今日(07/10)は記憶に残る一日になりました。北部九州の豪雨、そして痛ましい災害や犠牲についての報道は既にご存じのことと思います。
福岡では、未明、とどろく雷の音とたたきつける雨音が続き、十分な睡眠をとることができませんでした。早朝には、線状降水帯が発生し、豪雨が続きました。
いつもの時間に起床し、ネットでTV報道を見ながら、出勤の準備をするも、電車やバスは運行見合わせ、高速道路も通行止めとなり、雨が小康状態になったタイミングで車を発進させました。
通勤は山越えコース。途中、山中でがけ崩れ(あとで知りました)のため迂回路へ。迂回路は、途中、ところどころ山肌が道路に崩落、3分の1ほどの道幅を低速でおそるおそる通過できるほどで、時折山から滝のような水が噴き出し、道路は急流の川のようでした。
山道に並行して流れる川は、いつもの姿がわからくなるほど増水かつ怒り狂っており、ハンドルを切り損ねた瞬間、飲み込まれて粉々になりそうな勢いでした。
約1時間ほどの緊迫した時間をようやく逃れ職場にたどり着きました。自然の恐ろしさ、水のすさまじい力を改めて思い知らされた朝の通勤でした。
今回の豪雨で犠牲になられた方のご冥福及びご回復、被災された方々の一日も早い復興を心からお祈りいたします。