明治以来の富国強兵をもとにした日本の教育制度がようやく変わろうとしている。
これは、ITやAIによって大変革を迫られているビジネス界からの要請もあったという。
しかしながら、未だに親や教師の世代には、旧来の価値観を是とする人たちが多くいる。
一流企業に内定したのを蹴(け)って、まだ小さなベンチャーに入ろうとする子どもを止めるのは、たいてい親だからだ。
「20分より先の未来を考えるなど時間の無駄だ」(ジェフ・ベゾス)
一寸先も分からないようなこの大変化の時代は、前例踏襲が得意な「記憶再生能力」の高いだけの旧来型の官僚タイプの人たちが役に立つわけがない。
自分の頭で考え、発想し、その場で即応できる自律型の「行動できる人」でなければ、これからの大変化の時代を生き抜くことはできない。
自分で考えて行動できる子どもを多く輩出(はいしゅつ)する国でありたい。
自分で考えて行動できる子ども |人の心に灯をともす から