2021年12月27日月曜日

記事紹介|アスリートのことば

アスリートのことばには、チカラがあります。

夢を叶えるため、日々さまざまな困難と向き合い、闘い続けるアスリートたち。

そのことばは、スポーツの枠を越えて私たちの心に響いてきます。

東日本大震災の発生から1年後、2012年のセンバツ高校野球開会式。

宮城・石巻工業のキャプテンは、選手宣誓のことばに復興への思いを込めました。

“人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくてつらいことです。

しかし、日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、

その先に、必ず大きな幸せが待っていると信じています。

だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔。

見せましょう、日本の底力、絆を”

プロ野球と大リーグで活躍したイチロー。引退会見で子どもたちへ送ったメッセージは、

困難に立ち向かってきたからこそのアスリートのことばでした。

“自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、

それに向かってエネルギーを注げる。それを早く見つけてほしい。

それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも向かっていくことができる。

壁が出てくると諦めてしまうことがあると思うので、いろいろなことにトライして、

自分に向くか向かないかよりも、好きなものを見つけてほしい”

困難は時に思わぬかたちで現れます。

2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に拡がり、多くの人が、先の見えない不安を感じています。

この特別サイトは、さまざまなアスリートのことばを集めました。

そのことばは、わたしたちに多くのことを語りかけてきます。

今、アスリートのことばは、あなたにどう響きますか。

アスリート×ことば|NHK