アスリートのことばには、チカラがあります。
夢を叶えるため、日々さまざまな困難と向き合い、闘い続けるアスリートたち。
そのことばは、スポーツの枠を越えて私たちの心に響いてきます。
東日本大震災の発生から1年後、2012年のセンバツ高校野球開会式。
宮城・石巻工業のキャプテンは、選手宣誓のことばに復興への思いを込めました。
“人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくてつらいことです。
しかし、日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、
その先に、必ず大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔。
見せましょう、日本の底力、絆を”
プロ野球と大リーグで活躍したイチロー。引退会見で子どもたちへ送ったメッセージは、
困難に立ち向かってきたからこそのアスリートのことばでした。
“自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、
それに向かってエネルギーを注げる。それを早く見つけてほしい。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも向かっていくことができる。
壁が出てくると諦めてしまうことがあると思うので、いろいろなことにトライして、
自分に向くか向かないかよりも、好きなものを見つけてほしい”
困難は時に思わぬかたちで現れます。
2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に拡がり、多くの人が、先の見えない不安を感じています。
この特別サイトは、さまざまなアスリートのことばを集めました。
そのことばは、わたしたちに多くのことを語りかけてきます。
今、アスリートのことばは、あなたにどう響きますか。