2012年2月25日土曜日

Heroes 2011, Japan

2011.03.11 東日本を大きな地震が襲いました。その後すぐ、海外から多くの支援が届けられました。日本を思うすべての方々へ、感謝の気持ちを。(You Tubeから)




楽譜のダウンロードはこちら
http://hatamariko.com/2011%20Japan.mus.pdf

15ヶ国語での歌詞はこちら
http://www.hatamariko.com/information/heroes-2011japan-lyrics/


We will stand strong again 仙台の八幡小学校 海外からの支援に感謝の歌(2012年2月24日 産経新聞)

東日本大震災で校舎にひびが入るなどの被害が出た仙台市青葉区の市立八幡小学校の6年生が、外国からの支援に感謝の気持ちを伝えるため、英語の歌の合唱に取り組んでいる。

2月には国際放送を通じて世界各地に発信された。

教師たちは「大人になっても、自然に海外の人に感謝の気持ちを伝えられるようになってほしい」と願っている。

Thank you, friends for away For all you think, feel and pray for me and my family (遠くにいる友達へ 私たちの家族のために思ってくれてありがとう)

6年生約110人がひしめく音楽室に歌声が響きわたる。子供たちが真剣なまなざしで追っている英語の譜面にふりがなを書くのは禁止だ。指導する学年主任の深瀬光子教諭(48)は「耳から覚えたそのままの音で、外国の人に語りかけるように口ずさんでほしいから」と話す。

昨年4月、別の小学校から転勤してきた深瀬教諭は担任する6年2組の子供たちの前に初めて立ったときのことが忘れられない。「なんでこの子たち笑わないの…」。暗い表情に驚き、子供が何げなく発した言葉に衝撃を受けた。

「6年生は教室が1階だから地震が来たらすぐ逃げられるね」

震災時、5年生の教室は4階にあり、この子供たちはそこで大きな揺れに遭遇していた。「普通なら、休み時間に校庭に一番に出られるとか、そういう喜び方をするのに…」

この子たちに何か前向きになれる取り組みをさせたい。そんな時、保護者を通じてある歌を知った。「Heroes 2011, Japan」。音楽家の秦万里子さん(55)が作詞作曲、お笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーランさん(41)が英語詞を手がけ、日本への支援に感謝の気持ちを伝える歌だった。

「子供たちが大人になったら海外の人とたくさん知り合い、あの震災はどうだったか、被災者として話す場面もきっとある。そのとき、この歌を口ずさんで覚えた英語で自然に感謝を伝えられるようになれると思った」

今年1月、震災1年に合わせて発表しようと、歌を吹き込んだCDを1人1枚配って練習を開始。2月には、練習に取り組む姿が、世界約130カ国・地域に向けたNHKの英語放送で紹介されたという。現在、3月の卒業式などに向けて練習に励んでいる。

子供たちの、支援に感謝する気持ちもより強くなったという。

齋地南さん(12)は「他の国で大きな災害があったら今後は私たちが助けてあげたい」。廣田海斗くん(12)は「いち早く駆けつけてくれた海外からのボランティアの人や、体を張って助けてくれた自衛隊の人にも感謝の気持ちを伝えたい」。

We will stand strong again I, We, Japan(きっとまた立ち上がってみせる わたし 私たち 日本)

子供たちの明るい歌声は今日も校舎に響いている。