2019年11月28日木曜日

当事者意識を持て

国立大学(の一部)でも同様のことが起きているのではないでしょうか。

  • 相変わらず公務員体質から抜け出せない、いや抜け出そうという気が毛頭ない。
  • 少しばかりの仕事に不必要な時間をかけ、残業代稼ぎにネットサーフィンで暇つぶし。
  • 組織への帰属意識がみじんもなく、改善・改革の動きを封じることに神経を使う。
  • 人事評価を極端に嫌い、悪しき平等に浸りながら定年を迎えることに重きを置く。

そんな人たちが長年巣くう組織の風土を変えていくことは至難の業です。でも誰かが嫌われ者になってぶち壊すしかありません。相当な覚悟と強靭な精神が必要です。

もっと世の中の流れに敏感になってほしい。ゆでガエル・井の中の蛙状態から脱してほしい。楽しく愉快に仕事ができる環境を欲してほしい。自分たちの職場なんですから。

久々に気合の入る記事に出会いました。腹に落ちた部分を抜粋します。

  • 大企業の正社員になった人たちは、クビになる心配もないし、会社が倒産する心配もないので(これは勘違いであるケースが多いのですが)、平社員から社長まで「当事者意識」に欠けている。
  • 日本の大企業で働く人たちも、最近は「危機感を持っている」とは言うが、結局は(経営者も含めて)サラリーマンなので、(米国人と比べ)緊張感が全然違う。
  • 本を正せば、思い切った経営戦略の変更ができない経営陣が悪い。とはいえ、そんな経営者に逆らいもせず、かつ、会社を辞めることもなく文句ばかり言いながら日々の「つまらない仕事」に追われているエンジニアや中間管理職も同罪。
  • 似たようなことは、日本のあらゆる業界で起こっている。漠然とした危機感は抱きつつも目の前の仕事をこなすことに忙しく、「この業界にいても大丈夫なのか?」「こんな経営者たちに付いていって大丈夫なのか?」という厳しい目を会社に向けずにいるサラリーマンであふれているのが日本。
  • イノベーションのチャンスは、会社や上司から与えられるものではない。
  • 大切なことは、自分の立場にかかわらず、当事者意識を持って、仕事をすること。つまらない仕事や無駄な作業が多いと思うのであれば、堂々と反対意見を表明すべきだし、ダメな上司にたてつく度胸が必要。
  • どんなポジションにあっても、会社がどの方向に向かうべきかを真剣に考え、そこで自分ができること、すべきことを精いっぱいすべき。「長い物には巻かれろ」「出る杭(くい)は打たれる」という思考でいる限りは何も変わらない。目立つこと、他人と違う行動を取ることを恐れていては、何も新しいことはできない。