外」と語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0627/OSK200906270091.html?ref=rss


「悪いことするのはノンキャリ」…中馬・元行革相が発言(2009年6月28日 読売新聞)

自民党麻生派座長の中馬弘毅・元行政改革相は27日、大阪市内で開かれた党大阪府連の集会で、公務員制度改革を巡り、「悪いことをするのはノンキャリア(の官僚)だ。上に行けないから、職場で、法にないことをする」などと述べた。
会場からの質問に応じた際の発言で、「上級職を通った人は、そういうことに手を染めない」とキャリア官僚をかばった。
中馬氏は集会の終了後、読売新聞の取材に対し、発言について、「ノンキャリアとキャリアの垣根をなくすための制度改革を進めることが必要だという趣旨だ」と説明した。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090628-OYO1T00267.htm?from=main1