百人のうち
九十九人に誉めらるるは、
善き者にあらず。
武田 信玄
別の言葉では、「人は自分に賛成してくれる探す」のあるように、
基本的には自分のことを肯定してくれる人を求め安心したくなりますが、そればかりでは成長がなく、やはり自分のことを思って注意・箴言を言ってくれる人が必要でしょう。
そして、それは年齢や立場が上がれば上がるほどなおさら。
だからこそ自分を戒めるための環境を作ることや、古典に学び常にわが身を振り返ることが大事ですね。
今、自分に注意を言ってくれる人がいる=自分のことを表面だけでなく、本気で接しようとしてくれている人に感謝せずにはいられません。
なによりも、この言葉が権力者であった武田信玄の言葉であることに重みを感じます。
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