2014年1月5日日曜日

新年の徳目

今日は、ブログ「今日の言葉」から13の徳目」(2013年12月24日)を抜粋してご紹介します。


ベンジャミン・フランクリンは18世紀のアメリカの政治家・哲学者・科学者。
アメリカ独立に際し、大陸会議代表や独立宣言起草委員を務める。
科学者として電気に関する「凧たこの実験」と避雷針を発明。

フランクリンは、全部で13の徳目を習慣化するために、手帳に表をつくって、各徳目についての達成度を点検したそうです。
完璧な人間出はないからこそ、自らのチェックリストを作って振り返る。
私たちも新年に向けて自分自身のチェックリストを作ってみるのも良いかもしれませんね。

《フランクリンの13徳目》

1 節制

頭が鈍るほど食べないこと。
酔って浮かれ出すほど飲まないこと。

2 沈黙

他人または自分自身の利益にならないことはしゃべらないこと。
つまらぬ話は避けること。

3 規律

自分の持ちものはすべて置く場所を決めておくこと。
自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。

4 決断

やるべきことを実行する決心をすること。
決心したことは必ず実行すること。

5 節約

他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。

6 勤勉

時間を無駄にしないこと。
有益な仕事に常に従事すること。
必要のない行為はすべて切り捨てること。

7 誠実

策略を用いて人を傷つけないこと。
悪意を持たず、公正な判断を下すこと。
発言する際も同様。

8 正義

他人の利益を損なったり、与えるべきものを与えないで、他人に損害を及ぼさないこと。

9 中庸

両極端を避けること。
激怒するに値する屈辱をたとえ受けたにせよ、一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。

10 清潔

身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。

11 平静

小さなこと、つまり、日常茶飯事や、避けがたい出来事で心を乱さないこと。

12 純潔

性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、決してそれにふけって頭の働きを鈍らせたり、身体を衰弱させたり、自分自身、または他人の平和な生活や信用を損なわないこと。

13 謙遜

キリストとソクラテスに見習うこと。