「龍となれ 雲おのずと来たる」
『人生に対して覚悟を決めること。
覚悟を決めない限り、真の人生は始まらない。
先哲は繰り返しこのことを説いている。
沖縄の漁師が言ったという。
「遠洋の漁場に出ようと決めると、風が起き、帆がざわめき、波が立ってくる。だが、まだ覚悟が決まらない船には風が起きんのよ」
人生もまた然(しか)りである。』
まず、覚悟を決め、行動する。
行動する人には、必ず応援者や支援者が現れる。
また、「徳は孤ならず、必ず隣あり」という言葉が論語の中にある。
徳ある者は決して孤立することなく、助けてくれる人や協力者が必ず現れる、と。
「人間各々の価値はその人が熱心に追い求める対象の価値に等しい」
今、何を追い求めているのか。
めざすものは何なのか。
つきあっている友は誰なのか。
「其の人を知らざれば、其の友を見よ」(論語)
友人を見れば、その人の人柄、すなわちレベルが分かるということ。
お釈迦さまの言葉に次のようなものがある。
《すべてがあなたにちょうどいい》
『今のあなたに 今の夫がちょうどいい。
今のあなたに 今の妻がちょうどいい。
今のあなたに 今の子供がちょうどいい。
今のあなたに 今の親がちょうどいい。
今のあなたに 今の兄弟がちょうどいい。
今のあなたに 今の友人がちょうどいい。
今のあなたに 今の仕事がちょうどいい。
死ぬ日もあなたにちょうどいい。
すべてがあなたにちょうどいい。』