2021年6月28日月曜日

コロナ関連情報 2021/06/28

ワクチン職域接種 一時休止 河野大臣 来週中に考え方示す方針|NHKニュース

申請が、首都圏や近畿圏など都市部の企業に集中しているとしたうえで「自治体の接種と職域接種の分布状況をまず把握し、申請内容の精査を進めたい。来週中には『こういう考え方でいく』ということを示したい」と述べました。

また、河野大臣は、若い世代への接種をめぐり「高齢者と比べて『様子を見ています』という人の割合が増えるので、今後、予約が埋まらなくなる可能性もある」と指摘し、SNSなどを活用して接種を呼びかけていく考えを示しました。

日本国内のワクチン接種状況 副反応の情報 新型コロナウイルス|NHK特設サイト

日本国内でも2021年2月17日に始まった新型コロナのワクチン接種。これまでの接種回数や副反応の情報をまとめています。

ワクチン接種ミス 139件確認 使用済み注射器使用など 厚労省|NHKニュース

今月16日までに、全国で行われた2300万回余りの接種のうち、接種間隔を間違えたり、誤って生理食塩水だけを注射したりするミスが合わせて139件確認されたということです。

このうち70件は、すでに使用した注射器を別の人に使用したり、ワクチンの有効期限が切れていたりと、重大な健康被害につながりかねず、23件は血液感染を引き起こすリスクもあったということです。

厚生労働省は、報告されたミスの概要を自治体に周知したうえで、使用した注射器は速やかに廃棄するなど、再発防止を徹底するよう呼びかけています。

ワクチン供給支える冷凍庫 お荷物事業に訪れた転機は|朝日新聞デジタル

風向きが変わったのは、11年に国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に置く冷凍庫を宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注したときだ。2台だけの受注では利益は出ないが、同年に社長を継いだ重明は技術陣の士気を保ちたかった。14年2月期に事業が初めて黒字化したものの、低空飛行は続いた。社長と役員が欧米を飛び回って営業したが、大型の受注にはつながらなかった。

新型コロナの感染拡大で厚労省に冷凍庫を売り込みに行ったが、すぐには決まらなかった。小型(幅69センチ、奥行き35センチ、高さ46センチ)で重さも16キロ。据え置き型を供給するメーカーは何社もあったが、持ち運び型は珍しく厚労省が5千台を発注。武田薬品工業からも5千台を受注した。

だが納期に間に合わせるには当初の10倍、月4千台を生産する必要があった。倉庫にあった家電の在庫を運び出し、検査などのスペースを確保。家電の組み立ては外部委託した。従業員300人の会社に燕三条地域の協力企業から50人を招き、部品の生産も依頼。厳しい納期を守った。

21年2月期は1・6億円の最終黒字(前年は1・3億円の赤字)に転換。鳴かず飛ばずの事業が特需で会社を救い、ワクチン接種という国家事業の一助となった。今も地方自治体からの問い合わせが増えている。