アドバイスをしたがる人を「アドバイス・モンスター」という。
それは、「教えたがる人」「助けたがる人」「コントロールしたがる人」だ。
その元にある心理は「自分は他人より優れている」というものだ。
もっと自分の方が、「経験がある」「年上だ」「頭がいい」「自信がある」「勉強している」・・・等々。
他の人には「足りない点がある」「未熟だ」「効率性が足りない」「勇気がない」「発想が足りない」「頑張りが足りない」と。
つまり、他の人たちは「不十分だ」と言っている。
アドバイスよりもっと大事なことは「相手に関心を持ち続けること」。
それは、好奇心を持ち続けること。
そして、的確な質問を相手に投げかけること。
たとえば、「何か気になっていることはありますか?」「何をしたいですか?「どんなことを望んでいますか?」「何をやめますか?」「私にできることはありますか?」「今回の話で、どんなことが大事だと思いましたか」・・・。
「アドバイス・モンスター」という言葉を胸に刻みたい。