ブログ「今日の言葉」から「立ち向かう勇気」(2014-11-14)をご紹介します。
大切なのは評論家ではない。
実力者がどのようにつまずいたか、
善行家がどこでもっとうまくやれたかを
指摘する人物はいらない。
顔を泥と汗と血でよごしながら、
実際に現場で闘っている男。
勇ましく立ち向かっている男。
何度も判断をあやまって、期待にそえない男。
大いなる熱意と献身についてわかっていて、
りっぱな大義に身をささげている男。
最善の場合は、最終的に大成功をおさめた喜びを知っている男。
最悪の場合は、たとえ失敗したとしても、
勝利も敗北も知らない、
冷たくて臆病な連中とは違う、
あえて勇敢に立ち向かって結果として失敗した男。
そういった男たちをこそ、称賛すべきなのだ。
セオドア・ルーズベェルト
成功でも失敗でも良いから、自ら経験する事の大切さを説いています。
人は自分の人生の主人公であって、
他人の人生を生きることはできない。
同じ事が起こったとしても感じ方、捉え方、学べることは異なるものです。
詩人のリュッケルトもこう語っています。
『経験は数千年前からなされてきたが、
その跡をたどっても無駄である。
他人が自己のために経験したことは、
そのまま諸君には通用しない。
諸君は己自身のために経験しなさねばならない。』
論語や聖書などの2,500年以上も前の言葉が今も息づいているのは、
人が自ら経験しなければ実感できないからなのでしょうね。