しかしながら、天下り問題は根深く、これまで切れ目なく繰り返され、私たちを大いに失望させてきました。かくゆう文部科学省自身が天下り問題の歴史をつくり続けています。
このブログで取り扱った天下り問題にはどのようなものがあったのだろうと思い、”天下り”というキーワードで検索してみました。
このたびの文部科学省の天下り問題で、”天下りの下地”として指摘されている「文部科学省出身者の国立大学への出向問題」についても、何度か取り上げていました。
このようなことがいつまで続くのか、もはやあきらめの境地ではありますが、文部科学省も、そして国立大学自身も、そこはやはり税金で飯食っている”公僕”というあるべき姿に立ち返った国民目線の大胆な人事制度改革を断行してほしいと切に願うものです。
過去記事”天下り”をご紹介(今回の文科省問題関連記事を除く)しましょう。
- 随意契約-天下り-不正 11月 12, 2007
- 税金の無駄遣い 11月 14, 2007
- 山形大学の取り組み(2) 1月 11, 2008
- 求められる大学教員の倫理観 1月 25, 2008
- 食いものにされているのではないか文教施設予算 4月 28, 2008
- 問われていますよ、医学系教員のモラル 5月 12, 2008
- 求められる管理職像-2 12月 04, 2008
- 契約の適正化 1月 10, 2009
- 大学と、いわゆる「渡り」 2月 23, 2009
- 行刷会議が始動、国立大もねらわれた 10月 24, 2009
- 国立大学の命運やいかに(続編) 11月 26, 2009
- 格差社会、もう少し何とかならないものか 1月 05, 2010
- 学長の権限とリーダーシップの活かし方 1月 06, 2010
- 国立大学法人の在り方の検証 1月 18, 2010
- 公益法人仕分け 徹底した切込みを 5月 11, 2010
- 実りある大学評価とするために 5月 12, 2010
- 必読! 熟議カケアイ:文科省からの出向人事の問題点 6月 13, 2010
- いつまで続く国の人事介入 7月 21, 2010
- 再事業仕分けの功罪 11月 20, 2010
- 大学のヒエラルキー 1月 29, 2011
- 気持ちはわかるけど、人間としては言語道断! 4月 16, 2011