《苦しいという言葉だけは、どんなことがあっても、言わないようにしようじゃないか。》(高杉晋作)
幕末の長州藩士で、吉田松陰の愛弟子。足軽や百姓、町人など身分にとらわれない民兵隊、「奇兵隊」を結成。倒幕に大いに貢献した。
長州の高杉晋作が奇兵隊を結成し、長州征伐のために攻撃してきた幕府軍と激戦を繰り広げていたとき、不利な状況に陥ったことがありました。
このとき、口にしたとされているのが冒頭の言葉です。
「『苦しい』という言葉を口にすると、より苦しさを強く感じてしまい、士気にも悪影響を及ぼす」と考えたのです。
この話は現代に生きる私たちにも参考になります。
苦しいとき、つらいとき、悲しいとき、大変なときに、マイナスの言葉を口にすると、 考え方や行動にも悪影響を及ぼします。
そこで、そういうときのために「『できない』という言葉は口にしない」「『疲れた』という言葉は口にしない」「『つまらない』という言葉は口にしない」などとマイナスの言葉は口にしないと決めておくといいでしょう。
言葉は人生を一変させる力を持っています。
そのことを肝に銘じれば、好ましい方向に自分自身を導いていき、格段に成長できます。
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